今月に入ってから4日間だけで韓国の銀行圏の家計負債は2兆1835億ウォン増加していました。タイプ別に見ると、住宅ローンが8387億ウォン、信用貸出が1兆879億ウォンの増加でした。
それから1週間たった11日時点での銀行圏の家計負債額は約1.5兆ウォン増加と集計されました。金額だけ見ると減って見えますが、タイプ別では住宅ローンが1兆8738億ウォン増で、信用貸出が2329億ウォン減と逆行しました。
しかし住宅ローンだけでみると、8387億→1兆8738億ウォンと、おおよそ1兆ウォンが増加しています。家計負債の大部分が住宅ローンであるということを考慮すると、こちらの増加ペースの方が問題です。
ニューシースの記事からです。
5大銀行の住宅ローン、10日間で1.8兆以上増えた
(前略)
13日、金融界によると、KB国民、新韓、ハナ、ウリ、NH農協銀行の家計貸出残高は11日基準で710兆1224億ウォンと集計された。
これは先月末の708兆5723億ウォンから1兆5501億ウォン増加したものだ。
(中略)
特に住宅担保融資の増加傾向が急激であることが分かった。5大銀行の住宅ローン残高は554兆264億ウォンで、約10日間で先月末(552兆1526億ウォン)より1兆8738億ウォン急増した。
先月は前月より5兆8467億ウォン増えた点を考慮すれば、前月増加分の約32%に当たる金額が9取引日ぶりに増えたのだ。住宅ローンの増加幅は4月の4兆3433億ウォン、5月の5兆3157億ウォンに続き、次第に大きくなっている。
(中略)
金利引き下げの期待感に住宅担保貸出固定金利の指標として使われる金融債5年物金利が下落し、住宅担保貸出金利も下がった。金融投資協会によると、金融債5年物の金利は12日、3.356%まで下がった。今年に入って最も低い水準だ。
金融当局は、ストレスDSRの第2段階の実施を今月から9月へと2ヵ月延期した。これに対し貸出限度が減る前に「終電」に乗ろうとする需要が集中していると分析される。
(中略)
信用融資の残高は102兆5452億ウォンで先月末より2329億ウォン減少した。信用貸出残高は今月初め、公募株請約の影響で4日基準で103兆8660億ウォンに増えたが、以後減少転換した。
銀行圏関係者は「最近の貸出増加は不動産市場に再び火がつき、限度がさらに減る前に貸出を受けて住宅を購入しようとする需要が多くなった」と話した。続けて「信用貸出の場合、今月初めに公募株請約のためのマイナス通帳貸出が増えたが、以後償還された。家計貸出は住宅担保貸出が大部分を占める」と付け加えた。
(後略)
ニューシース「5대 은행 주담대, 열흘만에 1.8조 넘게 늘었다(5大銀行の住宅ローン、10日間で1.8兆以上増えた)」より一部抜粋
記事の中で指摘されていますように、「貸出限度が減る前に『終電』に乗ろうとする需要」があることは間違いないと思うのですけれど、メディアがこぞって煽ることも原因ではないかと思います。
私見ですけど、韓国の人って見栄っ張りのくせに「損をしたくない心理」が異常に強いように思うんです。
ですから、周りが騒がしくなると浮足立って安易に流されてしまうのではないかと思います。「みんな」がやっていることに乗り遅れると「損をする」ように感じるのでしょうし、「見込み(金利が下がるはず)」で「パリパリ=早く早く」と動くのは、つまりは「噂」を信じる人がそれだけ多いということでしょう。扇動に流されやすい部分にも繋がるかもしれません。
噂を信じる人と信じない人とでは、信じる人の方が生存に有利になる場合があります。不安要素を遠ざけるという意味では、ネガティブな噂ほど広がるのが速いのも頷けます。
1000年もあれば、有利な特性を有する人たちだけが生き残り、それ以外は淘汰されるらしいので、朝鮮半島が「そういう(噂を信じやすい)特性」を持つ人たちにとって有利な環境だったということかもしれません。
(ちなみに島国の場合、土地の範囲が限られているので「争いを好まない」性質が有利とされるとかなんとか...日本で出る杭が打たれるのはそうした理由でしょうかね?)