何のことやら。でも、まあ、そういうことで(苦笑)。
丸沼書店の最終営業日ということで出かけてみた。本屋の終わり、という意味では新宿のジュンク堂書店、紀伊国屋南館*1などを思い出す。
この件は、某先生(弁護士兼近隣の大学の法学部の教授)の呟きで第一報に接したが、そのしばらく前から嫌な予感はしていた。こちらは概ね土曜又は日曜の午後に覗きに行くのだが、その時間帯の客が減っていたのと、入るべきはずの本が入らない、または入るのが遅くなっている感があった。なので、「とうとう...」というのが正直なところだった。こういう嫌な予感は、残念ながら、外れにくいというのも経験則である。第一報の数日後の平日夜に立ち寄る機会があったので、不躾ながら、買い物のついでにお店の若い方に確認したところ、事実とのことだった。店舗の立ち退きなどによるものではなく、業績不振による廃業とのことだった。口頭とはいえ確認はしたものの、公式に案内が出るまではこちらからは積極的に呟くなどはしなかった*2。迂闊に言葉にしたくなかったというのが大きい。
こちらにとっては、BLJとともに、企業の法務担当者・企業内弁護士として曲りなりにも独り立ち*3するまでの間を支えてくれた重要なインフラだったと間違いなく断言できる。新刊の一割引きも大きいが、古書も含めた品揃えの豊かさ、並びの確かさ、レジ後ろのホワイトボードでの新刊情報発信の速さ・確かさ*4、そういうものも含めて、ありがたかった。こちらの手持ちの法律書のおよそ8割以上(体感値)は丸沼で購入している。本日も最後に新刊を購入した。
そんなこんなで、こちらにとっては、いろいろな意味で替えの効かない存在だったので、残念でならない。失った痛みはこれから広がるのだろう。何よりこれからどこの実店舗で法律書を探せばいいのか*5、試行錯誤が続くだろう*6。
ともあれ、これまで物凄くお世話になったのは間違いない。スタッフの皆さま、本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。皆様のご健勝を陰ながらお祈りいたします。
最後にここしばらくの間に撮った店の写真を、備忘の意味もかねて貼っておく。






*1:一部残っているが...
*2:店内の通知を確認してエントリをあげてみた。僭越ながら、SNSをあまり見ていない方に伝わればよいと思った次第。
*3:一人前と言い切っていいかは、今なお躊躇うものがあるが...。
*4:Instagramか何かで発信とかしていたら...と思うのも後の祭り。
*5:僕自身は実際に現物を手に取って中を確かめずに買う事には抵抗感強い。諸般の状況が許容する限りは現物を実書店で購入することは続けるつもりである。
*6:勤務形態との関係で東京地裁の下や弁護士会館ブックセンターは使いづらいので、おそらくは新宿の紀伊国屋書店本店、池袋のジュンク丸善、東京駅OAZOのジュンク丸善の3つで何とかすることになるのだろう。その3店もこの後どうなるかわかったものではないが...。