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映画「ザ・モンキー」レビュー:スティーブン・キング原作と思ったらまさかの…【ネタバレあり】

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映画「ザ・モンキー」レビュー:スティーブン・キング原作と思ったらまさかの…【ネタバレあり】

どうも!オラ吐瀉夫!

皆さん、映画見てますか?僕は最近、映画館に足を運ぶ機会が増えました。やっぱり大画面で観る映画って、家で観るのとは全然違う臨場感があっていいですよね。

さて、今日は最近観てきた映画の感想をぶちまけていこうと思います。その映画とは…スティーブン・キング原作の最新ホラー映画「ザ・モンキー」です!

 

あのスティーブン・キング原作!期待値マックスだったのに…

期待を胸に・・・

もうね、スティーブン・キング原作って聞くだけで、僕の心は踊りまくるんですよ。だって、あの『IT』とか『シャイニング』とか、数々の名作ホラーを生み出してきた御大ですよ?そりゃあもう、期待値はマックスで映画館に乗り込みましたよ。

今回の「ザ・モンキー」の原作は、 スティーヴン・キングの1980年の短編小説『猿とシンバル』で短編小説集『骸骨乗組員(Skeleton Crew)』に収録されています。

 

 

僕、昔からキングの短編が大好きで、特にこの『骸骨乗組員』も所持してますし、あの映画『ミスト』の原作もこれに収録されているから思い出深い一冊です。

懐かしいな〜。あの頃はまだ胃もたれとは無縁の生活を送ってたんすけどね…。ああ、記憶を消してもう一度『ミスト』を見たいw

 

  • トーマス・ジェーン

 

で、この「ザ・モンキー」なんですけど、ストーリーは至ってシンプル。主人公の双子の兄弟が、亡くなった父の遺品から不気味な太鼓を叩くおもちゃの猿「ザ・モンキー」を見つけるところから物語は始まります。この猿が太鼓を叩くたびに、身近な人が死んでいく…という、まぁ、いかにもホラーな設定です。


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予告編もめちゃくちゃ怖そうでしたよね。「きゃー!お猿が太鼓叩いてるー!誰か死んじゃうー!」って感じで、僕はもう椅子に座る前からビクビクしてました。

 

ちょっと思ってたんと違うんだがwww(ネタバレあり)

あれ!?違うかも?

さて、ここからが本題です。ネタバレありなので、まだ観てない人はブラウザバック推奨です!

映画の冒頭、まさに「おもちゃの猿が太鼓を叩くたびに人が死ぬ」というホラー展開が繰り広げられます。これこれ!僕が求めていたのはこれだよ!って感じで、心の中でガッツポーズしてました。

しかし、やったらグロい!笑

 

ところがね…物語が進むにつれて、僕の頭の中には「あれ?なんか違うぞ?」というクエスチョンマークが浮かび始めました。

 

そう、この映画…まさかのシュールなコメディだったんです。

 

え?ホラーじゃないの?って思いますよね。僕も思いました。

もちろん、ホラー要素は随所に散りばめられています。

不気味な猿のビジュアルとか、太鼓の甲高い音とか、人が死ぬときのショッキングな描写とか。

 

でも、物語の核にあるのは、このおもちゃの猿にまつわる家族の因縁、そして主人公の兄弟が過去のトラウマと向き合い、それを乗り越えていく姿なんです。

 

いや、乗り越えても死ぬんですけどね。

 

個人的には、ここ数年で一番「ちょっと思ってたんと違った映画」でしたねwww

ホラー映画を観に来たつもりが、いつの間にかシュールなコメディに引き込まれていて、「こっちのベクトルの映画だったかー」と思いながら映画館を後にしました。

なんかおもてたんとちがった

もちろん、これは悪い意味ではないんですよ。キング作品って、ホラーの皮を被った人間ドラマが多いじゃないですか。『シャイニング』も閉鎖空間での家族崩壊の話だし、『IT』も子供たちの成長と友情の物語だし。そう考えると、この「ザ・モンキー」も、まさにキングらしい作品なんだなと、鑑賞後に改めて感じました。

 

映画レビューサイトの「映画.com」や「Filmarks」のレビューを見てみても、僕と同じように「思ってたのと違った」という感想は結構ありました。特に「不気味だけど、そこまで怖くない」という意見が多かったですね。

 

ホラーとしての怖さを期待して観に行くと、肩透かしを食らうかもしれません。でも、ヒューマンドラマとして観ると(観づらいけど)、非常に深みのある作品だと思えないこともないような。

 

「恐怖」とは何かを考えさせられる、キング流の「ヒューマンドラマ」

頭を捻りましたね・・・

この映画の「怖さ」って、いわゆる「ビックリ系」や「グロい系」とはちょっと違うんですよね。

 

僕が感じたのは、「得体の知れないものに対する恐怖」と、「過去のトラウマに縛られる人間の怖さ」です。

 

おもちゃの猿「ザ・モンキー」は、ただの呪いのアイテムではありません。それは、主人公の兄弟が抱える過去のトラウマそのものを具現化した存在として描かれているように感じました。猿が太鼓を叩くたびに、彼らは過去の悲劇を思い出し、再びその恐怖に苛まれるんです。

 

物語のクライマックスでは、主人公たちがこの猿と向き合い、過去の悲劇を乗り越えようと奮闘します。その姿は、ホラー映画でもあり、ヒューマンドラマ作品でもある。

 

僕たちの人生にも、多かれ少なかれ「ザ・モンキー」のような存在ってありますよね。過去の失敗とか、忘れられない辛い出来事とか。それらが時折、僕たちの心を蝕んでいく…。

 

キングは、そんな人間の心の闇を、ホラーというフィルターを通して見事に描き出しています。今回の「ザ・モンキー」は、まさにその真骨頂と言えるでしょう。

 

過去と向き合い、乗り越えていく主人公たちの姿を見て、色々と感じるものがあります。

家族との確執とか、昔のトラウマとか、乗り越えて解決しなきゃいけないものってありますよね。

 

【結論】ホラーとして観るもよし、ヒューマンドラマとして観るもよし。

スティーブン・キング作品だからと「ガチガチのホラー」を期待していくと、ちょっと戸惑うかもしれません。でも、「キングらしい人間ドラマ」を求めている人には、心に刺さる作品だと思います。

ぜひ、皆さんも映画館でこの「ザ・モンキー」を体験してみてください!

では、今日はこの辺で!胃もたれに負けず、また次の記事でお会いしましょう!