呟いたことを基に益体もないメモ*1。
こちらは、企業の法務部門で働きながら40歳手前にNY州弁護士なる資格を取り、50歳手前で日本の弁護士資格を取るという、世間一般の弁護士の方々とは随分と異なる経路を辿って現在に至っているので、世間一般の弁護士の方々とは感覚が異なる部分があると感じる。要するにサラリーマンを長くしすぎた、ということかもしれない。サラリーマンもその大半は企業の法務部門で働いていたが、大学で法学部にいたものの、政治系で、司法試験などからは縁がなく、必修以外の法律科目の履修は少なく、初職に入った後にいわば泥から法務担当者として育ち、気が付いたらインハウス(企業内弁護士)になっていたというか、法務担当者が気が付いたら弁護士バッジを身に着けるに至ったという感じである。
なので、時折、世間一般の弁護士さんとご一緒するときには、諸々の感覚が異なると感じることがある。一番印象深いのが、某企業内弁護士の団体のセミナーの後の懇親会に出たときのこと。生き物として下の世代*2の方々の幾人かが無資格で法務をされている方々について、見下すような発言*3をされたり、恨み節のようなことを言っているのに接したことがある。こちらはそういう無資格の法務担当者の時期も相応にあったし、そういう方々でも資格者に負けず劣らずな成果を出されている方々も相応に存じ上げているので、その種の言動に対しては違和感が強く、いたたまれない思いをした*4。もちろん、特に酒席であれば、同僚などについての愚痴や恨み節を述べるのは一定程度認められても良いのかもしれないと僕自身も思う(この辺は考え方が分かれるだろうが)。ともあれ、そういう風に思う以上は、こちらとしては、その団体のwebinarについては、オンラインでの出席以上のことはしないようにしている。好き好んで不快な目に会いに行く必要はないだろうから。
*1:以下はこちらの感じたことを述べたのみで、特定の方に文句を言う意図ではないことを付言しておく。何よりも、文句を言う意味はおそらくないだろうし。
*2:修習期的にはこちらより上の方も下の方もいた。
*3:こちらにはそう聞こえただけかもしれないが。
*4:資格にプライドを持って、それがご自身の矜持として背中を支えている側面があるのは理解可能であるが、それは他人を見下すなどすることを正当化するものではないだろうし、資格以外に誇れるものはないのかと野暮なことを言いたくもなる。企業内法務は資格を要しないし、資格の維持費用もかかることを考えると、有資格者が偉そうなことを言うなら、それなりの価値を出しているのかは厳しく見る必要があるのではないかとも思う。こちらがそういう基準で見たときにどうなのかは自信がないが。