はじめに
『第十三回 関東バトレボオフ』で行なわれた『新旧GBA勢エキシビジョンマッチ』にて、レジェンドプレイヤーである桂馬さんと対戦させていただいた。
主催のすのーさんはじめ、推薦してくださったというビーンさん、実績も知名度もなにもない私のような若輩者とのエキシビジョンマッチを快く引き受けてくださったという桂馬さんには感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。
対戦の様子はこちら
オファーをいただいて
オフ会の3ヶ月程前にすのーさんから今回のお話をいただいた。対戦相手が桂馬さんであることや100人規模のオフ会で行なわれることなどを聞き「自分なんかで良いのだろうか」と不安になり、すぐに返事ができなかった。
しかし「こんな大舞台で対戦できる機会そうそうないだろう、このチャンスを逃したくない」と覚悟を決めて挑戦させてほしい旨を伝えた。
使用構築
今回使用した構築の詳細はこちらの記事にまとめた。
見せ合い
スイクンの対策をほぼ切っていたため、苦しい戦いになることを覚悟した。しかし思いのほかバシャーモが通しやすそうな構築だったため、立ち回り次第ではスイクンの突破も見込めそうな雰囲気はあった。
対戦前の持ち物、型予想は...
カビゴン@残飯
メタグロス@ラム
ヘラクロス@鉢巻
ラティオス@クラボorスプーン
ゲンガー@オボン
スイクン@カゴ
まずヘラクロスを鉢巻型と決め打ちし、麻痺を撒けるポケモンがラティオスぐらいしかいないためスイクンは一般的なカゴ持ちである可能性が高く、となるとカビゴンが残飯を持っていそう。ゲンガーが一般的なオボン持ちだと仮定するとメタグロスはラム、ラティオスはクラボか曲がったスプーンの可能性が高いと予想した。
構築記事にも書いた通り、桂馬さんは先制の爪を使わないという事前情報があったため、見せ合いの時点では一切予想に入れなかった。
1戦目
【選出】
まずスイクンを攻略しなければ勝機はない。ひとまずの狙いとして1戦目でスイクンの型を特定したい。吠える持ちだった場合はサンダーでしか突破できないが、「波冷凍瞑想眠る@カゴ」のような型であればこちらのスイクンでPP戦を仕掛けることができる。
スイクンの型が分からない1戦目ではミラーで対策するにはリスクがあるため、まずはどんな型だったとしても比較的戦えるサンダーを確定で選出することにした。相手のスイクンが冷凍ビーム持ちやみがまも型だった場合、2戦目以降はこちらもスイクンを選出する。
相手の構築にはこちらのバシャーモを止められるポケモンがラティオスしかいないため、確定で選出してくると予想するとハピナスも必要である。逆にこちら側はラティオスに受け出せるポケモンがハピナスしかいないため、相手側もハピナスが選出されることは容易に予想できただろう。
最後はハピナスとサンダーではカビグロスヘラが重いため、これらに強いバシャーモを選出した。
初手は有利対面を作れたら大きなアドバンテージを得られるバシャーモを選出。ハピナスやサンダーを初手に選出した場合、相手の初手がカビゴンだった際に対応できないという理由もある。
【1ターン目】
自分:バシャーモ→ハピナス交代
相手:ラティオス→ヘラクロス交代
ハピナスやサマヨール以外であれば初手ラティオスが刺さるため納得の初手だった。
初手から交代読みをされるとは思わなかったが、相手目線こちらの交代は読みやすそうではある。
ラティオスのHPが165であることが分かったが、これだけでは型の特定はできなかった。ただ耐久に少し振っていることでバシャーモの起死回生を2発耐えられそうであるということだけは分かった。
【2ターン目】
自分:サンダー交代
相手:瓦割り(49)
このターンの選択肢はバシャーモ交代又はサンダー交代の2択だったが、バシャーモが仮に瓦割りを耐えてカムラや猛火を発動したとしても現状ではラティオスを突破できないため、このタイミングでバシャーモを起動させるメリットは薄いと感じた。であればサンダーに交代するという選択肢しかない。
思ったよりも瓦割りのダメージが入らなかったが、鉢巻型であると断定して良さそうなダメージ量ではあった。
【3ターン目】
相手:ラティオス交代
自分:電磁波
相手:ラティオスクラボ発動
決してヘラクロスには強くない型のサンダーだが、相手目線ドリル嘴を警戒せざるを得ない対面である。そうでなくとも瓦割りで突っ張ってくる訳がないため電磁波を選択した。
ラティオスがクラボを持っていることが分かったため、メタグロスがラムを持っている可能性が高いことが分かった。
【4ターン目】
自分:ハピナス交代
相手:冷凍ビーム急所(76)
ラティオスに対して強引に電磁波を入れに行くこともできたが、相手の3体目がスイクンだった場合サンダーを温存しなければいけないため、素直にハピナスに交代した。
ここでハピナスが残飯を持っていないことがバレた。
【5ターン目】
自分:バシャーモ交代
相手:ヘラクロス交代
ヘラクロス受けのフォレトスを選出できていないことやサンダーを温存しなければいけないことから、相手のヘラクロス交代に合わせて有利対面を作りラティオスから崩さないとサイクル勝ちできないと考え、バシャーモを合わせた。
【6ターン目】
相手:スイクン交代
自分:大文字(46)
相手:スイクン残飯発動
ヘラクロスがHPに振り切っていることや瓦割りのダメージが低めだったことから、HDベースやHSベースの配分である可能性も考えていた。その場合ヘラクロスが突っ張ってくることも考えられたため、素直に大文字を選択した。
ここのスイクン交代は予想外だった。気合パンチを選択できていればまた違う展開になっていたかもしれない。
大文字で削ったことでスイクンの残飯が発動し、みがまも型であることが判明した。ここで2戦目以降はこちらもスイクンを選出することに決めた。
またスイクンが残飯持ちであることが分かったため、カビゴンは眠るカゴ型だろうと予想できる。
【7ターン目】
自分:サンダー交代
相手:身代わり
ハピナスではスイクンには勝てないためサンダーに交代した。やはり身代わりを持っており、こちらのスイクンと同型であることが分かる。
【8ターン目】
相手:守る
自分:10万ボルト×
【9ターン目】
自分:10万ボルト(身代わりが割れる)
相手:波乗り(64)
ここで吠える選択肢もあったが、身代わりを割ってからラティオス交代に合わせて電磁波を入れたかったため、素直に10万ボルトを選択した。
【10ターン目】
相手:守る
自分:電磁波×
【11ターン目】
自分:電磁波
相手:瞑想
前ターンで決めた通り電磁波を選択した。
ラティオスが麻痺してしまうとバシャーモが止められなくなる可能性があるため、居座って強気に瞑想を通してきたのだと思われる。確かに瞑想を積むと守る残飯込みで10万ボルトを2発耐える程度の余裕が生まれ、波乗り1発でサンダーを倒せるようになるため、麻痺したスイクンの使い道としては最も有効的な選択だったのだと納得した。
【12ターン目】
自分:10万ボルト(98)
相手:痺れて動けない
ここでスイクンが痺れたおかげで前ターンの瞑想によるアドバンテージを帳消しにできた。かなり大きな1ターンだった。
【13ターン目】
相手:ラティオス交代
自分:10万ボルト(35)
スイクンを捨てると予想し10万ボルトを選択したが、ラティオスに交代された。交代を読めていれば麻痺を入れたかったが、波乗りを打たれるとサンダーが倒されてしまうため、安全に立ち回るしかない状況だった。
【14ターン目】
自分:ハピナス交代
相手:ヘラクロス交代
相手目線こちらがサンダーを捨てる可能性もあり(スイクンは麻痺しているためバシャーモやハピナスでも戦える)、素直に殴ってくることを読んでこちらも素直にハピナスに交代したが、ヘラクロスを合わせられてしまった。
【15ターン目】
自分:バシャーモ交代
相手:岩雪崩(75)
ヘラクロスはHPに振っていることやサンダーへの瓦割りのダメージが少なかったことから攻撃が低めであることがなんとなく分かっていた。バシャーモはヘラクロスの攻撃特化鉢巻瓦割りを耐えることはできない(乱数)が、177程度の瓦割りであれば確定で耐えることができる。つまりどんな技が飛んできてもバシャーモの受け出しが成功する(地震やめざ飛行は無理だがHPに振り切っている場合、これらの技を持っている可能性は低い)。
【16ターン目】
自分:集中(気合パンチ選択)
相手:岩雪崩
自分:バシャーモ瀕死
ここでヘラクロス居座りはできないだろうと考えていた。バシャーモでヘラクロスを倒してしまえば相手の残りが麻痺したスイクンとラティオスの2体になるため、余程のことがない限りこちらが勝てる展開になっていただろう。また前ターンの岩雪崩のダメージが80で残りHPが75だったため、もう一度岩雪崩を乱数で耐えることができれば最強のバシャーモが完成していた可能性もある。
これらのことから気合パンチを選択したが読み負けてしまった。対戦後に計算したところ、相手のヘラクロスはHDベースであることが分かったため、大文字を受けても問題ないと判断したのかもしれない。
この時点でヘラクロスとラティオスのサイクルを崩せなくなったため、ほぼ負け確定の状況になった。ただ麻痺や急所のワンチャンスや情報収集のために最後まで粘ることにした。
【17ターン目】
自分:サンダー死に出し
相手:ラティオス交代
自分:電磁波
相手目線サンダーの技が全て判明していないため、ヘラクロスは居座れないだろうと考えて電磁波を選択した。
仮にヘラクロスが居座ってきても痺れ又は岩雪崩外しによるワンチャンスも狙える。最終的にヘラクロスを突破するには麻痺を入れて数回の痺れを狙うしかないため、こちらとしては無難な選択肢でもあった。
【18ターン目】
自分:ハピナス交代
相手:冷凍ビーム(41)
ここは素直にハピナスを受け出した。ほぼ負け確定の状況であるため、ここでヘラクロスを合わせられたら降参しようと考えていた(ハピナスの技はまだ1つも見せていないため、情報を隠すという意味も込みでの降参)。
【19ターン目】
相手:スイクン交代
自分:冷凍ビーム(16)
ハピナスのHPが338でいばみが型だと予想が付くにも関わらず残飯を持っていないことがバレているため、下手にいばみが型を装う必要はないと判断しヘラクロスへの凍結狙いで冷凍ビームを選択した。
スイクン交代は予想外だったが、冷凍ビームを見せたことで10万ボルト持ちである可能性を相手に押し付けたため、スイクンが居座れない状況になった。
【20ターン目】
自分:サンダー交代
相手:ヘラクロス交代
このターンの相手側の選択肢として①守るでの様子見(痺れのリスク有り)、②スイクンを捨て気味に波乗りで攻撃(ハピナスに瞑想を積まれる等のリスク有り)、③ヘラクロスに交代、の3通りだったと思われる。サンダーは波乗りを1発耐えるHPが残っていたこともあり、全てのパターンにおいてサンダー交代が安定だった。
相手はヘラクロスに交代したため見た目上有利対面を作ることができた。またこの対面になったタイミングで大袈裟に頷き、狙い通りな展開になっているかのように装った(ドリル嘴を隠し持っているかのように見せるため)。
【21ターン目】
相手:スイクン交代
自分:10万ボルト
相手:スイクン瀕死
17ターン目同様、相手目線ヘラクロスを失うとハピナスが止められないため、ヘラクロスを温存する立ち回りは読めた。
ラティオスへの最大打点となる10万ボルトを選択したが、相手はスイクンを捨ててきた。めざ氷やドリル嘴を受ける狙いだったと思われる。
【22ターン目】
相手:ラティオス死に出し
自分:ハピナス交代
相手:痺れて動けない
ラティオスが痺れたため無償降臨が成功したがあまり関係なさそう。
【23ターン目】
相手:ヘラクロス交代
自分:冷凍ビーム(33)
19ターン目同様、ヘラクロスへの凍結狙いで冷凍ビームを選択した。
【24ターン目】
自分:冷凍ビーム(33)爪発動
相手:瓦割り
自分:ハピナス瀕死
ここでこちらが勝てる可能性があるとしたら①爪電磁波を狙って4連痺れを狙う、②爪冷凍ビームで凍結させてワンチャンス、ぐらいだったと思う。サンダーに交代したところでこれ以上サイクルできないため交代の選択肢もなかった(瓦割り以外は耐えられないため)。
爪電磁波が決まったとしても4連痺れを狙うのは現実的ではないため、既に見せている冷凍ビームで凍結を狙った。この時点で2戦目もハピナスを選出することは決めていたため、電磁波は隠したいという思いもあった。
最後に先制の爪が発動しワンチャンス生まれたが凍結はせずハピナスが瀕死に。
【25ターン目】
自分:サンダー死に出し
自分:10万ボルト(66)
相手:瓦割り(50)
【26ターン目】
自分:10万ボルト
相手:ヘラクロス瀕死
【27ターン目】
相手:ラティオス死に出し
自分:10万ボルト(33)
相手:冷凍ビーム
自分:サンダー瀕死
4連痺れに賭けて10万ボルトを連打したが叶わず、1戦目は敗北。
2戦目
【選出】
1戦目でスイクンの型が判明したため、サンダーを選出せずに同型のスイクンでPP戦を仕掛けることにした。
対バシャーモへのラティオスは間違いなく選出されるだろうと考えてハピナスは確定、カビグロスヘラ受けとしてフォレトスを選出した。フォレトスを選出したことでカビグロスヘラへの引き先ができたため初手はハピナスを選出した。
サンダーを選出しなくても良くなったことでこの構築の基本選出であるハピナス+フォレトス+エースで選出できるようになった。
相手の選出予想はスイクンとラティオスまでは確定として、3体目はカビグロスヘラから1匹が出てくるだろうと予想した。
【1ターン目】
自分:ハピナス→地球投げ
相手:ラティオス→カビゴン交代
初手は有利対面を引いたが裏からヘラクロスが出てくる可能性を考えて電磁波ではなく地球投げを選択した。
相手のカビゴンのHPが257だったが、1戦目の情報から眠るカゴ型である可能性が高いと予想していた。
【2ターン目】
自分:電磁波
相手:恩返し(141)
スイクンで起点にするため、やや強引ではあったが電磁波を選択した。ハピナスの特性が自然回復であることや卵産みを持っていることから、伸し掛かりの麻痺を受けてもサイクル戦では不利にならないだろうと考えた。
相手のカビゴンは恩返しを持っていたためスイクンで起点にすることが難しそうだが、ここで電磁波を入れられたことで麻痺の上振れ次第では起点にできる可能性が出てきた。
【3ターン目】
自分:フォレトス交代
相手:痺れて動けない
ハピナスで突っ張る訳にもいかず、スイクン直投げと迷ったがフォレトスをクッションとして受け出した。
相手のカビゴンは痺れたが、ここは技を見たかったため動いてくれたほうがありがたかったように思える。
【4ターン目】
自分:ハピナス交代
相手:ラティオス交代
カビゴンのサブ技を確認するまでは突っ張る訳にもいかず、サブ技ケアとラティオス交代の2点読みでハピナスに交代した。
相手はラティオスに交代してきたため、炎技を持っている可能性は低くなったがまだ警戒したい。
【5ターン目】
相手:スイクン交代
自分:卵産み
カビゴンへの交代を考えると電磁波は打ち辛く、今後のサイクル戦のために回復を優先したが、あまり良い選択ではなかった気がする。ハピナスのHPは対ラティオスを考えても十二分に残っており、このタイミングで回復するメリットは薄かったように思える。電磁波を打つのは難しいにしても地球投げで削りを優先したほうが良かったかもしれない。
【6ターン目】
相手:身代わり
自分:電磁波×
先制の爪の発動を狙って電磁波を選択した。
【7ターン目】
自分:スイクン交代
相手:守る×
予定通りスイクンにはスイクンを投げた。こちらのスイクンはまだ技を見せていないため、相手目線吠えられる可能性を考えると瞑想の積み合いをするにはリスクがあるだろう。
【8ターン目】
相手:カビゴン交代
自分:身代わり
とりあえず身代わりを選択した。しかしみがまも型(=吠えるがない)であることをギリギリまで隠すために瞑想から選択しても良かったかもしれない。
【9ターン目】
自分:波乗り(47)
相手:痺れて動けない
【10ターン目】
自分:波乗り(47)
相手:恩返し(急所)(身代わりが割れる)
恩返しで身代わりが割れるかどうか確認したかったため削りを優先した。9ターン目では痺れ、10ターン目では急所を受けたせいで確認ができなかった。間に守るを挟むこともできたが、守るを見せると吠えるがないことがバレてしまうため、隠す目的で選択しなかった。
【11ターン目】
自分:身代わり
相手:痺れて動けない
【12ターン目】
自分:瞑想
相手:痺れて動けない
相手のカビゴンが痺れたことで身代わりを残しつつ瞑想を積めた。
【13ターン目】
自分:瞑想
相手:眠る→カゴ発動
麻痺の上振れを多く引いたことでスイクンでカビゴンを突破できそうだったため、交代せずにそのまま瞑想を積んで倒しに行くプランに切り替えた。
相手のカビゴンはカゴ持ちであることが予想できていたため、下手に削るよりも瞑想を優先し次のターンから攻めることにした。予想通り眠るカゴ型であることが判明した。
【14ターン目】
自分:波乗り(90)
相手:恩返し(身代わりが割れる)
カビゴンが麻痺から回復しこのターンで恩返しで身代わりが割れるか判定できる状況なった。割れない場合は瞑想を6積みまで欲張れるが、割れる場合はこれ以上積めないため波乗りを選択した。
身代わりが恩返しを耐えないことが分かったため、13ターン目で決めた通りこのままカビゴン突破を狙う。
【15ターン目】
自分:波乗り(83)
相手:自爆
相手:カビゴン瀕死
自分:スイクン瀕死
前ターンの波乗りで90ダメージ入っており、確定3発で倒せることが分かる。守るを挟まなかったのは10ターン目に書いたことと同様に、吠えるがないことがバレてしまうからである。
正直ここは油断してしまった。「眠ると自爆の両立は予想していなかった」と言いたいところだが、正直なところ自爆の存在が頭から抜け落ちていた。自爆は持っていないだろうと決め打ちして立ち回ったのであればまだ良いが、一切考えていなかったため油断が招いた凡ミスだと思っている。
よくよく対戦を見返してみると、明らかに相手側が不利な状況にも関わらず桂馬さんはこのターンの選択を即決しているため、何らかの打開策を持っていると予想ができる。落ち着いて対戦できていれば、見落とさなかったポイントだったかもしれない。
【16~37ターン目】
残された勝ち筋としてはスイクンが身代わりするターンに爪電磁波を入れて麻痺の上振れを引いて突破する、という方法がある。スイクンを突破できればラストはラティオス1体のため、まだ可能性はある。
こちらのハピナスは地球投げに加えて冷凍ビームを採用しており、地球投げのPPを節約しながらスイクンと戦うことができる(地球投げ50ダメ+冷凍1ダメで確実に身代わりが割れる)。
瞑想を積まれる前になんとしても電磁波を入れたかったが先制の爪は発動せず。
裏に控えているフォレトスはこれ以上使い道がないと考え途中で身代わりを割るためだけに大爆発で退場させた。しかしラティオスの型次第だがフォレトスに対する打点がない型の場合もあるため、念のためラティオス用にフォレトスを温存しても良かったかもしれない(サイコ冷凍の2ウェポンみたいな型だとフォレトス側が打ち勝てる可能性がある)。
【38ターン目】
波乗りのダメージ的に受けられないと判断し降参を選択した。
全体を通しての反省・雑感
ここからは殴り書き。思ったことを乱雑に書く。
構築について
・受け駒のキャラパワーがとにかく低い
→当たり前のことを書く。ハピサマヨフォレトスなどの受け駒は不利な相手にはとことん不利であり、手も足もでないことが多い。例えば「メタグロスやヘラクロスはサンダーに不利だが打ち勝てる可能性がある」「サンダーはカビゴンに不利だが打ち勝てる可能性がある」のように数値が高いポケモンは不利な対面であっても詰みレベルで不利になることは少ない。しかし受け駒、例えばフォレトスやエアームドはサンダーやラティオスには手も足も出ないし、今回使ったハピナスもヘラクロスに対して何もできなかった。
今回の構築に関しては最終的にバシャーモやスイクンを通すことを狙うため、受け駒(電磁波撒き)のキャラパワーが低いことには目を瞑っていたが、ここまで相手に負荷を掛けられないようであれば型やそもそもの6体の見直しが必要だと感じた。
・対特殊
→受け駒のキャラパワーが低いという話から繋がることだが、フォレトスやサマヨールが対特殊をほぼ見れないという弱点があることでハピナスが絶対選出になっていた。選出の幅を広げられるような工夫が必要だろう。
・バシャスイクンWエースについて
→「バシャーモが苦手な岩地面にスイクンが強く、スイクンが苦手なカビヘラにバシャーモが強い」という点では相性が良いが、お互い電気や竜が苦手で簡単に止まってしまう。そう考えるとバシャプテラやプテラヘラの相性が抜群であることがよく分かる。
ハピナスをいばみが型にしてトリプルエースにしても良さそう(yasuさんのいばみがハピ+サンダー+バシャエース構築のような感じになる?)。
・スイクン対策
→意識すればいくらでも対策強化できる。いばみがハピ構築(=スイクンに弱いハピ入り)の組み方についてはしゃわさんやstoicさんの記事からアイデアを貰いたい。
選出について
1戦目の選出は問題なかった気がする。立ち回り次第では勝てる可能性もあったと思う。
2戦目の選出は微妙だったかもしれない。相手のスイクンの型が判明した時点でミラーでPP戦を仕掛けることにした訳だが、2戦目もサンダーを選出する選択肢も考えたほうが良かった気がする。振り返りの配信ですのーさんに教えてもらったが、スイクンサマヨサンダーで選出しても良さそうだった。対ラティオスをサマヨールに一任することになってしまったり、ヘラクロスに弱くなったりと穴は大きいが、そういう選択肢もあった。
1戦目の『選出』の項に「相手のスイクンがみがまも型だった場合、2戦目以降はこちらもスイクンを選出する」と書いたが、みがまも型なのであればサンダーを選出するべきだったのかもしれない。
対戦について
・対戦中相手のヘラクロスの耐久ラインについて計算できていなかった
→攻撃が低めであることは分かったが、サンダーの10万ボルトやハピナスの冷凍ビームのダメージから耐久ラインを予測できるにも関わらず、そこまで計算できていなかった。今まで使ってきたサンダーやハピナスはほぼ特攻特化だったこともあり、今回使った特攻低めのダメージ感覚があまり身に付いてなかったことも原因だと思う。
・大きなミスは少なかった
→自爆を忘れると言う有り得ないミスはしたが、それ以外に大きなミスはなかったように思える。こうやって自信を付けていきたい。
おわりに
結果は負けてしまったが、個人的に成長を感じられるような部分もありつつ、まだまだ自分には足りないものがあると再確認できる機会になった。
改めて今回のエキシビジョンマッチに関わってくださった全ての皆様に感謝を伝えたいです。会場で応援してくださった皆様、特に盛り上げてくださったptrstさんにはとても救われました。対戦が終わった後も話しかけに来てくださった方もいて、皆様の優しさを感じました。
本当に今回のエキシビジョンマッチに挑戦させていただけて良かったと心から思います。またこのようなエキシビジョンマッチなどにも呼んでいただけるように2026年も頑張っていこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。