日本海(正確には迎日湾)の海底ガス油田計画、通称「大王クジラ」ですが、すでに来年度の予算が「0」となっているので事実上、韓国政府は手を引いています。
が、一応、国際投資の誘致は続いています。石油公社は持ち分投資を49%に設定して入札申請を受け付けているそうです。
まあ、こればっかりは掘ってみないと分からないですから、どうなるか不明ですけれど、第1次のボーリング調査に関しては 韓国石油公社から提出を受けた資料により「経済性なし」の分析結果がはっきりしました。
毎日新聞の記事からです。
1200億ウォンかけた「大王クジラ」...初の資料分析の結果「経済性がない」
(前略)
18日、国会産業通商資源中小ベンチャー企業委員会所属のソン・ジェボン共に民主党議員が韓国石油公社から提出を受けた資料によると、石油公社の精密試料分析の結果、大王クジラの有望構造(石油やガスなど資源があると予想される地層構造)の地質学的特性と石油システム要素は、ボーリング前の予想と似ていたが、核心指標であるガス飽和度が予測より大きく低かった。
(中略)
ボーリング前にはこの地域に熱的起源ガスが約50~70%水準で飽和していると予測したが、実際の分析結果、生物起源ガス平均約6%だけが確認された。熱的起源ガスは地層に深く埋められ、熱と圧力を受けて作られる。生物によって有機物が分解されて作られる生物起源ガスは堆積が行われ、微生物が活動できる浅い深度の深さで作られる。
発見失敗の原因としては「ボーリングの結果、貯留層および蓋岩など石油システム要素はボーリング前の予想とかなり一致したが、深部根源岩で生成された熱的起源ガスが大王クジラの有望構造まで移動できなかったと結論を下した」と明らかにした。石油公社は今後の計画として「同探査試錐を通じて取得した分析結果を活用し、より綿密な今後の探査計画樹立および探査成功率向上のために努力する予定」と付け加えた。
(中略)
ソン議員は、「昨年、石油公社が約1200億ウォンをかけて大王クジラで1回目のボーリングを行った当時、ユン・ソンニョル政府のアン・ドクグン長官は、『大王クジラのボーリングは失敗したが、試料を分析し、今後のボーリングの正確度を高める』と言ったが、今回の分析結果はむしろ国民の信頼を大きく傷つけた」と述べた。続けて「今後、東海資源探査はより一層慎重で透明な手続きを踏まなければならず、すべての過程を国民の前に公開することが基本」とし「ユン・ソンニョル政府の無分別な探査推進には責任ある措置が必ず伴わなければならない」と話した。
(後略)
毎日新聞「1200억 들인 '대왕고래'...첫 시료 분석 결과 "경제성 없다"(1200億ウォンかけた「大王クジラ」...初の資料分析の結果「経済性がない」)」より一部抜粋
資源調査で100%リターンを求める方が無理な話ですよね。
「責任」というのなら、「無分別な探査推進」を止められなかった当時の過半数野党にも責任があるのではないでしょうか?
いっそのこと、何か掘り当てちゃった方が面白い気がします。