昨年 11月に日本在住の韓国人 Youtuberが虚偽情報拡散の疑いで刑事告発されました(詳しくはこちら)。自身のYoutubeチャンネルを通じて「韓国内で下半身だけの〇体が37体発見された。非公開捜査中の事件だけで150件」という内容の情報を伝えていましたが、私が把握している限りにおいても、こういった連続性を疑わせる損壊遺体発見の報道はありませんでした。
その後、この Youtuberは該当動画だけでなく、韓国関連の動画をすべて削除(イ・ジェミョン政権批判の動画もたびたびアップしていたようです)、その上で自ら韓国警察に出頭し捜査に協力していたとのことですが、先日、「電気通信基本法違反」で書類送検されました。起訴されるかどうかはまだ分かりません。
特に関心を持って追っていた件ではないのですけど、最初に刑事告発された際に紹介した手前、経過についてもお伝えしておきます。
韓国日報の記事からです。
「韓国で損傷した遺体 37体が発見されました」...「嫌韓」を煽った 96万人のユーチューバーが送検
(前略)
ソウル警察庁サイバー捜査課は、電気通信基本法違反の疑いを受けている30代男性のチョ某氏を先月 13日に不拘束で送致したと 5日に明らかにした。警察はチョ氏が YouTube動画で得た約 2421ドル(約 350万ウォン)の犯罪収益についても起訴前に追徴金の保全を申請した。
チョ氏は日本で活動するユーチューバー「韓国人先生デボチャン」で、登録者数は 96万人を抱えている。彼は昨年 10月 22日、自身の YouTubeチャンネルに「韓国で下半身だけの遺体が 37体発見され、非公開捜査も 150件ある」「韓国の行方不明者は 8万人にのぼる」という内容の動画を投稿し、虚偽情報を拡散した疑いを受けている。映像には、中国人のビザなし入国以降、韓国で殺人や臓器売買犯罪が急増したという主張も含まれていた。
昨年 11月、警察庁はこのような映像の投稿を「重大な国益を害する行為」と規定し、ソウル警察庁に捜査を指示した。チョ氏は 4日、YouTubeチャンネルに掲載した「警察の捜査結果が出ました」というタイトルの動画で「争いを煽ったり、偽ニュースを拡散したことはない」とし「インターネットに掲載された情報とコメントを紹介しただけだ」と不当だと訴えた。
(中略)
警察関係者は「表現の自由は最大限保障するが、悪意をもって、あるいは明らかな虚偽情報の拡散行為については厳格に対処する方針だ」と述べた。
(後略)
韓国日報「"한국서 훼손 시신 37구 발견"… '혐한' 부추긴 96만 유튜버 송치(「韓国で損傷した遺体 37体が発見されました」...「嫌韓」を煽った 96万人のユーチューバーが送検)」より一部抜粋
何らかの事件・犯罪に関する内容や、社会的影響の大きな出来事については、単に「ネットのコメントを紹介した」だけでも虚偽情報拡散にあたる可能性は十分配慮すべきでしょう。
さらに、ここを起点に二次・三次と情報が拡散していった可能性もあります。それで真偽不明の「ネットのコメントを紹介しただけ」は無責任な気がします。
ところで、全然関係ないんですけど、なぜか最近 Naverの Papago翻訳が「韓国」を「日本」と訳したり「ウォン」を「円」と訳したりして気持ち悪いです。