呟いたことを基に雑駁なメモ。
法務系ベンダーのブースがたくさん出るようなカンファレンスとかは行くと大変そうだから普段は避けて通るのだが、たまには出るかと思って、某カンファレンスを覗いてみた。メインは長澤先生と世古先生の講演。それ目当てというのが正直なところ。
以下呟いたことを基に若干のメモ。
- 冒頭の竹内先生のご講演は、正論すぎて反論しづらいが、リソース制約無視した理想論にも聞こえて、そこはちょっとな、と思う。もっとも最後の懇親会で少しお話しした限りでは、あえて理想論を述べる趣旨だったようだが。
- 長澤先生のご講演は、今回の下請法改正の趣旨というか背景説明が中心。尺が短かったからそうなるのもやむなしか。ご説明は腑に落ちるものが多かった。
- 世古先生のご講演もリハーサルを重ねられただけあって、舌を噛みそうな内容も滑らかに説明される。解説も分かり易かった*1。
- これら3つの講演だけでも出向いて聴く価値はあった。アーカイブ配信もあるようだが、事前申し込みが必要だったようだ。できればそこはなんとかなるとよいのだが...。
【追記:こちらから14日15時までは申し込み可能とのこと。】 - ベンダ系の講演(ユーザー側の対談も含め)は、言葉を選ばずにいえばポジショントークが多く、内職をしながら話半分に聴く程度だった。
- 当座の必要性は高いから、片仮名技術は何がしかのものをいずれ導入せざるを得ないのだろうが*2、技術が進歩しても所詮意思決定を完全に代替しえない(責任能力を持ちえない以上当然のことだが)し、学習してそれらしいものを提示するというところからすれば、いわゆるハルシネーションからは完全に自由になることは難しく、最終的な人間のチェックが必要(その範囲が過誤によるリスクの低減に応じて減る可能性は想定可能としても)で、それもますます巧妙な「嘘」になっていくとすると、そのチェック能力をどのように涵養し維持し続けるかについての答えが見え切っていないところで、前のめりに導入してよいのか、疑問なしではない。また、AIがお膳立てをして、人間にしかできないことを、というが、お膳立てしすぎることで、人間側が脆弱にならないか*3。また、意図的にハルシネーションを作るような攻撃方法が広まった時に、対抗できるのかという点もわかるようでわからない。AInative世代が出てきたときにこのあたりの危険が発現するのではないか*4。このあたりの懸念は却って強まった気がした。
- 最後の懇親会では、竹内先生、長澤先生、世古先生と少しだけお話ししたのと、あとはスタッフの方も含めて旧知の方々と諸々の話で盛り上がってしまった。もっといろいろな方と話せばよかった。
- その後に何やら表彰式があったが*5、退出して、某先達と別のところで呑んで帰宅した。