エドワード・ヤンと『牯嶺街少年殺人事件』
1991年の初公開から25年、そして
エドワード・ヤンの死後10年。『牯嶺街少年殺人事件』が再公開された。今なお瑞々しさを失わない本作の魅力とは――?
【再録】
エドワード・ヤン、語る 聞き手:
梅本洋一 1991年10月
悪魔に委ねよ
大和屋竺 1992年「
映画芸術」365号
一つの命が生まれ、一つの命が去る それだけを語り、彼は旅立った
暉峻創三 2007年「
キネ旬」
【寄稿】
深作健太 少年は、誰を殺したのか
山下敦弘 エドワード・ヤンの完璧な演出のこと
七里 圭 はじめから終わりが見えていたのかもしれない
安藤 尋 『牯嶺街少年殺人事件』覚書
大森立嗣
エドワード・ヤンのこと
相澤虎之助 稲妻とともに
三島有紀子 東京の街を有るきまわって朝まで家に帰れなかった
富田克也 追悼
エドワード・ヤン、再び
本調有香 あなたの時間の使い方が大好きです
荒井美早 二人の台湾
小野沢稔彦 台湾の不良少年が暴く帝国日本の影
【対談】
中原昌也☓
樋口泰人 最初に公開されたとき ただ黙って8時間、見続けていた日がありました
富田克也☓
樋口泰人 『牯嶺街』の息遣いが『サウダーヂ』や『
バンコクナイツ』の細部に
メイ・フォン☓ヤン・ユエイン☓モウ・ジョン
鈴木清順をめぐって
山根貞男+上野昂志+
藤井仁子+
荒井晴彦
自身にまつわるさまざまな喧騒をよそに飄然と映画を作り続け、飄然とこの世を去った
稀代の人を私たちはいかに送ればいいのだろう
新作インタビュー『いぬむこいり』
監督
片嶋一貴 語り継がれる物語をなぞるように人は生き、絶えず再生への道を探ってきました
主演
有森也実 周りに嘘がない環境は役者としてありがたいんです
撮影
たむらまさき 小さなデジタル、大きな作品。それでいいんです
脚本
中野太 第三章に僕の思いはあります
新作レビュー
『
いぬむこいり』
安藤礼二 歴史と神話が拮抗する場
『美しい星』
足立正生 この危機に、私も異星人になりすませるだろうか?
『
夜空はいつでも最高密度の青色だ』山嵜高裕 いいこと?
『
パーソナル・ショッパー』
青山真治 在ることの不確かさ、在らざることの触感
『
夜に生きる』『
ドッグ・イート・ドッグ』
上島春彦 現代
アメリカ映画にとって
ミソジニー(女嫌い主義)がもたらす不自由とは
『セールスマン』
小川智子 憎しみは拡散せず、
入れ子となって
〈連載〉連続斗論21 西部邁☓寺脇研☓佐高信☓荒井春彦
マーティン・スコセッシ『沈黙-サイレンス-』をめぐって
〈連載〉魚住桜子 『ありがとう、トニ・エルドマン』マーレン・アデ監督インタビュー
〈連載〉サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
「顔」がドキュメントの急所となる
私の映画史 歌謡映画
大林宣彦 佐藤千穂
佐伯俊道 大野直竹 千浦僚 渡辺葉子
堀内恭
上島春彦 川口敦子
中村征夫 長谷川法世・悦子
渡辺武信
松原信吾 河村雄太郎
寺脇研 稲川方人
映芸ジャーナル
T2
トレインスポッティング/カフェ・
ソサエティ/午後8時の訪問者/光と血
僕と
カミンスキーの旅/武曲 MUKOKU/ろんぐ・ぐっどばい~探偵 古井栗之助~
菊井崇史 桝
田豊 大沢愛 大久保渉 武隈風人 辻秋之 磯田勉
追悼
渡瀬恒彦 佐伯俊道 恒さんと僕の「顔を合わせない」交流記
持永昌也 安藤 尋 あなたが出会わせてくれたから
Book Reviews
尾原和久 河野通和「言葉はこうして生き残った」
井坂洋子 山本健一「劇作家
秋元松代――荒地にひとり火を燃やす」
女池 充
ゲイ・タリーズ「覗くモーテル 観察日記」
井上淳一 伊藤浩志「復興ストレス――失われゆく被災の言葉」
〈その他連載〉
大木雄高「LADY JANE」または下北沢周辺から
韓米★映画合戦
荒井晴彦☓
寺脇研
わたなべりんたろう 日本未公開傑作ドラマ紹介
荒井晴彦ノート