
どうも!映画って本当に素晴らしいですね!
映画ブロガーのとしゃおです。
さて、ついにこの日が来てしまったか…という感じですね。僕らの(?)ウォーレン夫妻の物語、その「最後」と銘打たれた作品、『死霊館 最後の儀式』を観てまいりました。
2013年の『死霊館』から始まったこのユニバース。スピンオフもたくさん生まれましたが、やはり本家本元のウォーレン夫妻、エドとロレインの物語が核ですよね。今作は時系列でいうと『悪魔のせいなら、無罪。』の後、1986年が舞台。夫妻が調査した最後の調査となった1986年ペンシルベニアでの事件をベースにしているとのこと。
過去作の流れはこちらを要チェック→:【見る順番は?】『死霊館』ユニバース全作の時系列と繋がりを徹底解説!【ネタバレなし】 - 映画の海の泳ぎ方:個人的映画備忘録
「最後」って言われると、ファンとしては「終わってほしくない!」という気持ちと、「どんな最後を見届けるんだ…!」という期待で胸がいっぱいになります。正直、観る前はちょっとおセンチな気分でした。
が、しかし。観終わった今の僕の感想は…「愛!愛!そして、まさかの睡魔!?」です(笑)。
今作も安定の面白さと怖さ、そしてシリーズの集大成にふさわしい「家族愛」が詰まった作品でした。というわけで、今回もアツく、そしてゆるっとネタバレありで備忘録を綴っていきたいと思います!
※以下、ガッツリとネタバレを含みますので、未見の方はご注意ください!
- ついに完結?ウォーレン夫妻「最後の事件」の全貌(あらすじ)
- 愛の集大成!ウォーレン一家、アッセンブル(ネタバレ感想)
- 家族パートが長すぎ?耐えかねた僕の睡魔(笑)
- まさかの胡散臭さ!?実録映像と「死霊館」ユニバースの功罪
- 映画を10倍楽しむ!『死霊館』のヤバい(?)トリビア3選
- まとめ:ありがとうウォーレン夫妻!愛の集大成でした!
ついに完結?ウォーレン夫妻「最後の事件」の全貌(あらすじ)
まず、本作が偉いなと思ったのは、「最終章!」と煽りつつも、シリーズ初見さんにも意外と優しい設計になっていた点です。冒頭、ウォーレン夫妻の娘であるジュディの誕生にまつわるエピソード(というか呪いの因縁)が丁寧に描かれます。
時は1986年。ウォーレン夫妻は、前作『悪魔のせいなら、無罪。』の激闘(と裁判)の疲れもあってか、ほぼ引退状態。エドは心臓も弱っていて、講演活動こそすれ、現場での「悪魔祓い(エクソシズム)」からは距離を置いていました。
そんな中、夫妻をずっとサポートしてきたゴードン神父が、ペンシルベニア州のある家族(スマール家)からのSOSを持ってきます。「呪いの鏡」を手に入れてしまったせいで、家がとんでもないことになっている、と。しかしエドは「もう引退した」と断ります。
諦めきれないゴードン神父は単身スマール家に向かいますが、悪魔の力は強大すぎました…。なんと神父は自ら命を絶つという最悪の結末を迎えてしまいます。
この悲劇を知ったウォーレン夫妻。特に、母ロレインと同じく強い霊能力(透視能力)を持つ娘のジュディは、神父の死とスマール家の危機を強く感じ取り、「自分が行くしかない」と決意。両親の制止を振り切り、恋人のトニーと共にペンシルベニアへ向かいます。
娘を追って、結局は現場に引きずり出されるウォーレン夫妻。そう、今回の事件は、ジュディの誕生時にかけられた呪いと深く繋がっていたのです。悪魔の狙いは、ウォーレン家の血筋、特にジュディでした。
こうして、ウォーレン夫妻の「最後の儀式」は、娘ジュディを含めた一家総出での最終決戦へと発展していくのです…。いやー、あらすじ書いてるだけでもうアツい。呪いのアイテム、マジでメルカリとかに出しちゃダメ、絶対ww
愛の集大成!ウォーレン一家、アッセンブル(ネタバレ感想)

今作のテーマ、それはもう「家族愛」、これに尽きます。
これまでのシリーズでも夫妻の絆は描かれてきましたが、今作は娘のジュディがガッツリとメインストーリーに関わってきます。『アナベル 死霊博物館』ではお留守番(というか大変な目に遭ってた)だったジュディが、成長して、両親の力を受け継ぎ、共に戦う姿は胸アツでした。あの頃のマッケナ・グレイスたん可愛かったね…。今回のジュディ役はマッケナ・グレイスではなくミア・トムリンソンさんです。
ロレインはこれまで、娘を「普通」の人生から遠ざけないよう、その能力を抑え込もうとしてきました。でも、今作ではついに娘の力を認め、共に戦う道を選ぶ。この母娘の葛藤と共闘が、今作の人間ドラマの核ですね。
そして、僕が個人的に「おお!」っとなったのが、ジェームズ・ワン本人が登場していることの喜びです!
どこで出てくるかはお楽しみに…(笑)
彼が『死霊館』1作目を作ってくれなかったら、このユニバースは存在しなかった。彼が作り上げたこの世界観、その「登場」自体に、ファンとしては最大の賛辞を送りたいのです。(もちろん、監督のマイケル・チャベスも素晴らしい仕事でした!)
さらに、ジュディの恋人(婚約者)のトニー!
彼も最高でした。ただの巻き込まれ枠かと思いきや、超いい奴。彼がジュディのために「警官を辞めた」という事実がサラッと語られるんですが、これに僕は激しく納得しました。
命の重み、そして銃社会の危うさをズシリと感じるシーンで、あの退職理由は100点満点ですね…。僕もそうしますもん…。
ウォーレン夫妻、娘のジュディ、そして娘の婚約者トニー。まさに「ウォーレン一家、アッセンブル!」な展開は、最終章にふさわしいものでした。
家族パートが長すぎ?耐えかねた僕の睡魔(笑)

さて、肝心のホラー描写。これはもう「さすが死霊館!」の一言。
相変わらずのジャンプスケア(大きな音や映像でビックリさせる演出)の精度がエグい。心臓に悪い。「来るぞ、来るぞ…」と分かっていても、ビクッ!っとなってしまう。この伝統芸は健在で、映画館のあちこちで短い悲鳴が上がっていました。
ただ、今作は「最後」ということもあってか、かなり物量マシマシでしたね。悪霊のデザインも禍々しいし、過去の呪物(アナベルとか)のファンサービスもたっぷり。
複数の霊が登場するため、次から次へと怪奇現象が襲いかかり、休む暇がない。
…が、しかし。ここで正直に告白します。
僕、最後のクライマックス、少し長く感じて睡魔との戦いでした(笑)。
いや、面白かったんですよ!一家全員で悪魔に立ち向かい、ジュディとロレインの親子が逃げるのではなく、ついに立ち向かい打ち勝つ…!めちゃくちゃ王道で感動的なフィナーレだったんです。
(でも最初は逃げる、見ないようにするって教えてたから少し違和感)
ただね…この映画ロレイン夫妻のシーンと、被害者家族のシーンの往復が何度か続くんですよね。泣ける映画ですし、結構涙ボロボロなシーンもあったんだけど、家族パートは特にあまりホラーシーンがないので、そのあたりで、連日の仕事の疲れが出たのか、ホラー映画の緊張感とは裏腹に、僕のまぶたが「最後の儀式」を執り行おうとしていまして…。
ホラー映画で眠気を感じるって、ある意味すごい体験ですよね。それだけ、どこか「ウォーレン夫妻なら大丈夫」という安心感が、僕の中に根付いてしまっているのかもしれませんww
まさかの胡散臭さ!?実録映像と「死霊館」ユニバースの功罪

映画本編は、ジュディとトニーの未来を予見する「幸せなビジョン」をロレインが見る、という非常に感動的なラストで幕を閉じます。あー、良かった、ハッピーエンドだ…と。
エンドロールに入り、僕は感動の余韻に浸っていました。ありがとうウォーレン夫妻、ありがとう死霊館ユニバース…。
(だけど悪魔の正体は…なんだったの…。3人の霊とは言ってたけど…)
…と思っていたら!
エンドロールあたりで、ロレイン夫妻本人の実際の映像や音声が、これでもか!と多数登場するんですよ。例のスマール家の実際のインタビューとか。
これを見た瞬間、僕、感動の涙が引っ込んじゃって(笑)。なんというか、急に現実に引き戻されたというか、やや胡散臭さを感じてしまったんですよね(笑)。
いや、彼らが実在の人物で、実話ベースなのは分かってるんです。
でも、映画であれだけ美しく「愛の物語」として昇華させた直後に、あの生々しい(良くも悪くもオカルト研究家然とした)ご本人たちの映像ラッシュを食らうと、「あ、はい、そうでしたね…」みたいな、なんとも言えない気持ちになっちゃって。
これが「死霊館」ユニバースの功罪というか、魅力と紙一重の部分ですよね。
「実話」というフックで観客を引きつけ、極上のホラーエンタメに仕立て上げる。
でも、最後に「これ、マジなんすよ!」ってご本人登場されると、急にB級ドキュメンタリー感が顔を出すというか(笑)。
まあ、それも含めて「死霊館」らしさ!ということで、僕は愛あるイジりとして楽しませてもらいました。
映画を10倍楽しむ!『死霊館』のヤバい(?)トリビア3選
今作も「実話ベース」が売りですが、この「実話」の部分、どこまでホントなの?と気になりますよね。そこで、知ってると映画が(良くも悪くも)深く楽しめるトリビアを3つ、権威性のあるサイトから引用しつつご紹介します!
トリビア1:『最後の儀式』も「実話」だけど…結構ちがう?
本作は1986年の「スマール家事件」をベースにしていますが、物語の核となる「呪いの鏡」や「ジュディ誕生の因縁」といった部分は、映画的な脚色(フィクション)が強いようです。
Q1:『死霊館 最後の儀式』は本当に実話がベースなの?
引用元:死霊館 最後の儀式:ジュディはなぜ狙われたのか?その理由と背景を徹底考察|映三郎
A:ウォーレン夫妻が実際に心霊研究家として各地で事件を調査し、奇妙なアイテムを収集していたという事実を作品は参照しています。ただし物語の中心部分(呪いの鏡の力、ジュディ狙いの筋道など)は映画的脚色が強く加えられています。
まあ、映画ですからね!エンタメとして面白くするのが一番です。
トリビア2:前作『悪魔のせいなら、無罪。』の裁判、実際は「無罪」じゃなかった!
シリーズファンなら記憶に新しい、前作『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』。アメリカ史上初めて「悪魔のせい」で無罪を主張した「アーニー・ジョンソン事件」を描いていました。映画では、悪魔の存在を証明して無罪を勝ち取ったかのような雰囲気でしたが、事実はちょっと違います。
1981年11月、陪審員の15時間にわたる審議ののち、アルネは第一級傷害致死罪で10〜20年の懲役を言い渡される。
しかし、模範囚であったことからわずか5年で釈放。
デビーとアルネは1984年(服役中)に結婚。
引用元:【事実と比較】『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』モデルになった事件について詳細解説。当事者たちのその後は? - 探偵Lの映画ブログ
映画だと「悪魔のせい」が認められたみたいに見えましたが、現実はそう甘くなかったんですね…!
トリビア3:その「アーニー・ジョンソン事件」の遺族は、ウォーレン夫妻を非難していた
これが一番ヤバい(?)トリビアかもしれません。先ほどの「アーニー・ジョンソン事件」ですが、悪魔に憑依されたとされるデヴィッド・グラッツェル(少年)の家族(父と兄)は、後にウォーレン夫妻を強く非難しています。
一番最初に悪魔に取り憑かれたとされたデビッド・グラッツェル(当時11歳)の父と兄はこの(ウォーレン夫妻が関わった)「コネチカットの悪魔」を「完全な嘘」と言っています。
引用元:実際の裁判結果は?家族の主張は? 映画『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』 - note(フクイヒロシ(映画垢)さん)
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さらに、殺人事件が起きたすぐ後からこの事件を書籍化&映画化することを計画していたウォーレン夫妻のことをデビットの父と兄は不審に思っていました。
のちに「ウォーレン夫妻が利益を得るために家族が利用された」と訴えている。
うーん、これは…。僕がエンドロールの本人映像で感じた「胡散臭さ(笑)」と、ちょっとリンクしてしまう部分かもしれません。もちろん、真実は当事者たちにしか分かりませんが、こういう「側面」もあったということは、ユニバースのファンとして知っておいてもいい情報かなと思います。
(※当ブログは、特定の個人や団体を非難する意図はありません。あくまで映画の背景情報として紹介しています。)
まとめ:ありがとうウォーレン夫妻!愛の集大成でした!

というわけで、トリビアでちょっと現実に引き戻されつつも(笑)、映画『死霊館 最後の儀式』、総じて「ナイスなフィナーレ」だったと思います!
賛否両論あった(?)実話の「胡散臭さ」も含めて、このユニバースが描き続けてきたのは、邪悪な存在の恐怖と、それに対峙するウォーレン夫妻の「絆」、そして「家族愛」でした。
今作は、その愛が娘ジュディに受け継がれ、家族全員で困難を乗り越えるという、まさに集大成。ラストの「幸せなビジョン」は、ホラー映画でありながら、これ以上ないほどの希望に満ちたエンディングでした。
(まあ、僕の睡魔がクライマックスだったのは内緒ですがw)
本当に「最後」なのか?スピンオフは続くけどどうなるの?などこの先は分かりませんが、まずは一旦、エドとロレイン・ウォーレン夫妻の物語を見届けられたことに感謝です。
ホラーが苦手な人に「家族愛の映画だよ!」と勧めるのは…さすがに詐欺になるくらい怖いですが(笑)、シリーズファンなら絶対に見届けるべき一本でした!
いやー、映画って本当に素晴らしいですね!
それでは、また次の備忘録で!
もっとホラー映画見たい方はこちらでオススメのホラー映画してますので、どうぞ!