前回までのあらすじ
仕事を辞めて旅に出た。オーストラリアを見て回ったのちカミーノ・デ・サンティアゴを歩く。 Saint-Jean-Pied-de-Port → Roncesvalles → Espinal → Ilarratz → Pamplona → Uterga → Cirauqui → Villamayor de Monjardín → Sansol → Viana → Logroño → Nájera → Grañón → Tosantos → Agés → Burgos → Hontanas → Itero de la Vega → Carrión de los Condes → Terradillos de los Templarios → Bercianos del Real Camino → Reliegos → León → Valverde de la Virgen → Hospital de Órbingo → Astorga → Rabanal del Camino → Molinaseca → いまここ
行動記録
朝
7時に目が覚める。だらだら身支度して8時ちょっと前に宿を出る。宿の近くで軽い朝食をとってから次の街に行こうと思っていたんだが、何故かどこもやってない。昨日はスペインの祝日だったらしいので祝日明けは休みだったりするんだろうか。
仕方ないので行動食のチョコレートを食べつつ次の街を目指す。数日前に買った4ユーロのチョコは口溶けが滑らかでバターのような香りがしてめっちゃうまい。買って良かった。
つまんね〜感じの道を1時間半くらい歩く。道沿いに建っている高級な感じの住宅を見るのは楽しいんだけど、より高級そうな住居は高い塀で囲まれていてちゃんと見えない。
しばらく歩いてたら台湾人のCちゃんがおすすめしてくれたカフェに着いた。今まで行ったすべてのスペインの飲食店にはテレビが付いていたけど、このおしゃれカフェはさすがにテレビがない!(ログローニョでパンケーキを頼んだカフェにも普通にテレビが付いてた)


Cちゃんからちょっと高いよと言われてたけどこれだけ頼んで15ユーロなので東京よりちと安い?オーストラリアだったらグラノーラボウルだけで20ドルしそうだ。アボカドトースト以外はめちゃ美味しかった。
(Cちゃんは私より現在20kmくらい先を歩いていて、毎日美味しかったカフェやレストランを教えてくれる)
再出発
先ほどのカフェはデカめの街Pomferradaの入り口すぐにあったので、しばらく歩いて市街地に着く。
今日は左足が痛くて天気も蒸し暑いので結構辛い。ただ13kmくらいしか歩かない日なのでなんとかなりそう。
せっかく大きな街にいるので薬局に寄る。看板に英語対応可と書いてあったため。英語を話す薬剤師さんに相談して薬を買った。実はここ1週間くらい脚全体にブツブツができていて痒く、何とかしないとと思っていたのだ。
痒いのでなんかクリームをくださいと言ったら一応患部を見せて、と個室で脚を見てもらう。bedbugではなさそう、なんかのアレルギーだと思うから飲み薬とかゆみ止めのクリームを出しておくねと言われた。bedbugでないのは安心だが、そういえば1-2週間前から目も異常に痒くて目薬を買ったことをようやく思い出した。
なんのアレルギーなんだろう。薬が効くといいんだが、薬剤師さんに「この薬は10日分あるけど、飲み終わる前にサンティアゴに着いてるから大丈夫」と言われた。うーむ、そんなすぐ終わりがくるんだね。やっぱり少し寂しい。
宿
宿のある街に14時くらいにようやく到着。チェックインが14時からで、想定だと13時ごろ着いてしまうと思っていたけど、足が痛くて進みがのろいので結局ちょうどいい時間に着いた。
犬が2頭こちらをじっと見ていた。
2段ベッドが8個ある部屋だけど、多分上段は埋まらなそう。端っこのベッドを取れて、隣に誰もいないので嬉しい。
晩ごはん
16時という変な時間だけど、ATMでお金を下ろしに行きがてら夕食に行く。
まだここはレオン州だけどガリシア州との県境に近づいているためプルポ(たこ)のお店が多くなる。今日の宿の近くにもプルポリアなるレストランがあったため行ってみることに。
日本でも「タコのガリシア風」的な料理を作って食べていたけど、本場のもととは全然違った。タコが柔らかくてジャリッとする岩塩がかかっていて、オリーブオイルとパプリカパウダーの染みたジャガイモがめちゃくちゃうまい。
お店の人もめちゃくちゃ良い人で、メニューを見ながら全てを英語で説明してくれて、デザートのおすすめもしてもらった。コーヒーのプリンとのこと。これもかなり美味しかった!
オーストラリアに戻るべきか
色々考えていて、今日の結論は戻らなくてもいいって感じになった。 理由は色々あるんだが、
- 2週間シドニーとメルボルンを見て、かなり満足してしまった感がある。そして住んで深掘りしたいと思えるものも見つからなかった
- カミーノを歩いてみて、自分の英語に自信を持っていいと思った。オーストラリアに行って勉強し直す必要はないと思った
- 両親に世話を頼んでいる飼い猫のこぐまが恋しくなった
- カミーノでできた友だちが日本に遊びに来たときに自分の部屋に招きたい、招けるような家を持ちたいと思った
- 仕事の経験を人に話したりテクノロジーにかなり疎い人と接する中で、自分で思っていたよりもプログラマとしての仕事や技術の話が好きだったと気付いた。プログラマに絞って就活するならオーストラリアの会社で仮に働きたかったとしても日本でリモートで面接してもらえばいいのでは?と思った
うーん。今日の結論は、戻らないになりそうだ。まだ分からない。明日は違う結論になるかもしれない。そもそも今過酷な旅をしていて心身共に疲れ果てているため里心が芽生えているだけとも言える。