予定されていたイ・ジェミョンさんと市中銀行頭取との懇談会が行われました。
事前報道ではこの場でイ・ジェミョンさんから各銀行に対してローン金利の引き下げ要求が出るのでは、とされていましたが、無かったようです。懇談会は非公開だったので、あくまで報道ベースで「無かった」ということですが。
ローン引き下げ要求については結構批判的な議論が起こっていたようなので、支持率が思ったほど上がっていない(世論調査の結果を信じるならですが)現状を鑑み、自重したのではないかと思われます。
SBS Bizの記事からです。
イ・ジェミョン、銀行頭取らに「何かを要求しようというのではない」
共に民主党のイ・ジェミョン代表が、6大銀行頭取(KB国民・新韓・ハナ・ウリ・NH農協・IBK企業)と会った席で「銀行圏に何かを要求したり、強制しようとしているわけではない」と明らかにしました。銀行経営に過度に介入するという憂慮の声を意識した発言と解説されます。
イ代表は今日(20日)銀行連合会で開かれた「共に民主党ー銀行圏現場懇談会」に参加し「(銀行長の)皆さんが活動するのに、政界がどんな助けを与えることができるのか、そのような話をちょっと聞いてみようと思う」としてこのように話しました。懇談会には6大銀行頭取とチョ・ヨンビョン銀行連合会会長が参加しました。
(中略)
イ代表は「状況が難しいほど、力のない人々がより多くの苦痛を体験するのが現実」とし「銀行圏が準備した小商工人・自営業者支援方案を忠実に履行してほしい」と要請しました。続けて「企業も難しい時期には金融上の困難を体験するので解決方案を多く探してくれることをお願いする」とも付け加えました。
(後略)
SBS Biz「은행장 만난 이재명 "뭘 얻으려는 것 아냐"(イ・ジェミョン、銀行頭取らに「何かを要求しようというのではない」)」より一部抜粋
記事をそのまんま解釈すると、共に民主党の党首として銀行頭取らに会って「政府代表」の面をしているというナゾの状態です。
イ・ジェミョンさんは「何かを要求したり強制したりする場ではなく、政府に何が出来るか金融界の意見を聞く場」と述べたようですが、ひどく形式的な場のように思えます。
本当は(次期大統領との顔合わせをセッティングしてやって)金利引き下げ要求をするつもりだったのが、どうも世論がそこまで盛り上がってないようなので様子見をしたら、急に中身の無いスッカスカの会合になった...みたいな。
まあ、それは邪推かもしれません。しかし、イ・ジェミョンさんは大統領ではありませんし、企画財政部長官でもありませんし、金融監督院でもありません。それがこの状況でわざわざ出張っていくのですから、やっぱり邪推してしまいます。本当は要求するつもりだったんじゃないの?って。