【火炎放射ハピナスについて】
↓この構築で使用した冷凍+火炎ハピナス。カビハピサマヨ構築に組み込んだ訳だが、間違いなく失敗だった。
そもそもカビハピサマヨはカウンターカビゴンで相手の物理*1と一対一交換を取り、相手の裏のカビゴンをサマヨールで、特殊*2をハピナスで相手をするという立ち回りがコンセプトな訳だが、ハピナスが対水を見れない技構成にするとコンセプト通りの立ち回りができなくなってしまう。
例えば、自分の選出がカビゴン/ハピナス/サマヨール、相手の選出がカビゴン/メタグロス/サンダーの場合、まずカウンターカビゴンでメタグロスと一対一交換をし、その後カビゴンをサマヨールで、サンダーをハピナスで対応することで2vs2の安定したサイクル戦に持ち込める。しかし相手のサンダーの枠がスイクンやミロカロスのような水だった場合、冷凍+火炎ハピでは『ハピナスで特殊を見る』という立ち回りが成立しない。
もの凄く当たり前のことなのだが、長いことカビハピサマヨを使っていたせいか、コンセプトを忘れてしまい、このような適切ではない型選択をしてしまった。
また記事内で『10万ボルトを切ったことで対水や対炎への打点を失っている点に注意が必要だが、対水はカビゴンとサンダーで見れて、対炎はカビゴンとサマヨールで見ることができるため問題ないと判断した』と書いたが、これはカビハピサマヨのコンセプトとはかけ離れた考え方であるため、事前に想定して良い立ち回りではない。
瞑想火炎ハピが弱いと言う訳ではなさそうだが、この構築に適した型ではないのは確かだった。
【安定を求めるポケモンと求めないポケモン】
火炎ハピの話から派生して考えたこと。
安定を求めるポケモンと、求めないポケモン、みたいなあれ、技選択の時に大事になりそうな感覚。
— エギナ (@egina33699307) 2025年6月25日
そもそもカビハピサマヨのことをしっかりと理解していれば火炎ハピなんて使わなかった訳だが、なぜ火炎ハピが良くなかったかについてもう少し考えてみると、”瞑想ハピナスは安定を求めるポケモンだから”という考え方ができた。
一般的な瞑想ハピナスは冷凍+10万の2ウェポンで有利な相手にとことん有利な技構成をしており、安定して受けが成立する特殊ポケモンにほぼほぼ打ち勝つことができる。
火炎ハピは本来不利な相手*3に強くなる訳だが、安定を求める瞑想ハピナスがわざわざ不安定になってまでも不利な相手に勝つ必要はない。対面で打てるのであれば話は別だが、素早さの遅いハピナスでは全てサイクルの中での交代読みで打つことになるため、不安定な立ち回りを強いられていることになる。これは瞑想ハピナスの性質に適した立ち回りではない。
余談だが同じような理由で先制の爪持ちの瞑想ハピナスに雷を採用する型も”不安定”という意味で個人的にはあまり評価していない。
では逆に安定を求めないポケモンとはどんなポケモンなのか、これはいばみが雷サンダーのようなポケモンを指すのだと考える。
いばみが雷サンダーは雷による麻痺や威張るを絡めることで本来不利なカビゴンすらも突破できる可能性があり、これがこのポケモンの強みの一つである。しかし雷や威張るの命中率、混乱の自傷率、相手のカビゴンの型等、ある程度の確率や不確定要素を掻い潜る必要があり、強引な突破手段でもあるため、極めて不安定である。これを不安定が故の爆発力と呼び、いばみが雷サンダーの本質的な強さだと理解した。つまり安定を求めてはいけないということ。
この考えに至る大きなきっかけとなったのは火炎放射ハピナス入りの構築で採用したドリル嘴サンダーである。
〇ヤタピ 雷/めざ草/ドリル嘴/身代わり
以前まで威張るを採用していた枠を身代わりヘラクロスへの対策強化のためにドリル嘴に変更した訳だが、これが扱い辛く失敗だった。これは威張るを抜いたことで”不安定が故の爆発力”がなくなってしまい、カビゴンを突破できる可能性が低下してしまったからである。
↓またサマヨールと組ませる際に困るという理由もある。
サンダーに対して受け出してきたカビゴンに雷を当て麻痺が入ってしまうと、裏のサマヨールを通せなくなるため、雷でゴリ押すしかなくなり突破が現実的ではない。長いこと雷サンダー+サマヨールの並びを使ってきたが、今までこの問題で困ることがなく、何故なのかと考えたがこれは威張るの有無が関係していそうだ。雷ヤタピサンダーはカビゴンをも突破できる特殊ポケモンとして評価しているが、雷に頼り過ぎてしまうと命中率の関係で負けに繋がりやすい。そこをサポートすると言う意味でも身代わりと相性の良い威張る(又は金属音で雷の選択回数を減らすのもあり?)を採用し、いばみがエースとして運用できればカビゴンの突破が現実的になってくる。
つまりこの構築のサンダーはドリル嘴のような安定した技を持たせるようなポケモンではなく、威張るのような不安定だが爆発力のある技を採用するべきポケモンなのだと考えた。恐らく金属音もあまり相性の良い技ではないだろう。
また『対ヘラクロスへの遂行技である雷とドリル嘴を両採用する必要はない』と言いたい訳ではない。両採用する選択肢もあるのだと思うが、この構築には適していないと感じた。
【現時点でのカビハピサマヨ構築の結論】
カビゴン@食べ残し
恩返し/大文字/カウンター/地割れ
ハピナス@先制の爪
冷凍ビーム/10万ボルト/瞑想/卵産み
サマヨール@カゴの実
シャドボ/鬼火/封印/眠る
メタグロス@ラムの実
コメット/地震/リフレクター/大爆発
サンダー@ヤタピの実
雷/めざ草/威張る/身代わり
自由枠(ラティオスかマタドガス?)
→全体的に身代わりヘラクロスに弱すぎるためマタドガスが良さそうではあるが、マタドガスのスペックが低すぎて微妙?身代わりヘラが多い今の環境ではこの構築自体難しいのかもしれない。