はじめに
4月19日(土)に開催された『第一回 レトロユニオンオフ』にて行われた後期シングル大会で使用した構築と振り返りについてまとめた。結果は2勝3敗で予選落ち。
また翌日20日(日)に開催された『第十二回 エメラルドミーティング』でも同構築を使用したため同時に振り返りをまとめる。結果はトーナメント1回戦敗退。
翌週26日(土)に開催された『第四回 関西エメラルドオフ』でも同系統の構築を使用し準優勝という結果を残せたため、詳しい内容はそちらの記事にまとめる。そのため今回の記事は簡易的な内容に済ませることにする。
カビゴン@食べ残し 免疫
生意気 256-133-112-90-154-45
恩返し/カウンター/大文字/地割れ
ハピナス@ピントレンズ 天の恵み
控え目 330-*-62-139-155-76
冷凍ビーム/10万ボルト/瞑想/卵産み
エアームド@ラムの実 頑丈
腕白 171-100-176-*-121-93
ドリル嘴/撒き菱/吠える/眠る
サマヨール@カゴの実
慎重 147-91-159-*-176-59
シャドーボール/鬼火/封印/眠る
メタグロス@先制の爪
意地 187-178-151-103-131-95
コメットパンチ/地震/岩雪崩/大爆発
サンダー@ヤタピの実
控え目 165-*-106-193-111-152
雷/めざ草/威張る/身代わり
構築経緯・コンセプト
前回の構築
『カビハピサマヨ+グロスサンダー』にラティオスやマタドガスを加えた構築を試してきたが、現時点では納得のいく完成度にまでは持っていけていない。@1の枠は多少のカスタマイズ性があると考え、他のポケモンを加えて試してみることにした。
カビハピサマヨ+グロスサンダー@1にエアームドを加えて、、、
1.カビハピサマヨ
2.カビグロスサンダー
3.カビエアサマヨ(ハピエアサマヨ)
この3つのコンセプトを組み合わせた構築を作ることにした。
この並びはptrstさんが『第6回 くどオフ』で使用されており、予選全勝という実績を残されている。
また前回の構築ではカビゴンをノーマル技ワンウェポン型で採用しており対ゲンガー入りやメタグロス入りに後ろ向きになってしまっていたため、カビグロスサンダーでの選出ができなかった。この問題も含めて調整を行った。
個別解説
カビゴン@食べ残し
生意気 免疫
256-133-112-90-154-45 (164-20-212-36-92-0)
恩返し/カウンター/大文字/地割れ
クリックで調整・ダメージ計算を表示
■物理火力
・155-100ラティオスを恩返しで99.4%で2発(49~58%)
■特殊火力
・187-133メタグロスを大文字で99.9%で3発(33~39%)
■物理耐久
・194ヘラクロスの鉢巻瓦割りを92.3%で耐える(86~101%)
■特殊耐久
・194サンダーの10万ボルトを残飯込み83%で4発耐える(26~31%)
攻撃技は火力を重視した恩返しとメタグロスやゲンガーへの打点となり受けループを崩すことができる大文字を採用。雷を採用するか迷ったが無暗矢鱈に麻痺を撒いてしまうとサマヨールの鬼火が通らなくなるため相性が悪いだろうと判断した(「対メタグロスへの遂行技であるカウンターを採用しているのであれば炎技ではなく雷のほうが良いのでは?」と言う考え方もあるらしい。好みや構築次第で変更しても良さそう)。カビハピサマヨのコンセプトでもある「物理と一対一交換」を遂行するためのカウンター、サマヨールや鈍いカビゴンへの突破手段となる地割れを採用した。
配分はヘラクロスの鉢巻瓦割り耐えをベースに、ACDにそれぞれ必要なだけ振り分けた。素早さを下降補正無振りにしている関係で以前の型より配分に余裕ができたため、火力、耐久面が若干強化されている(対ミラーやソーナンスへの性能は落ちている)。
(選出回数 3回/6戦)
ハピナス@ピントレンズ
控え目 天の恵み
330-*-62-139-155-76 (0-0-252-252-0-4)
冷凍ビーム/10万ボルト/瞑想/卵産み
・先制の爪からピントレンズに変更
配分や技構成は変更せず持ち物のみ変更。先制の爪を持たせたハピナス(やレジアイス)に絶対的な信頼があるものの、今回はメタグロスに持たせたいと考えていたため変更することになった。ピントレンズを持たせることで瞑想ポケモンとの打ち合いが有利になる(スイクン、ライコウ、自己暗示レジアイス、同型ミラー等)。
(選出回数 4回/6戦)
エアームド@ラムの実
腕白 頑丈
171-100-176-*-121-93 (244-0-0-0-244-20)
ドリル嘴/撒き菱/吠える/眠る
クリックで調整・ダメージ計算を表示
■物理耐久
・205メタグロスの鉢巻コメットを99.8%で3発耐える(22~33%)
・194ヘラクロスの鉢巻瓦割りを2発耐える(41~49%)
■特殊耐久
・103メタグロスの雷パンチを89.7%で3発耐える(29~35%)
・106ラプラスの冷凍ビームを99.9%で3発耐える(28~33%)
・151ゲンガーの炎のパンチを99.6%で2発耐える(42~50%)
・111スイクンの波乗りを89.7%で3発耐える(25~35%)
・162サンダースの10万ボルトを97.4%で耐える(84~100%)
・90カビゴンの大文字を2発耐える(40~47%)
■素早さ
・無振り70族+3
受けループの物理受け、撒き菱役として採用。
カビハピサマヨが苦手とするヘラクロスやメタグロスを睨む枠。選出機会は少ないもののしっかりと役割をこなせるようにラム眠る型とした(ラムの実というコストの高いアイテムを見せポケ寄りのキャラに持たせることへの抵抗が少なからずあるという意)。
配分はstoicさん、しゃわさん、1192さんのブログを参考にした。
(選出回数 2回/6戦)
サマヨール@カゴの実
慎重 プレッシャー
147-91-159-*-176-59 (252-4-68-0-79-108)
シャドーボール/鬼火/封印/眠る
耐久調整は前回から変わらないが攻撃を下げてその分素早さを高めた。直近の大会ではサマヨールが注目されており警戒が高まっているだろうと考え、S微振りカビゴンの現実的なSラインである55~57近辺を上回る59にまで高めた。またサマヨールミラーとなった場合先制で封印することもできる(可能性がある)ため同型であれば一方的に悪足掻きに追い込める。持ち物はカゴの実かラムの実で迷ったが、対バシャーモ入りの電磁波構築等でバシャーモと対面する前に電磁波や威張る等で消費してしまうとバシャーモ受けとして機能しなくなる可能性があるためカゴの実を優先させた。
(選出回数 3回/6戦)
メタグロス@先制の爪
意地 クリアボディ
187-178-151-103-131-95 (252-52-4-0-164-36)
コメットパンチ/地震/岩雪崩/大爆発
クリックで調整・ダメージ計算を表示
■火力
・187-150メタグロスを地震で95%で2発(48~57%)
・197-105サンダーを岩雪崩で96.3%で2発(48~57%)
・330-62ハピナスをコメットで98.6%で2発(49~58%)
■特殊耐久
・194サンダーの10万ボルトを99.6%で2発耐える(42~50%)
・199ラティオスのめざ炎を94.6%で2発耐える(43~51%)
・200ラティオスの等倍威力95技を94.5%で3発耐える(29~34%)
・131バシャーモのオバヒを92.3%で耐える(85~101%)
・182ゲンガーの炎のパンチを99.6%で2発耐える(42~50%)
・156スイクンのハイドロを94.6%で2発耐える(43~51%)
・94までのカビゴンの火炎放射を3発耐える
■素早さ
・最速33族+2
・93~94付近のハピナスを抜ける
配分や持ち物を大幅に変更した。先制の爪を持たせることで身代わりプテラや身代わりサンダーに強くなることが高評価で採用するに至ったが、ハピナス(やレジアイス)程相性が良いとは思えなかった。
エアームドを採用したことで対メタグロスが強化されたため、ミラー意識のリフレクター型から変更することになった。HDにガッツリ振った配分でサンダーやラティオスと対面から打ち合うことを意識した。またバシャーモのオバヒを耐えるため先制の爪発動を狙いつつ強気に突っ張ることも可能。
(選出回数 2回/6戦)
サンダー@ヤタピの実
控え目 プレッシャー
165-*-106-193-111-152 (0-0-4-248-4-252)
雷/めざ草/威張る/身代わり
・前回から変更なし
当たれば強い。
(選出回数 4回/6戦)
対戦記録
第一回 レトロユニオンオフ 予選Fブロック
1戦目 ヒライシンさん 勝ち![]()
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選出→初手ラグorグロスを警戒してサンダーから。カビナンスオスに強めのサマヨールとサンダーオスに強いハピナス。対戦→封印サマヨでシャドボカビとソーナンスを倒して、最後のラティオスをハピナスで詰めて勝ち。
反省→サマヨールが強かった。
2戦目 まつまえさん 負け![]()
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選出→初手はラグ以外になにかしらできるカビゴンを置き、対ラグの引き先にサンダー、カビゴンで物理と一対一交換をした場合、相手のサンダーが止められないためD振りグロス。対戦→初手のカビヘラ対面でカウンターをしたところ剣舞をされそのまま半壊。瓦+岩の弱めの2ウェポンだったためサンダーグロスで協力しなんとか突破できたが、裏の金属音サンダーにカビグロスを倒されて負け。
反省→初手からやらかしてしまった。いきなりカウンターから入るとこうなるため、1ターン目はサンダー交代が安定だったかもしれない。
3戦目 maoさん 負け![]()
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選出→初手ラグorグロス警戒でサンダーから。オスダースを止めるハピとカビゲンに強いサマヨ。対戦→ほぼじゃんけんのような交代読みを数ターン繰り返した。サマヨでグロスに鬼火を入れてサンダーの起点に、雷読みダース交代読み威張る、めざ草読みグロス交代などを繰り返したが最後は読み負けてサンダーが瀕死に(火傷ダメでグロスも同ターンに瀕死)。ダースはサマヨのシャドボ圏内、サマヨはダースの10万を確定で耐えるHPが残った盤面で10万急所により突破される。残ったハピではカビに勝てず負け。
反省→上手いことサマヨで詰めて勝てるように立ち回ったが大事なところで急所に当たってしまい負けてしまった。仮にダースの10万を耐えていた場合、返しのシャドボで倒し、カビに封印眠る鬼火で詰ませる、これで勝てていただろう。
4戦目 ティラぽさん 負け![]()
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選出→自分の作ったレンタル構築で中身は全て分かる。相手のカビグロスがエアに打点がないため選出できそう。地割れカビとハピで協力すればあとは大体なんとかなりそう。対戦→数ターンのサイクル後、ハピミラーで瞑想の積み合いになり6積みしたところでお互い急所待ちが始まる。相手は先制の爪でこちらはピントレンズ、確率的には有利だったが先に急所を引かれて突破される(こちらのハピは鬼火を受けており、2~3ターンに一回卵産みを使っていたため、試行回数で負けていた)。死に出しでカビを出すとサマヨに交代してきたためワンチャンスできる(6積みハピで突っ張られていたらそのまま3タテされていただろう)。サマヨとドガスで地割れを枯らす立ち回りをされつつも読み勝ってドガスを突破。残った地割れPP4(プレッシャーで2回)をサマヨに打ったが2回とも外れ、勝ち筋がなくなったため降参。
反省→相手の構築の中身が全て分かることが嬉しくてエアームドを出してしまったが、よく考えるとこの手の受け構築にエアームドは出すべきではなかった。後半で相手のハピを地割れで突破しようとしてしまいPPを1無駄にしていた。これがなければ最後のサマヨにもう一回試行できていたため勿体ないことをしていた。
5戦目 カズーイさん(XDで対戦) 勝ち![]()
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選出→この時点で予選落ちが確定していたため、今までできていなかったハピエアサマヨの選出を試してみることに。カビオスゲンナンスにサマヨが強く、地割れカビとグロスにエアが強く、オスゲンスイクンにハピが強いため適切な選出であるのかもしれない。対戦→受けループを崩す手段がなかったようでサイクルしつつ撒き菱のダメージを稼ぎジリジリと追い詰めていき降参で勝ち。
反省→受けループのお手本となるような完璧な勝ち方ができた。
第十二回 エメラルドミーティング トーナメント
1回戦 すのーさん 負け![]()
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選出→まずジュカインは選出されないだろうと読んだ(ハピエアサマヨを見て選出してくるようなプレイヤーではないだろう、というすのーさんを信頼した読み)。であれば初手カビゴンが安定で裏にはグロスヘラ受けのサンダー、カビで物理と一対一交換をした場合相手のサンダーオスが止められないためD振り爪グロス。対戦→「(このヘラは)想像している型と違うと思う」というすのーさんの言葉に惑わされそうになりつつも(確かに珍しい型だったが)カビグロスサンダーで順当にサイクルを回していた。が大事なところでグロスが伸し掛かり麻痺を貰ったり、カビが2連痺れをしたり、威張るを外したり、雷を外したりと全体的に運が悪く、それでも最善を尽くしたが負け。
反省→カビサンダー対面で相手のサンダーの10万連打にこちらはサンダーを受け出してヤタピを起動させる立ち回りをした。既に不利な状況だったため苦し紛れの選択だったがこの動きは良かった。
反省・雑感
カビグロスサンダーの3体が相手のカビグロスサンダーゲンガー全てに突破手段(突破はできなくとも打点がある)がある。
【カビゴン】
・カビゴン→カウンターor地割れ
・メタグロス→カウンターor大文字
・サンダー→恩返し
・ゲンガー→大文字
【メタグロス】
・カビゴン→物理技
・メタグロス→地震
・サンダー→岩雪崩(10万2耐え、爪)
・ゲンガー→コメット(炎拳2耐え、鬼火は厳しい)
【サンダー】
・カビゴン→いばみが雷
・メタグロス→ヤタピ雷
・サンダー→準速で大体抜ける
・ゲンガー→雷で無振りなら1発
カビグロスサンダーでの選出が無理なくできる形となった。
おわりに
この構築を経て完成度を高めたラティオス入り(第四回関西エメラルドオフ使用構築)については次の記事で、この構築の振り返りを含めたカビハピサマヨの変遷、総括は次の次の記事にまとめることにする。
主催のすのーさん、stoicさん、スタッフの皆様、参加された皆様、対戦してくださった皆様、ブログを最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございました。