ここに一冊の本がある…題名は「来るべき種族」…
かつて、この本を地政学者であった、カール・ハウスホーファー教授から紹介されたヒトラーは、チベット狂いを加速させた。本の内容をザックリ言うと…
《 地底内部に住む、超能力に基づいた文明を持つ "ヴリル・ヤ" と呼ばれる種族とコンタクトした人の話し》
となる。
著者は、エドワード・ブルワー・リットン。イギリスの政治家、小説家、オカルティスト。
この地底人の使う超能力をヴリルパワーと言います。
ヒトラーは白人優生理論を展開するために、アーリア民族=ゲルマン人を、このヴリル・ヤの末裔としました。
アーリア人種をヴリル・ヤの末裔とするために様々な人種説が唱えられました。
ナチスの人種理論の最高指導者だったハンス・ギュンターの北方人種論によれば、ドイツ人の祖のゲルマン人(アーリア民族)の生誕地は日本列島であり、大陸へ移り西進した子孫がドイツ人で、そのまま列島に残ったのが日本人らしい。古代ゲルマンと登呂の遺跡の建築手法を根拠として上げている。
逆に中央アジアから日本に先祖が渡ってきた説もあります。
崎谷満は縄文人が華北を経由し九州北部に到達したとしています。
アリゾナ大学のマイケル・F・ハマーは「縄文人の祖先は約5万年前には中央アジアにいた集団であり、彼らが東進を続けた結果、約3万年前に北方オホーツクルートで北海道に到着した」とする説を唱えた。これは、例の龍蛇トーテムの遊牧民ですね。スキタイが匈奴になり、オホーツクルートで北海道へ到達した。私は地底人、地底に住んでいる種族と聞くと、から洞窟の蛇を連想してしまいます。
ナチスの武装親衛隊には、アジア人部隊も少なくなく、ベルリン攻防戦で最後までソ連軍相手に奮闘したのは、ナチス武装親衛隊チベット人部隊でした。ナチスは、チベットこそがアーリア人種の生誕地として、このチベット人部隊を優遇していました。
ヒトラーはチベットにアーリア民族の発生起源を求め、数十回も秘密調査部隊を派遣しています。ナチスの主張するアーリア民族は架空人種であり、元ネタではヴリル・パワーを使える地底人です。それを本気にしたヒトラーは地底人から枝分かれした人種を「来るべき種族」としていた。末裔を白人だとこだわったのがヒトラーのミスと言えるでしょう。
個人的な意見としては、スキタイなどの遊牧民がその末裔だと思います。
我々、仏教徒は妙法蓮華経従地涌出品第十五に、地底文明…娑婆世界下虚空に住む、来るべき種族の到来…"ヴリル・ヤ"の湧出を見ることができます。
「爾の時に他方の国土の諸の来れる菩薩摩訶薩の八恒河沙の数に過ぎたる、大衆の中に於て起立し合掌し礼を作して、仏に白して言さく、世尊、若し我等仏の滅後に於て此の娑婆世界に在って、勤加精進して是の経典を護持し読誦し書写し供養せんことを聴したまわば、当に此の土に於て広く之を説きたてまつるべし。爾の時に仏、諸の菩薩摩訶薩衆に告げたまわく、止みね、善男子、汝等が此の経を護持せんことを須いじ。所以は何ん、我が娑婆世界に自ら六万恒河沙等の菩薩摩訶薩あり。一一の菩薩に各六万恒河沙の眷属あり。是の諸人等能く我が滅後に於て、護持し読誦し広く此の経を説かん。仏是れを説きたもう時、娑婆世界の三千大千の国土地皆震裂して、其の中より無量千万億の菩薩摩訶薩あって同時に涌出せり。」