こんにちはー、ゆるふわにオーディオしているすのーです。
今回は「HiFiGo」からPR依頼の『Tanchjim LUNA』のファーストインプレッションと雑レビューです。・・・が、今日はドングルDACがXにトレンド入りする凄い日でしたね・・・w。今回も蛇足的な雑記が多いのでTanchjim LUNAの評価だけ見たい人は目次から飛んでくださいw
- Tanchjim LUNAとは
- LUNA最大のセールスポイント
- 音について◎
- 音以外 ー (ここから箇条書き)
- SPACE、SPACE LITE、Snowy Nightとの比較写真
- まとめ
- APPENDIX
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Tanchjim LUNAとは
ドングルDAC市場について
Tanchjim が発売したドングルDACなのですが、中華ドングルDACはまさに戦国時代の様相で同じような仕様のDACアンプがメーカー各社から出ています
実際のところ、同じOEM元がいるのではないか?とか、設計した技術者が渡り歩いているのでは?などあまりにも同じような仕様が乱立しており、同じ音なのではないか?などいう噂が一時期はありました
実際のところDACチップにアンプが内蔵されているものがあるため、似たような音のものも多いのですが、実際に聴いてみるとどのアンプも別の音がします
また、スマートフォンにさして使う層がDAPを買っていた層から移動したのか、売り上げも上々な様で、どのドングルDACもそこそこにユーザーが付いており、好評です
実際にXのアカウントでも新規層はDAP使っている人よりもドングルDACだけを使っている層が多い様に思います。
前世代、SPACEの立ち位置

LUNAはTanchjim が発売しているドングルDACでは3世代目と言ってよい商品になっています。最初に発売されたSPACEは昨年ドングルDAC市場が湧いた時期に後発として発売されました。
これまでドングルDACは非力なイメージが強く、あまり音が良くないイメージが先行していたのですが、昨年はそのイメージを覆すように高SN、高THDなど数字を引き連れて、普通のポーターブルアンプに負けていないイメージづくりに成功しました
実際のアンプはそのようなTHDやSNだけで表せないだけでなく、このようなドングルDACは高電圧かつ高インピーダンスの条件で測定した値になっており、小型のDACアンプに似つかわしくない使用条件なことが多いため、見かけだけの数字になりがちでした。しかし、ストリーミング時代でかつ端子が「USBC」に統一されつつある時代にマッチして急速に市場が形成されTWSに慣れていた層には「ドングルDACでも音が良い!」というイメージづくりに成功しました。
そのような時代の中でSPACEは発売されたのですが、イメージ戦略とスペックの良さがうまくかみ合ったためか一部の自作アンプ界隈では神格化された評価がされていたりします
音質も値段にしては素晴らしいと感じる一方で、上位のクラスを喰うほどでもなく、特段優れたスペックでもないので神格化するほではないとも思うのですが「艶やかな音色に堅実な解像度」1万円という適度に使いやすい価格、4.4mmと3.5mmの両方に対応しているというちょうど良さが魅力で、そこまで気にいる人もいるのもわかると感じます

スペック的なことを言えばCS43131を2基積んでおり、小さく使い勝手も良好です
サイズ的にはSPACEはその後に発売された水月雨MOONDROP DAWN PROのサイズ感に近く重さも酷似しています
ちなみに設計が近い可能性はありますが、CS43131は設計に癖が無いことが有名で、どちらかというとこのサイズ感で作ろうとすると設計が似てしまうということも多いかもしれません

ちなみにこのCS43131というDACですが巷ではDACにアンプ機能が内蔵されておりこの内蔵アンプを使わなければならず、CS43198の方はアンプが付いていないので自由に設計できると話があります
しかしMIAD01の設計について水月雨はこの説を否定しているようで、実際にチップが乗っているからといってそれを活かすように設計するかはメーカー次第だということなのだろうと思います
個人的にSPACEは昨年の群雄割拠したDACの中では中堅クラスで、現在も生き残るほど優秀でしたが、その後、3.5mm専用のSPACE LITEが出ました
個人的に3.5mmの音は個人的には余り好きではありませんでしたがメーカーも意識していたのかも知れません(ちなみに3.5mmの音がイマイチなのはDAWN PROも同じ傾向)
このSPACE LITE、 音はSPACEの3.5mmを超える下克上があるほどでしたが現在は終売しています
音は良かったのですが残念ながら3.5mmのアンバランスでこのような価格帯のDACが欲しいという需要が無かったんでしょうね💦
実際このような小型のドングルDACも4.4mmが付いたものが主流になりつつあり、オーディオファイルの主流は4.4㎜になったのだなと実感させられます
その様な状況下で待望の新作として登場したのがLUNAになります
LUNAの立ち位置
水月雨のDAWN PROがMOONRIVER2、MOONRIVER2 Tiの廉価版という位置づけでしたが、そのラインナップと同じくLUNAもSPACEの上位機種という位置づけになるようです。

ライバルとなりそうなAFUL SNOWY NIGHTやDAWN PROなんかも一緒に書いていますが、こうして比べると突出して素晴らしいわけではないのはわかるかと思います。
LUNA最大のセールスポイント
私の認識しているLUNAの最大のポイントはこれです
すごくわかりにくいグラフであり説明だと思うのですが、簡単に言うと、通常使うことの無いような4V(爆音)でのTHDやSNの値だけでなく、50mVという実際に人間が使う音量での各種スペックがしっかりと記載されていることです

この値がどれだけ良い値なのかは正直ほかのドングルDACの数値が無いので比較が難しいのですが、公開できるほど自信があるというのは間違いないでしょう
尚、お気づきの方も多いと思いますが、大概機材のスペックで記載してあるSNやTHDって普段ユーザーが使わないような爆音で測っているいるので、ほぼ無意味な数値であることが多いです
これが、スペックはあてになるけれど当にならないの一つの答えでもあると思っています
LUNAの海外人気
ということで発売されているLUNA、どうやら中国本土では生産数が少ないのか、需要が想定より大きいのかはわからないのですが、通常版も含めて販売開始からしばらく品薄が続いていたようです(現在は少し落ち着いたようです)
スペック的にはSPACEからほとんど変化がないことから口コミなどで音の人気が良かったということなのかと思っていますが、個人的に届いて聴いた音色は人気も納得の音でした
音について◎

個人的にはSPACEで苦手だった部分が全部改善していたのでこの価格帯、このサイズ感では◎です(*'▽')つ
もちろんこれよりも大きいドングルDACや高いDACでは良い品はあるのですが音色とサイズと価格では個人的に必要なものが揃っている感じです。
具体的に一番SPACEで物足りなかったのは解像度で、どうしても音の細かさ表現の部分でA10Kクラスの域を出ていないのは気になっていた部分でした。音色の艶やかさや透明感などはTanchjim らしさがあったのですがその点がしっかりと強化されており、ボーカルラインが心地よい音色を出してくれますね(*'▽')。
音色としてはW型でボーカルライン、低音、高音ととてもわかりやすく良い感じのサウンドバランスに仕上げられています。
個人的にはこの価格帯でボーカルを楽器と調和させながら聴くならこれでいいじゃん!感があります。(*'▽')つ
vs SPACE
何処の家にでもあるiphone とNICEHCK F1PRO 4.4とKiwi ears KE4 でざっと比べてみたところ、LUNAはSPACEと同系統の音色と音場感でありながら音の解像度と滑らかさと余韻と立体感に優れてる感じです
3.5だけで比べるとはLiteのみ系統が違う音でしたが、LUNAではSPACEから大幅に良くなり4.4との差が少ないばかりか、音色もLite側に近づいた様に思います
ちなみにSPACEが優れている部分を敢えて上げると音の薄さによるすっきりとした音色の雰囲気でしょうか、
個人的にはSPACE との差額40$の価値は十分以上に感じられたと思います。
SPACEの余韻感が好きという方も多くこれで安いDAPなら不要かとも思うぐらいですが、LUNAを聴いた後だと個人的には余韻に対して解像度が追い付いていない様にも感じてしまい、LUNAの方が万能さを実感できました
というより使っていて良すぎて限定版も注文してしまいましたw

vs SNOWY NIGHT(以下SN)
ざっくりと比較してみましたが、SN方が音色の滑らかさと音の前後の厚みに優れるイメージですが、解像度ではLUNAが勝りますね
また、ボリュームが大きいときにはSNの方がスケール感が出やすく好印象でした。SNの方がややカマボコでLUNAの方が比べるとドンシャリでしょうか
空間表現的にLUNAの方が自然に感じる一方で、SNの音色と音場の調和感も良い味を出しているように思いますね
個人的にはLUNAの方が万人受けしやすいように思いますし、自分も好きな傾向です、SNは高級機の雰囲気を感じたい場合などの一点突破型のようにも思います
フィルタの違い
DAWN PROもそうでしたがとてもフィルタの変化に対する音色の変化が敏感なアンプになっています。やはりアンプ回路が近いことが影響しているのでしょうか
ボタン操作で変更するとわけがわからなくなるのでお勧めしませんが、アプリから変更してみると好きな音色に近づけられるかもしれません
アンプのHとA/Bの違い
ちなみにアンプのHとA/Bの違いは思ったよりも軽微な印象で、A/Bにすると消費電力は0.55Wに対して0.02Wほど増加するが体感発熱量はほぼ変化なしでした
音色についてはやや重心が下がって暗めになって音色の立体感が出る感じで、個人的にはA/Bの方が良いと感じましたが好みの範囲の差のレベルです
音以外 ー (ここから箇条書き)

iPhone15Pro, Xperia5iv、Xiaomi11T Proで使ってみたがXperia5iv以外は問題なく動作
・付属品は本体、CtoCケーブル、USB CtoA変換、日本語付きマニュアル
・本体の意匠や品質は良好で無駄の少ない美しいデザインだと思う
イメージとしては4Uの方と同じ系列のデザインで鏡面加工部分がある
・この鏡面加工部分は美しくキレイなのだが、どうしても傷がつきやすい💦

・ケースなども無く、傷が気になる人は要注意
・スペック的にはTruthear SHIOやAFUL SNOWY NIGHTなどがライバル

・付属のケーブルはSPACEシリーズと共通で丈夫でしっかりしている

・本体はサイズのわりには適度な軽さでSPACEより一回り大きく重くなったが使い勝手はほぼ変わらない
・ボリュームはスマホと非連動ボリュームで100段階程度の調整が可能で、オーディオ用として使い方をしっかりマニュアルにも記載してある(スマホのボリュームを大きくしてDAC本体ボリュームで音量を調整するように)
・android限定でアプリがあり、フィルタ5種類、アンプのABとHの切り替え、ゲインの切り替えが可能(初期状態はH *販促素材と異なる△)
・初期ロット?はマニュアルに書いてあるボリューム同時押でゲインが切り替わらない(不具合?)
・4.4mmジャックの品質はSPACEとほぼ同じでおおむね良好(DAWN PROやSHIOのようにガリガリしない◎
・消費電力は実用ボリュームで0.58W程度とCS43198系統ではかなり発熱が大きい
*ES9028系と比較すると普通程度
・再生中にUSBCジャックを引き抜いた時のノイズは基本的に皆無◎
・ホワイトノイズも皆無 1uVは伊達では無さそう◎
*なぜかXperia5ivでは曲間にノイズが乗ることがあったりUSBC挿脱ノイズがあったりするこいとがあったがスマホの再起動で改善(スマホ側の問題?)
・LEDなどが無く光が目立たないのは好印象だが、動作表示ができなくなったのはSPACEの方が優秀△
・動作は安定しており、HC2のように急に爆音になることはない
・アプリはiPhone、androidに対応とのことだが、iPhoneはアプリバージョンの問題か未対応(昔からTanchjim のiPhoneアプリは書いてある機能が対応されていない×)、androidはGoogle PlayStoreに未対応でマニュアルのQRコードから手動インストールが必要△(危険なアプリと警告がでまくり💦)
・指してからのアプリのDAC認識は少し遅いし、認識してからも動作がもっさりしているがバグはなさそう〇
2万円前後でビルドクオリティは高いが、若干爪は甘い
Tanchjim LUNA 通常版と限定版との違い
通常版16.1g
限定版17.7g
と限定版の方が10%ぐらい重いです
DAPなんかも筐体で音変えてたりしますがこれはちょいと影響あるかも知れないですね
レーザーでの装飾だけかと思いきや、肉厚の部材を使ってるのか、部品が多いのか、素材が違うのか……
次は消費電力 Xperia5iv AppleMusic
Dunu Davinch 4.4mm
Lgain Vol23 低遅延高速急降下 AB
同じ曲を再生した時の消費電力比較
通常版 約0.58W
限定版 約0.55W
何度試しても0.02Wほど限定版が消費電力が少ないが、ほぼ個体差のレベルの様に思う
ちなみSPACEは同条件で約0.35Wなので省電力性が良きです

限定版のLUNAとの実際の音の違いですがXperia5iv + Davinch + S&S の上記設定のままで聴く限り少し差がありますね
SPACEとの差を10とすれば3ぐらいなので価格なりの差でしょうか
耳を澄ませて聴き比べると限定版の方が余韻や響きに余裕があってウェットな音色になっています
音像の重心も少し低めです
逆に言えば通常版は明るく元気があってメリハリのあるサウンドとも言えます
SPACEとの差と違い解像度など価格直結しやすい要素にはほぼ差がないので好みの差と言っても良いかもしれませんが、確かに違いました
ちなみに個人的には限定版の方がスケール感や重厚感があるので好きな傾向ですね
ただ、これも聴くイヤホンによって変わるかもですし、Gainの設定やVol、フィルタ設定、アンプのH or ABの設定でも覆るレベルの差と思いました
どちらにしても、LUNAの限定版と通常版の音が違うというのは実感できたので、気になっている方やコレクターの方は両方買うと幸せになるかもしれません
個人的には限定版が音が良いと感じたのでこの価格差ならこちらの方がおすすめです(国内のAmazonでは発売されないそうです*おそらく契約の問題かと思います
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スタンド騒動について
海外からの購入で限定品を買うときの注意なのですが、日本と違う法律で動いているので、限定と言っていても増産される可能性があります。
これは本当に法律の違いとしか言いようがありません。逆に日本国内販売で限定数を決めたアクリルスタンドがあってその限定数を超えて販売されることはありません。
上記のAsano With Standのについては実際に付いてくるかは保証ができないのですが、付かない場合は紛争という手段がありますし、どうしてもという場合はチャットで確認して出荷してもらうことをおすすめします。
SPACE、SPACE LITE、Snowy Nightとの比較写真

比較するとほぼ同じ大きさですがケーブル、本体のLEDなどSnowy Nightの方が一回り高級感があります。
SPACEと比べるとUSBの差し込みの深さが違いますね
ケーブルは同じ
ボタンは同じですね
高さは同じですが幅が違います
逆側
一回り大きいです
まとめ
ということで、Xで結構書いてしまったので取り留めのない纏め方になっていますが、追加で限定版を2セット購入するぐらいには気に入った機種になりました(アクスタ目当て)。
細かい使い勝手や、サポート面、傷を気にする方には合わないかもしれませんが、必要十分の使いやすさと抜群の音質とコスパのバランスはかなり良い機種に感じました。個人的にはとても好みのドングルDACでした。
ちなみに、LUNAの日本発売に合わせてBlogの記事を書こうと思っていましたが、なんか最近のDC-ELITE騒動でDACについて書きたくなって書いちゃいました(*'▽')💦
APPENDIX
注意:動画、X(Twitter)ポスト等
*ファーストインプレッション(第一印象)なのでレビューと異なり多角的な評価はできていません。このため長期的に使ったり、使用条件が変わることで感想が変わるかもしれません
*PR品はいつもと同じ基準で書くことを条件に受けています、商品提供以外の報酬は一切受け取っていません
*本内容はXのポスト(Twitterのツイート)を再編集しております、はてなBlogは動画対応していませんので動画については下記リンクを参照ください<m(__)m>
まずは重さ、、、
— すのー🐈ゆるふわオーディオ日記™️ (@snow_el) 2024年9月18日
っていきなり結論出たかもしれんw
通常版16.1g
限定版17.7g
と限定版の方が10%ぐらい重いです
DAPなんかも筐体で音変えてたりしますがこれはちょいと影響あるかも知れないですね
レーザーでの装飾だけかと思いきや、肉厚の部材を使ってるのか、部品が多いのか、素材が違うのか…… pic.twitter.com/x0sIH7Sy0c
理由は覚えていないのですが元ポストを消してしまいまして、・・・ツリーの途中になっています。
購入リンク等
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