
上の画像は祖父の本。ペンネームは林藜。台湾に住んでいた私の祖父は作家でした。新聞記者、歴史家、漢字研究家でもありました。しかし、日本で言っても誰も知りません。言っても、ふーん…で?…え、誰?…と話しがいつも終わってしまうので、日本に住んでいて特に周囲に言うこともありませんでした。
祖父のペンネームは林藜ですが本名は黎泽霖 。だから、私の中華圏での本当の姓は黎なんですね…林ではありません。祖父は1981年から1998年まで中華テレビ(華視)で放送されていた『每日一字』という漢字教育のテレビ番組を監修してました。成语(語句)バージョンの『毎日一辞』も放送されてました。
- YouTube ←『每日一字』
また、歴史小説や詩集を書いて出版していたのを記憶しております。中国語のレベルも上がり、何か翻訳にチャレンジしたいな、と思っていたんですが。版権の問題で悩んでいました。先日、そうか、祖父の本を翻訳すればいいじゃん!と気づきました。気づくのが遅かった…。版権を親戚が持っているので、そこの交渉から始めなければなりません。
著作は嘉新優良著作賞を受賞した『蓬壺擷勝錄』や、台湾の歴史本『台湾省通志』。漢字研究本『字字有来头』そして『每日一字』これらを訳せれば良いのだけれども…
中国版ウィキペディアである百度に祖父のことが載っていたので訳してみました。
林藜、男性、本名は黎沢霖、1913年1月10日生まれ、1947年に台湾に来て、2001年5月29日に89歳で亡くなった。蘭州大学史地系兼陸軍官校十五期卒業。国内大手新聞の主筆及び編集長、台湾省文献委員会に勤務、北一女子中、政戦学校、銘伝管理学院で指導した。嘉新優良著作賞、行政院新聞局教育文化金鐘賞を受賞した。林藜の創作文類は詩、散文、伝記を主とする。旅行が好きで、足跡は国内外に広がっている。作品は各地の風情、山水、名所、古跡文物を主に描写し、特に台湾史にこだわりがある。『台湾省通志』は詳細で、文章は優雅。また、一連の伝記作品を執筆しており、教育界、経済界及び支那革命烈士を記している。華視の「毎日一字」、「毎日一辞」という番組制作に協力し、社会教育に貢献した。『林藜詩集』は後に彼の娘が編纂して出版し、詩千首を収録した。
林藜,男,本名黎泽霖,1913年1月10日生,1947年来台,2001年5月29日辞世,享年89岁。兰州大学史地系暨陆军官校十五期毕业。曾任国内各大报主笔及总编辑、台湾省文献委员会,并执教于北一女中、政战学校、铭传管理学院。曾获嘉新优良著作奖、行政院新闻局教育文化金钟奖。林藜创作文类以诗、散文、传记为主。喜旅游,足迹遍及国内外,作品以描写各地的风情、山水、名胜、古迹文物为主,对台湾史尤有专精,《台湾省通志》考证详明,文辞典雅;另有一系列的传记作品,记述教育界、经济界及革命先烈人物。曾协助华视录制“每日一字”、“每日一辞”节目,颇收社教之效。《林藜诗集》为身后由其女编纂出版,共收录其诗千首。