
今日の卦辞:山雷頤
艮/震
山雷頤
頤。貞吉。觀頤。自求口實。
頤は、貞しければ吉。頤を觀る。自ら口實を求む。
上卦が艮(山)で下卦が震(雷)。
下卦の強い動きが、上卦に止められています。
それは、顎の動きに似ています。
それで頤(おとがい)。
口は自らの身体を養うための飲食物を取り込むところ。
そこから、自らの心などを養うものを取り入れることも示唆します。
自分だけでなく、他のものを養うという見方もできます。
養うために取り入れるもの、与えるものが、それぞれ正しければ吉。
間違ったもので養おうとすると、よくありません。
易経と新井白蛾の「易学小筌」にある山雷頤の卦辞は以下の記事もご参照ください。
山雷頤の原文は以下のリンクから。
暮らしのヒント
身体を養うのであれば、なによりも栄養のあるものを取り入れないといけないですね。
ただ、気分が良くなるからといって、特定の栄養分だけを濃縮したようなものを過剰に摂取するのも良くない気がします。
バランスよく、必要な分だけ、身体に取り入れたいものです。
これは心を養うときにも同じ。
偏ったものばかりを取り入れると、心も偏っていきます。
バランスが大事。
インターネットのニュースやSNSのタイムラインは、その人が好むと判断された情報が多く配信されるようになっています。
なので、ずっとインターネットやSNSに触れている人は、自然と与えられる情報が偏ってしまいます。
自ら探したものではなく、与えられた情報になってもいます。
与えられた情報から、さらに自分の好みのものを選ぶだけ。
その後は、さらに狭い範囲での情報になる。
それを繰り返しているだけですね。
バランスのよい学び。
それを意識することが大事です。
あるいは、暇つぶしをせず、暇な時間は、そのまま暇を感じて過ごす。
それで、何かに気づくこともあります。
