
世の中は物流で動いている。トラック運ちゃんにもっと敬意を。
今日は東の方に出張だった。ニュースでトラックが違法駐車して一斉取り締まりされることで有名な、大阪市鶴見区の花博通りを通った(上の写真)
花博通りは大阪の中央環状線と内環状線を結ぶ三車線の広い道路。走行車線に荷下ろし待機中のトラックがずらっと並ぶらしい。
片側二車線道路なら大型車でなくても駐車車両があればかなりじゃまですが、三車線ならちょっとぐらいは許してあげればと思う私です。
というのも、去年一昨年と分け合って物流業界に片足を突っ込んだので、事情がよくわかるから。
私がタイミーデビューしたのが一昨年の9月。去年の3月ぐらいまで、ちょうど約1年半の間、あちこちの倉庫に行って数えきれないほどの段ボールをエッサホイさと運んでおりました。
仕分ける荷物はドライバーが運んできたもの。仕分けた荷物はドライバーが配送するもの。と言うわけで、トラック運転手とはよく絡みます。
名古屋から来たトラックの運ちゃんと、たった2人でチャイナからのコンテナいっぱいの200〜300箱の段ボールの荷下ろし作業。
小さな支店で積み込まれたトラックの横に乗って、隣の大きな拠点でこれまた数百の段ボールを荷降ろしするのを手伝ったり。
拠点近くの食品工場からパレット積みで運んで来た食材を、運んできた運転手と一緒に送る拠点ごとに仕分けた後、それぞれの行き先のトラックまで運んだり。
運び終わって一息ついた時に、「長距離トラックに乗ってると、全国を旅できていいですね〜」なんて聞いたことがあった。
思っていたのとは違う答えが返ってきた。車が大き過ぎてどこにも停められないから、観光なんて行けないし、ご飯も良くて広い道路沿いのラーメン屋、たいがいコンビニメシの毎日なんだとか。
運ぶ先の工業団地的なところならまだいいが、下町の工場に荷卸しとか道が狭くてマジ大変らしい。
これまで全く関わってこなかった世界だったが、タイミーという大人のキッザニアに行くことで体験できたのは良い経験だった。ただ、仕事の過酷さの割には給料は良くはないし、睡眠不足や疲労で車をぶつけたり、現場の近くで路駐してたら駐禁切られたり、踏んだり蹴ったりだった。
さて、今日の花博通りである。通過した時間帯は取り締まりもなく、程よく駐車車両が止まっていた。
取締りする時は警察がリークするみたいで、夕方のニュースや新聞報道になります。
今ちょっ探したところで一番古い記事は2017年。
2018年にも摘発。
2025年の記事は秀逸。荷主から荷待ち強制される問題と、4時間運転したら30分休憩しなければならない430休憩問題が、路駐につながっていると指摘。
一番最近は11日前。
業界ニュースでは荷主から「荷待ち」させられている状態を示唆して、ドライバーの問題ではなくて、業界の構造的な問題だと主張。
近隣住民からの通報も警察が動く決め手となるでしょうが、年に一回報道陣を引き連れてのアリバイ程度の取締りにしておいてほしい。
あと、業務中で駐禁切られたにもかかわらず、反則金は損金扱いにはならんのですよ。会社が持ってくれるんだろうけど、スッキリしません。大型トラックを停める駐車場があって、停めてないなら反則でしょうけど、駐車スペースが少なすぎてどこにも停めれないんやからね。
ただ、一部では、ゴミやオシッコの入ったペットボトルを道や中央分離帯に捨てるアホもいるそうだ。これには十分な制裁をかけてほしいものだ。
ドライバーがいて社会が成り立ってる。