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ヘーゲルと国家②

②『排除する一者』〈一から多へ〉

日本〜中国編

 『国体』は万世一系天皇が永久に統治権を総攬する日本独自のお国柄である。『国体』は明らかに『排除する一者』モデルの国家である。

『国体』は『辺境』の独立を許さない。『中央』から将軍を派遣して多数の反抗勢力を潰すのが日本の歴史だった。北九州の一部族に過ぎなかったヤマト朝廷からヤマトタケル坂上田村麿のような軍事的天才を将軍として遣わし、クマソやエミシなどの先住民を蛮族として、国より下位のものとして排除(アポーハ)し、あくまで己が内の反抗的な諸性質の一つとして征伐をする。ヤマトタケルの資料を読んだが、実の兄を中国の残虐皇后もびっくりの酷い方法で殺害したことを手始めに、全国でサイヤ人のように暴れ回っている。他の将軍も皆そのような容赦の無さであった。そうした中央の軍事力による戦争、虐殺、弾圧、差別という過程を経て、これら辺境の部族はヤマタノオロチや土蜘蛛などの妖怪、魔とされてしまった。そうしてその部族がいたということすら風化して『単一の日本』の歴史となる。

『排除する一者』モデルの国家はそういうことをするが、そこには、日本は日本です、中国は中国です、イスラエルイスラエルですと『国』を客観的かつ永続的真理であるモノとする心理的傾向が見てとれるが、これは有身見ではなかろうか。その最たるものはイスラエルをとこしえのものとしようとするユダヤ人とその神ヤハウェであろう。異民族の神々やそれを起源とする異民族は『悪魔』とされてしまうのだ。現在もペリシテ人(パレスチナ)を嬉々として虐殺するイスラエルの性質は変わってない。

『排除する一者』国家モデル自身では右翼か左翼かは関係がない。なので、国家モデルとしてここでは近代中国を挙げよう。辺境であるチベットやウィグルを邪教の徒とする中国共産党や、征伐する紅軍は明らかに『排除する一者』である。部分である浙江省福建省雲南省四川省黒龍江省広東省などは言うならば相互に差異関係性を持つ各部分性質に過ぎず、独立して存在しない。また北京、上海、天津、重慶という国家直轄市がある。これらの市は省という部分とは異なる次元の国家直轄として、上位次元に排除され、上位次元の一者国家はこれら差異を持つ部分諸性質である各省を下位次元に排除、差別化する。さらに香港やマカオなどの特別行政自治区チベット自治区、新疆ウィグル自治区、延辺朝鮮自治区などの行政自治区、そして何より台湾は中華人民共和国の下位次元である各省の辺境として排除される。極楽浄土における疑城胎宮の『辺地』のようなものである。そこでもやはり、フリーザのナメック星への侵攻のようなことはあったのだろうし、これからデンデの故郷の村のようなことになるかもしれない。




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