何かを見ていたらスカジャンという言葉が出ていた。スカジャンだからスカートにジャンバーを着た姿を想像していたら、スカは横須賀のことで、横須賀の米軍基地あたりで流行った背中に色々な絵を書いたジャンバーのことらしい。
最近はカタカナの略語が多くなったが、本来カタカナ略語はその言葉をよく使う仲間内だけでの言葉であるから、余程ポピュラーなものでないと、広く多くの人に知って貰えない。それでも最近は英語から来たカタカナ言葉の、しかもその短縮系の略語がやたら多く、よほどポピュラーなものでないと、何のことかわからず、多くの人はなかなかついていけない。
「スマホ」などはもうすっかりそのままで日本語として通用しており、スマートホンなでと略さないで言うことの方が少ない。「コスパ」「タイパ」などは最早、普通に使われるようになったので意味もわかるが、「クラファン」といきなり言われても、普通の人にはすぐ「クラウドファンディング」のことだとと分かるであろうか。NISA の広告で「オルカン」と言われても何のことか判らないが、聞けばall countryのことである。
最近あちこちでよく聞く、パワハラ、セクハラ、マタハラの類は多く、それぞれどういう意味なのか、色々想像して見るよりない。アルハラ、スモハラ、オカハラ、リスハラ、モルハラ、テクハラ、ソーハラ、エイハラ、ロジハラ、ハラハラなどとキリがない。
こういう略語は先にも述べたように、仲間内で便利なように簡略化して用いられるようになったものであるから、時の流れによってあまり使われないようになると、自然にまた消えて行くものである。
テレカ(テレフォンカード)や スッチー(スチュワーデス)という言葉は辞書から消えていくとどこかに出ていた。もうテレカなどは役目を終えたし、近頃はスチュアーデスとは言わず、キャビン・アテンダントと言うことの方が多いらしい。
漢字の略語の場合には、それぞれの漢字に意味があるので、略されても意味が分かることが多いが、カナ文字の略語では、表音文字で意味がなので、元の言葉がわからないと略語から意味を想像することが出来ない。また英語にはイントーネイションがあるが日本語に訳す段階でそれが変わることもあるので、カタカナ英語では元の英語を想像し難いこともある。
パソコンを始めた頃、「ストレージ」とよく出てくるが、初めは何のことだろうか分からなかったが、Storegeのことだと判って、なあんだと思ったことを今も覚えている。イントーネーションが違うと判からないものである。
最近の日本語は従来の漢字、カナの他に、カナの外来語が増え、しかもその略語までが多くなったので老人はなかなかついて行きにくい。
ー