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韓国製造業、過去20年間で中国依存度が2倍増という話

2023年の韓国GDP(1兆713億ドル)のうち、製造業が占める金額は約4838億ドルで、約45%程度となります。
そのうち、およそ58.4%にあたる2824億ドルが海外需要で誘発されたという報告書が発表されました。
GDP全体額(1兆713億ドル)に換算すると、約26%が韓国製造業の海外需要率ということになります。

2000年と比較すると5.7%ポイントの微増です。
ただし、国別依存率を見ると中国への依存率が2倍以上伸びています。これは中国製造業のグローバルシェアの拡大と連動しているものと思われます。



聯合ニュースの記事からです。

「韓国製造業GDP、米中依存度24.5%...日本・ドイツより高い」


(前略)

韓国経営者総協会が21日発表した「韓国製造業の国内および海外需要依存度現況と示唆点」によると、2023年の韓国製造業GDPは計4838億ドルで、そのうち58.4%(2824億ドル)が海外需要で誘発されたことが分かった。

海外需要依存度は2000年(52.7%)より5.7%ポイント上昇し、一方、国内需要依存度は47.3%から41.6%に下落した。

主要国の場合、米国(24.1%)と中国(29.9%)の海外需要依存度は20%台にとどまり、日本は40.6%を記録した。世界平均は42.4%だ。

韓国製造業GDPの国別依存度は、米国(13.7%)、中国(10.8%)、日本(2.6%)、インド(1.9%)の順だった。

米国への依存度は2000年より1.1%ポイント減少したが、中国への依存度は2倍以上増加した水準だ。

このため、韓国製造業GDPの米中需要依存度は24.5%で、日本(17.5%)、ドイツ(15.8%)を大きく上回った。

(中略)

韓国の製造業GDPのグローバルシェアは2000年の8位(2.6%)から2023年には6位(2.8%)に上昇した。

米国は1位(27.1%)から2位(17.0%)に下がり、中国(6.3%→27.1%)が首位に立った。日本(6.1%)、ドイツ(5.1%)、インド(3.0%)が3~5位だ。

韓国経営者総協会のハ・サンウ経済調査本部長は「米国の関税政策とグローバル通商環境悪化で海外需要依存度、特に米国と中国に対する依存度が高い韓国製造業の困難がより一層大きくなっている」として「製造業競争力を高めるための政府と政界の積極的な支援が至急だ」と強調した。



聯合ニュース「"한국 제조업 GDP, 美中 의존도 24.5%…일본·독일보다 높아"(「韓国製造業GDP、米中依存度24.5%...日本・ドイツより高い」)」より一部抜粋

記事のメインは韓国の製造業依存度の話なのですが、ここ四半世紀の米・中のグローバルシェアの逆転もポイントですね。米国の製造業の衰退振りがよく分かります。
また、グローバルシェア1位~6位までに所謂「西洋」国家は米国とドイツの2カ国で、残りの4ヵ国はインド・太平洋国家…つまり、非白人国家です。
こうしたことからも、トランプ政権の誕生は当然のことであったように思われます。

とは言え、中国の拡大は米国自身の自業自得なんですけどね。冷戦中はソ連と長大な国境を接している中国を散々甘やかして太らし、2000年代に入ってからは外交下手のオバマ政権が「リバランス政策」を打ち出して増長(東シナ海で中国の活動が活発化した時期と重なる)させたのですから。





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