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価格:1,980円 |
参考になった度:★★☆
元々医師薬剤師などの専門家向けに作られた「統合失調症薬物治療ガイドライン」というものを一般人向けに分かりやすくやさしい文体で記述した本です。
「初期」「再発・再燃時」「維持期、治療抵抗性」「その他」と、時期によって読むページが分けられているので、ひとまず該当する部分だけ読めばOK。
エビデンスによって推奨される薬物が記載されているので、このガイドをもとに主治医と話し合い、主治医の方針が異なる場合にはその理由について説明を受けるとよいとのこと。![]()
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【初発精神性障害に対して】
■好ましい抗精神病薬
・第二世代抗精神病薬が推奨される
■抗精神病薬の用量
・概ね添付文書の維持用量で効果が出ると考えられる
・リスペリドンは少量で治療した群と維持量で治療した群とで効果に差が見られない。一方で副作用は少量で治療した群の方が少ないことが報告されている
■効果を判定する最適な期間
・2~4週間までに約60%~70%で症状が良くなると考えられる
■再発予防効果における抗精神病薬の最適な治療継続期間
・少なくとも1年は続けることが強く推奨される(再発予防効果に関する科学的根拠がある。それ以上の期間についての信頼できる研究はない)