一昨日お伝えしましたが、公捜処はろくな調書も取らず(取れず)ユンさんを検察に丸投げしました。検察はとりあえずソウル中央地裁に拘束期間延長の申請を行いましたが、裁判所はこれを認めませんでした。
裁判所は却下事由として「高位公職者犯罪捜査処(の検察官)が該当事件を捜査し、起訴要求書および証拠物を検察庁に送付している。検察庁はこれを受け取ったのであるから、捜査を継続するに妥当な理由があるとは言い難い」としています。検察による補完捜査を認めないという意味です。
どういうことかというと、「捜査担当である公捜処が起訴要求書を添えて証拠物を送って来たんだから、起訴担当の検察庁はそれで充分でしょ」と言っています。ムンさん時代に検察から高位公職者に対する捜査権を取り上げたツケがここで回ってきました。
検察は過去に公捜処から送られた事件に対して検察が補完捜査を行った事例に照らして検察による補完捜査権が認められるとして再申請を行っています。結果は本日中に示される見通しです。
それと並行して検察は起訴準備も進めているとのことです。今の状態で起訴準備を進められるのであれば、公捜処から送られた資料でも十分ってことじゃないかと思うんですが。
クッキーニュースの記事からです。
検察、ユン拘束延長不許可に備える...起訴準備中
検察がユン・ソンニョル大統領に対する拘束延長許可を再申請したが、万が一不許可の可能性に備えて起訴準備に乗り出していることが確認された。
(中略)
検察関係者は25日、聯合ニュースに「結果がどのように出るか分からないので色々な方案を全て検討している」と明らかにした。検察は公捜処からユン大統領の内乱容疑事件を移管され、追加捜査のために拘束期間の延長を申請したが、24日夜、裁判所が許可せず現在は再申請して審査中だが、これにあらかじめ備えるという意味だ。
(中略)
ユン大統領に対する検察の起訴は無理なく進められるものとみられる。内乱容疑と関連した彼らの大多数が拘束起訴され、これと関連した犯罪事実も十分に確認された状態なので、控訴状作成に困難はないという分析だ。
(後略)
クッキーニュース「검찰, 尹 구속 연장 불허 대비…기소 준비 중(検察、ユン拘束延長不許可に備える...起訴準備中)」より一部抜粋
拘束令状の期限は26日の夕方とされています。というか「起訴」という結論ありきなんですから、延長は不要でしょう。
記事の中身だけを読んでいると起訴するに十分足る「証拠」が揃っているかに受け取れます。
しかし、報道ベースで実際出て来るのは「証言」ばかりです。一部ではメモがあるとかなんとか報じられていますが、実物が出てきたことはありません。「ある」とか「あった」という話だけです。