
どうも!映画って本当に素晴らしいですね!
映画『死霊館』シリーズの感動的なフィナーレを飾る『死霊館 最後の儀式』が、ついに10月17日より日本で公開されます。
※10/19更新:感想記事を書きました
『ソウ』シリーズで知られるジェームズ・ワン監督が総指揮を執り、超常現象研究家のウォーレン夫妻(パトリック・ウィルソン、ヴェラ・ファーミガ)が直面した恐るべき怪奇事件とその起源に迫る壮大なユニバース作品を振り返っていきます!
「作品が多すぎて、どれから観ればいいかわからない…」「時系列がごちゃごちゃで、話が繋がらない!」
そんなあなたのための、完璧なガイドです。この記事を読み終える頃には、あなたもウォーレン夫妻と共に、悪魔との戦いに身を投じたくなること間違いなし!ぜひ、最後までお付き合いください!
- そもそも「死霊館ユニバース」とは?
- どの順番で観るのが正解?「公開順」vs「時系列順」
- 【ネタバレなし】時系列で追う!各作品あらすじと繋がり
- 物語の核!実在の心霊研究家ウォーレン夫妻とは?
- もっと詳しく!死霊館ユニバース【衝撃のトリビア3選】
- まとめ:恐怖と感動が同居する、唯一無二のホラー体験を
そもそも「死霊館ユニバース」とは?

まずは基本の「き」から。皆さんは「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」をご存知ですよね?アイアンマンやキャプテン・アメリカといったヒーローたちが、同じ世界観の中でそれぞれ活躍し、時には集結する、あの一大シリーズです。
「死霊館ユニバース」は、そのホラー映画版と考えると分かりやすいかもしれません。これはシェアード・ユニバース(※)という形式をとっており、個々の作品が独立した物語でありながら、実は裏で深く繋がっているのが最大の特徴です。
※シェアード・ユニバース:複数の作品が、同じ架空の世界や設定を共有している作劇手法のこと。
そして、このユニバースを唯一無二の存在にしているのが、全ての物語が実在した心霊研究家、エド&ロレイン・ウォーレン夫妻が実際に調査した事件に基づいているという点。これがただの作り話ではないという「事実」が、僕たちの恐怖を何倍にも増幅させるんですよね…。
2013年に公開された『死霊館』の記録的な大ヒットを皮切りに、世界中で人気が爆発。今やシリーズ累計の世界興行収入は20億ドル(日本円にして約3000億円以上!)を突破し、あの『ソウ』シリーズに並ぶ「世界で最も成功したホラーシリーズ」の一つとして君臨しています。まさに、ホラー界のアベンジャーズ!
「死霊館」ユニバース全7作の累計世界興収20億ドル突破!
Fan's Voiceより引用
どの順番で観るのが正解?「公開順」vs「時系列順」
さて、ここが一番の悩みどころですよね。作品を観る順番には、大きく分けて「公開された順」と「物語の時系列順」の2つがあります。どちらにも良さがありますが、僕が断然オススメしたいのは…「時系列順」です!
なぜなら、このシリーズの最大の魅力は、全ての元凶である悪魔の誕生や、呪いの人形アナベルの起源など、物語の核となる部分が、後の作品で徐々に明かされていく構成になっているから。時系列順に観ることで、点と点が線で繋がっていくような、極上のミステリー体験ができるんです!
もちろん、「公開順」で観れば、作り手が意図したサプライズをそのまま楽しむこともできます。でも、死霊館ユニバースの深淵を覗きたいなら、ぜひ時系列順でチャレンジしてみてください。
死霊館ユニバース【時系列順】完全リスト
- 死霊館のシスター (2018年公開) [物語の年代: 1952年]
- アナベル 死霊人形の誕生 (2017年公開) [物語の年代: 1955年]
- 死霊館のシスター 呪いの秘密 (2023年公開) [物語の年代: 1956年]
- アナベル 死霊館の人形 (2014年公開) [物語の年代: 1967年]
- 死霊館 (2013年公開) [物語の年代: 1971年]
- アナベル 死霊博物館 (2019年公開) [物語の年代: 1972年]
- 死霊館 エンフィールド事件 (2016年公開) [物語の年代: 1977年]
- 死霊館 悪魔のせいなら、無罪。 (2021年公開) [物語の年代: 1981年]
※『ラ・ヨローナ 〜泣く女〜』(2019年)もユニバースの一部とされていますが、ウォーレン夫妻が関わる本筋との繋がりが薄いため、今回はリストから外しています。興味のある方はぜひ!
【ネタバレなし】時系列で追う!各作品あらすじと繋がり

ここからは、時系列順に各作品のあらすじと、他の作品との繋がりをサクッと解説していきます。核心的なネタバレは避けるので、まだ観ていない方もご安心を!
1. 『死霊館のシスター』(1952年)
全ての恐怖はここから始まった…。ルーマニアの修道院で起きた、あるシスターの不可解な自殺。真相を調査するために派遣された神父と見習いシスターが、そこで対峙するのは、この世ならざる邪悪な存在。
ユニバース最強の敵とも言われる悪魔「ヴァラク」の起源が描かれる、まさに原点の物語です。ラストシーンは、後のシリーズへと繋がる重要な伏線が…!
ロレイン役を演じるヴェラ・ファーミガの妹、タイッサ・ファーミガが主演でとても可愛くて素敵。
2. 『アナベル 死霊人形の誕生』(1955年)
『死霊館』で観る者を震え上がらせた呪いの人形「アナベル」。彼女(?)は、いかにして生まれたのか?この作品では、その忌まわしい誕生の秘話が語られます。ある人形師夫婦が幼い娘を亡くした悲劇と、その家に引き取られた孤児の少女たちを襲う恐怖。
アナベル人形に憑依したのはものの正体と、その呪いがどうやって受け継がれていくのかが描かれ、『アナベル 死霊館の人形』へと直接繋がっていきます。
3. 『死霊館のシスター 呪いの秘密』(1956年)
前作『死霊館のシスター』の続編。ルーマニアでの惨劇から4年後、フランスの寄宿学校で神父が謎の死を遂げます。再び姿を現した悪魔ヴァラクの恐怖と、それ立ち向かうシスター・アイリーンの戦いを描きます。
この作品で描かれる出来事が、後にウォーレン夫妻を苦しめる事件へと繋がっていく重要な物語です。『死霊館 エンフィールド事件』を観る前に、必ず押さえておきたい一作。
4. 『アナベル 死霊館の人形』(1967年)
時系列的には『アナベル 死霊人形の誕生』の後日譚。
ある若い夫婦が、妻へのプレゼントとして手に入れた一体のアンティーク人形。それが、あの「アナベル」でした。
カルト集団による襲撃事件をきっかけに、人形に宿る邪悪な存在が夫婦に襲い掛かります。『死霊館』の冒頭で語られる事件の全貌がここで明らかになり、ウォーレン夫妻がなぜアナベル人形を保管することになったのかが描かれます。
5. 『死霊館』(1971年)
記念すべきシリーズ第一作。コネチカット州に引っ越してきた一家を襲う、常軌を逸したポルターガイスト現象。
助けを求められたウォーレン夫妻が、その家に巣食う強力な悪霊との壮絶な戦いに挑みます。夫妻の深い絆と、悪魔祓いという仕事の過酷さ、そして彼らが保管する呪われた品々が集められた「博物館」など、ユニバースの基本設定がここで確立されました。
6. 『アナベル 死霊博物館』(1972年)
『死霊館』の直後、ウォーレン夫妻の自宅が舞台。
夫妻が調査で家を空けたある夜、娘のジュディとベビーシッターの少女たちが、あの「博物館」に足を踏み入れてしまいます。
そして、あろうことかアナベル人形の封印を解いてしまったことから、博物館中の悪霊たちが一斉に解き放たれる恐怖の一夜が始まります。さながら「ホラー版ナイトミュージアム」!
ウォーレン夫妻の娘ジュディを演じる主演は『ギフテッド』『ゴーストバスターズ/アフターライフ』『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』のマッケナ・グレイス。
特に『ギフテッド』も素晴らしいので是非見て欲しい。めっちゃ泣けます。
キャプテン・アメリカことクリス・エヴァンス演じる叔父に引き取られた孤独な天才少女との物語です…!
『ゴーストバスターズ/アフターライフ』はこちらでもレビューしてますので、気になる方はどうぞ!
映画「ゴーストバスターズアフターライフ」は子供が主役のハラハラ・ドキドキ・アドベンチャーで楽しかったぜ! - 個人的映画備忘録
7. 『死霊館 エンフィールド事件』(1977年)
『死霊館』の正統続編であり、シリーズ最高傑作の呼び声も高い一作。
今度の舞台はイギリス・ロンドン。シングルマザーの家庭で起こる、史上最も長く続いたとされるポルターガイスト現象「エンフィールド事件」にウォーレン夫妻が挑みます。
しかし、その事件の背後には、かつてルーマニアの修道院で猛威を振るった、あの悪魔「ヴァラク」の影が…。『死霊館のシスター』との繋がりが明らかになる、衝撃の展開が待っています。
8. 『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』(1981年)
これまでとは一味違い、法廷サスペンスの要素が加わった意欲作。
アメリカ史上初めて、「悪魔の憑依」を理由に無罪を主張した青年の殺人事件。その被告人を救うため、ウォーレン夫妻が前代未聞の裁判に挑みます。
悪魔の存在を法廷で証明するという困難なミッションの中で、夫妻は事件の裏に隠された邪悪な呪いの正体を突き止めていきます。
物語の核!実在の心霊研究家ウォーレン夫妻とは?

このユニバースのリアリティと説得力を支えているのが、主人公であるエド&ロレイン・ウォーレン夫妻の存在です。彼らはフィクションの登場人物ではなく、実際に数々の心霊事件を調査した、世界的に有名な超常現象研究家でした。
夫のエドはカトリック教会が唯一公認した非聖職者の悪魔研究家であり、妻のロレインは透視や霊視能力を持っていると自称していた。
引用元: Wikipedia - ウォーレン夫妻
エド・ウォーレン(1926-2006)は、独学で悪魔学を学び、警察の協力のもと数々の事件を調査。一方のロレイン・ウォーレン(1927-2019)は、幼い頃から持つ強力な霊視能力を使い、事件の真相を突き止める手助けをしました。彼らが調査した事件は1万件以上とも言われ、その中には「アミティビル事件」など、映画化された有名なものも数多く含まれています。映画で描かれる二人の深い愛情と絆は、現実の彼らの関係性に基づいているのです。
もっと詳しく!死霊館ユニバース【衝撃のトリビア3選】

本編を観た後だとさらに楽しめる、ちょっとマニアックなトリビアを3つほどご紹介します!
トリビア1:呪いの人形「アナベル」、実物は全然違う見た目だった!?
映画では、見るからに不気味な磁器人形(ビスクドール)として描かれているアナベル。しかし、ウォーレン夫妻のオカルト博物館に実際に保管されている本物の人形は、なんと…「ラガディ・アン」という布製のぬいぐるみなんです!
可愛らしい見た目に反して、引き起こした怪奇現象は本物。現在もコネチカット州にあるウォーレン夫妻の博物館に厳重に保管され、「絶対に触れないこと」という警告と共に、月に2回、神父による祈祷が行われているそうです。映画の不気味なデザインは、監督のジェームズ・ワンが「より視覚的な恐怖」を求めた結果の創作なんですね。
トリビア2:最強の悪魔「ヴァラク」、実は追加撮影で生まれたキャラクターだった!
『死霊館 エンフィールド事件』で初登場し、その強烈なビジュアルで世界を恐怖に陥れた悪魔のシスター「ヴァラク」。実は、あの姿は映画公開のわずか3ヶ月前に、急遽追加撮影で生まれたキャラクターだったというから驚きです。
当初、映画のラスボスはもっとクリーチャーらしい、角の生えた悪魔のデザインだったそう。しかし、監督のジェームズ・ワンが「ロレインの信仰心を揺さぶる、より冒涜的な存在」を求めた結果、シスターの姿をした悪魔というアイデアが生まれ、急遽デザインが変更されたのです。この土壇場の判断が、ホラー映画史に残る最恐のキャラクターを生み出したわけですね!
トリビア3:ロレイン役とシスター役の女優は、実の姉妹!
タイッサ・ファーミガとヴェラ・ファーミガって姉妹だったのか…知らなかった pic.twitter.com/EfGYyDcN09
— カケハタkakehata (@kakehata1988) 2023年3月31日
先述してしまっていますが、死霊館ユニバースを追いかけているファンなら、思わず「なるほど!」と膝を打つキャスティングの妙。シリーズの顔であるロレイン・ウォーレンを演じるのは、実力派女優のヴェラ・ファーミガ。そして、『死霊館のシスター』シリーズで主人公のシスター・アイリーンを演じているのが、タイッサ・ファーミガ。
そう、この二人は何を隠そう、21歳差の実の姉妹なんです!顔立ちがどことなく似ているのも納得ですよね。プロデューサー陣は当初、二人が姉妹であることを知らずにキャスティングしたそうですが、結果的にこの偶然が、ユニバース内の不思議な繋がりを感じさせる面白い効果を生んでいます。
まとめ:恐怖と感動が同居する、唯一無二のホラー体験を

いかがでしたでしょうか?
「死霊館ユニバース」は、ただ怖いだけのホラー映画ではありません。そこには、実際に起きた事件のリアリティ、悪と戦うウォーレン夫妻の愛の物語、そして巧みに張り巡らされた伏線と、映画ファンを唸らせる魅力が詰まっています。
今回ご紹介した時系列順に観れば、あなたもこの壮大な物語の虜になること間違いなし。今夜は部屋の電気を消して、ウォーレン夫妻と共に、悪魔との戦いに身を投じてみてはいかがでしょうか?(ただし、眠れなくなっても自己責任でお願いしますね!)
これらを見て、「最後の儀式」へ臨みましょう!
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それではまた、次回の映画でお会いしましょう!