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出生率の低下

昨今は出生率が低下しております。

師僧のブログにも人類は減るべきと書いてありました。

 

若い人は身体的特徴、年齢、顔立ちやスタイル、清潔感、職業、貧富などにより異性を差別化して、より身体的特徴や社会的身分の優れたる異性への接触を増やします。その反対の、美しさもなく、不潔、低収入の私のような人は結婚のケの字もなく只、一人寂しく消滅して逝くのみであります。

 

人が、これらの付き合って未来の無さそうな異性を忌避するのはひとえに、我々が生命体であるからです。遺伝子の設計図は生物を細胞レベルでコントロールしています。

 

これはあくまでも私個人の12縁起の解釈ですが。唯物論マルクス主義者の方々にもご理解しやすいように書いてみました。

 

我々がまだアメーバのような原生生物だったころから…このアメーバは己が死、自らの消滅することに宇宙的規模の恐怖を覚えました。この無限の恐怖をお釈迦様は「無明」と言いました。

 

無明から、正反対の生の方向へのアメーバの逃走が始まります。この生の世界への必死の逃走を「行」と言います。生命体はある方法を編み出します。

 

試行錯誤の末、アメーバは自らの情報をコピーして増やす、という方法を編み出しました。この情報を「識」と言います。「識」は目に見える「形」を再生し、目に見えない「性質」も再生します。この「形」を「色」、「性質」を「名」と言います。例えば、女性に生まれたら、おしとやかな女性らしい性質と肉体に、虎に生まれたら猛々しい性質と虎としての身体を持ちます。

 

さらにこの「名色」を持って再生された生命は、六つの重要な器官を持ちます。眼と耳と鼻と舌と身体の感覚器官。さらに脳という思考器官を持ちます。この六つの器官を「六処」と言います。「六処」も「識」という設計図通りに出来ています。つまり、ある仕掛けがしてあるのです。

 

「六処」、つまり感覚器官がそれぞれの対象である形、音、香、味、身体感覚、そして脳が考える対象である概念に「触れる」と、私たちの見ている世界が「感受」されます。これが我々の今見ている世界です。触れることを仏教では「触」、感受することを「受」と表現します。

 

さて、私たちは感受されたものごとに対して、「識」という設計図通りに反応します。苦いものを嫌がり避けて、美味しいものを好み食べます。例えば、苦い、ピリピリする植物の実には毒がある場合が多く、美味しい木の実は食べれますし、栄養価も高いです。これが、先ほど言及した「仕掛け」ですが、これは「識」、つまり我々の遺伝子が我々がまだアメーバや鼠だった時代からの反応の蓄積の醸造により自然に形成された仕掛けです。これら好き嫌いの反応を、仏教では「愛」と言います。

 

さて、この「愛」により生命体は苦痛を嫌がり、快楽を感じる方向へ進み、快楽を感じる対象との接触と快楽を感ずる行為を繰り返します。ついには、快楽を感じる対象との接触に中毒になってしまいます。この繰り返し中毒を仏教では「取」と言います。相手に執着してしまうわけです。

 

しかし、この執着も実は「識」という設計図通りのもので、この「取」は男女が子供を作るための遺伝子の罠とも呼べるものです。これにより生物は妊娠はするわけですが、この新しく子供を妊娠した段階、を「有」と言います。

 

そして生命の生まれがあり、老衰と死があるです。仏教的に言えば「生」と「老死」となります。

人生の過程で必然的に親の老いと死を見る子供は、死や消滅への恐怖(無明)を感じ、反動から生存意志(行)が生じて、遺伝子(識)を残そうと異性を模索する。このサイクル、この生命輪廻の永久機関からは逃れ難い、とお釈迦様はこの「十二縁起」を説かれました。

 

さらに、苦しみの元は執着、つまり生存や子作りに有利になるように設計された仕掛け…富、美食、異性、コミュニケーションに中毒することであり、それらからの解放と、死や消滅に対する正しい見方を示されたのです。お釈迦様はこの地球上の生命の海を、苦しみに満ちた、残酷な共食いの島と表現されました。一切は皆苦しみである、仏教徒の最も基本的な「苦諦」という考え方です。

 

お釈迦様の考えは端的に無常偈に表されています。

 

諸行無常 是生滅法 生滅滅已 寂滅為楽」

 

あらゆる生命は無常であり、生まれて滅するものである。極論すれば、生命の遺伝の系統そのものが滅することになっても、その寂滅は楽でありむしろ悟りの姿である、と。

 

したがって、我々は出生率の低下をそれほど悲観する必要はないのかもしれません

 




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