韓国の青年層の10人に1人は初就職までに3年掛かるとの調査結果が出ました。
平均は11.5ヵ月です。それでも1年近く掛かっているわけです。
27歳とか28歳で「新卒」となっていることが多いので、就職が遅いのは知っていましたし、就職が難しそうなら「留学」することで新卒カードの有効期限(?)引き伸ばし作戦を取ることも有名です。
これらの原因は全て「働き口のミスマッチ」の一言で片付けられます。就活者が望むような条件の職場が見つからないから、というわけです。
ソウル経済の記事からです。
青年10人に1人「卒業後、初就職まで3年」
初めての仕事を探すのに3年以上かかったという青年たちの比重が10%に肉迫していることが分かった。初めての職場を確保するのにかかる平均期間も歴代最大値を記録し、オーダーメード型雇用対策が至急だという指摘が出ている。
統計庁は16日、このような内容を骨子とする「2024年5月経済活動人口青年層付加調査結果」を発表した。
詳しく見ると、15~29才の青年層が高等学校と大学など最終的に学校を卒業した後、初めての働き口を持つまでにかかる平均所要期間が5月基準で11.5ヶ月で関連調査を始めた2004年以後最大値を記録した。1年前と比べると1.1ヵ月増えた。
これは学校を卒業しても長期間就職できなかった人々が急増しているためだ。今年5月の賃金労働者(15~29歳)のうち、最初の就職まで3年以上かかったと答えた人の割合は9.7%(35万7000人)で、2006年5月(10.3%)以来18年ぶりに最も高かった。
(中略)
休んでいる青年のうち未就業期間が3年以上だと答えた人の割合も全体未就業者の18.5%(23万8000人)に達した。2014年5月(18.8%)以後、最も高い数値だ。青年層の非経済活動人口(406万6000人)のうち就職試験の準備者は56万5000人で全体の13.9%だった。
(後略)
ソウル経済「청년 10명 중 1명 "졸업 후 첫 취업까지 3년"(青年10人に1人「卒業後、初就職まで3年」)」より一部抜粋
最後にサラっと書かれていますが「非経済活動人口(406万6000人)のうち就職試験の準備者は56万5000人で全体の13.9%だった」とは、つまり残りの約350万人は「就職活動をしていない」という意味です。
彼らが全て就職を諦めたということではなく、中には進学準備や病気等で療養中なども居るのでしょうが、韓国統計庁の集計によると、今年上半期に「休んだ」青年層は244万4000人に達します。今年5月の時点で「休んだ」青年層は39万8000人、全体の「休んだ」人数が244万4000人と集計されています。*1
「就職活動をしていない人たち(244万人4000人約350万人)」の比率にすると約69%約11%*2です。非経済活動人口全体(406万6000人)での比率は約60%約9.8%*3になります。
ものすごく大雑把にまとめてしまうと「韓国青年層の無職の3人に2人10人に1人*4就職を諦めている」と言えます。
(2024.07.17 追記)
コメントで指摘をもらい、一部数値を修正しました。
比率で見ると随分小さくなりましたが、逆に疑問が...就職活中ではない約350万人から「休んだ」39万8000人を除いた残りの約310万人は一体に何をしているんでしょう...?