韓国与党「共に民主党」がイ・ジェミョンさんへの公訴取り消しを実現するために「イ大統領公訴取り消し会」を発足しました。
昨日の「内乱・外患罪有罪判決者は特赦対象外」とする法律整備については、韓国で行われる恩赦の頻度や対象の不透明さ(元大統領、無期懲役などの多さ)を前々から問題視していて、それに加えて今回のユンさんの一審無期懲役判決を受けて制度の厳格化が必要、という流れとして理解できなくもありません。
しかし、すでに起訴されているイ・ジェミョンさんの公訴を取り消す、というのは全く違います。
前提として、イ・ジェミョンさんの起訴は「ユン・ソンニョル政権による検察を使った政争である」ため公訴そのものが「不当であり、無効である」ということになります。
毎日経済の記事からです。
「イ大統領公訴取り消し会」発足...「国政調査で捏造起訴の全貌を明らかにしなければならない」
共に民主党の院内会合である『イ・ジェミョン大統領事件の公訴取消と国政調査推進のための議員会合』(公訴取消会合)が23日に正式に発足し、本格的な活動に入った。
公訴取消しの会合は当日、国会で決議大会を兼ねた発足式を開催し、公訴取消しと国政調査の推進を主要課題として提示した。参加者105名のうち、当日のイベントには60名余りの議員が出席した。
彼らは決議文を通じて「私たちは政治検察の捏造起訴を強く非難し、この大統領事件に対する即時の公訴取り消しを求める」とし「捏造起訴の全貌を明らかにし、その実態を国民に報告するために即時に国政調査を推進する。検察権の濫用が二度と繰り返されないよう、検察改革を含む制度改革を完遂する」と述べた。
(中略)
幹事のイ・ゴンテ議員は「ユン・ソンニョルの政治検察がイ大統領を倒すために政治的報復工作で起訴した」とし「この工作起訴事件はユン・ソンニョル検察独裁のゴミだ」と主張した。
続けて「検察改革をしなければならず、同時に悪臭が漂うこのゴミを片付けなければならない」とし「そうすることで国民が選んだ大統領が国政にのみ集中できるようにし、異常を正常に戻さなければならない」と声を高めた。
「‘李 대통령 공소취소 모임’ 출범…“국정조사로 조작기소 전모 밝혀야”(「イ大統領公訴取り消し会」発足...「国政調査で捏造起訴の全貌を明らかにしなければならない」)」より一部抜粋
1月末に発表された世論調査で韓国国民の過半数がイ・ジェミョンさんの裁判を「再開しなければならない」と回答しているとのことでして...「国民に実態を報告する」というのなら、むしろ裁判で白黒ハッキリつけたらいいんじゃないですかね?そこで無罪を勝ち取れば、一事不再理の原則で二度と同じ事件で起訴されることは無くなりますし。