このブログでも過去に取り上げたが、EBPocket for Android は、Android 11以降、外部SDカード上の辞書を使用できなくなった。辞書を追加したい場合は、アプリケーション固有のストレージ(サンドボックス)に辞書をコピーする必要がある。
EPWINGのハードユーザなら、数十GBの辞書データを持っていることは普通なので、この仕様が、いかに不便かは分かっているが、Google様がお決めになった仕様なので、アプリケーション作者にはどうしようもない。
実はMANAGE_EXTERNAL_STORAGE 権限をつけると、従来と同様、全てのストレージにアクセスできるのだが、MANAGE_EXTERNAL_STORAGE権限をつけるにはGoogleの審査を通る必要があり、ファイルマネージャのような一部のアプリを除いては、まず審査は通らない。私もMANAGE_EXTERNAL_STORAGEをつけたEBPocketを提出してみたが、どう説明しても審査を通過できず、結局公開をあきらめてしまった。
だが、この作業の副産物として、MANAGE_EXTERNAL_STORAGE権限付きの「全ての外部ストレージにアクセスできる」私家版のEBPocketができた。これを公開する方法をずっと考えていたが、この度、購入者限定でベータ版として配布することにした。
- Google PlayからEBPocketをアップデートし、ver1.50.3以降になっていることを確認する。
- 設定から「ベータ版ダウンロード」を選択する。
- ダウンロードフォルダにベータ版のapkがダウンロードされる。
- 現在のEBPocketをアンインストールする。
- ファイルマネージャで、ダウンロードしたベータ版のapkをインストールする。
- EBPocketを起動し、「すべてのファイルを管理できるアクセス権を付与」をチェックする。


外部SDの辞書を指定するには、 設定から、次のいずれかを実行する。
- 「辞書検索パス」を変更する
- 「拡張辞書検索パス」を指定して「辞書の再検索」を実行する
これで、昔通りのEBPocketが帰ってきたわけだ。
ただし、ベータ版の提供はあくまで購入者限定としたいので、再配布は禁止とする。もし不正に流通していることが発覚した場合、ベータ版の提供は即時停止する。また、Googleから警告を受けた場合も、その時点で配布を停止する。
ベータ版は、起動時にサーバーで認証を行っているので、ベータ版の配布を停止したときは、配布済みのベータ版も実行許可を取り消す。
以上をご了承いただいたうえで、ご利用いただきたい。