以下の内容はhttps://drfridge.hatenablog.jp/entry/2025/11/09/043657より取得しました。


戦争は儲かる

 戦後日本国中が廃墟となり、無条件降伏でどうなることかと思われたが、嘘のように復興出来たのは朝鮮戦争におうところが大きい:かった事実は否めない。今をときめく大企業もせっせと米軍の砲弾を造っていたし、掃海作業や運搬作業も手伝ったし、伊丹空港には米兵の遺体や負傷兵が次々と送り込まれていた。ヴェトナム戦争の時も、随分アメリカのおこぼれに預かって儲けさせてもらったものである。

 それでも、そんなことは些細なことに過ぎない。戦争は武器のことだけ取り上げても、儲かって仕方がないと言わんばかりなのである。武器は他の商品と違って値段があって、ないようなものである。戦の勝敗にもかかわることだから、どんどん新しい、敵よりも有利な強力な武器や態勢を整えねばならない。しかも、戦争の様式も、武器も、どんどん進歩し、変化するので、常に新しいものを開発しなければならない。

 それにいざ戦争とならば、武器はどんどん消費される。当然補わなければならないが、失われたもの以上の新しい強力なものを補給しなければならないことも当然である。敵に勝つために備えるわけだから、値段のことなどに構っておれない。武器の代金は無理をし、借金してでも払ってくれる。戦争があれば、武器商売は笑いが止まらないのである。

 武器を造って賣る方からすれば、こんなボロ儲けので出来る商売は他にはない。どんな口実にしろ、条件が揃えば、誰しも戦争を焚き付けて武器を売り、大儲けしようと思い兼ねない。

 但し、戦争をするにはそれ相応の口実もいるし、実際に兵力を動かそうとすれば、政治力も必要だし、世論の操作も不可欠である。また戦争に伴なう人的、物的損害も無視できない。戦争反対の声に応える必要もある。

 アメリカが第二次世界大戦以後、どれだけ戦争をし、どれだけ都市を破壊し、住民や兵士を殺し、相手国やその周辺を破壊し、ひいては世界の反対に対処しなければならなかったことか。

 そうなれば、一番儲かるのは、戦争は他にやらせて、武器だけ売り込むことである。アフガニスタンで失敗して撤退せざるを得なくなったアメリカや、その武器商人たちは、自ら戦う侵略行為を止めて、ウクライナに戦わせて、武器だけ売りつける方法に切り替えたようである。

 またそれを機会に、アジア太平洋方面でも危機を煽り、同盟国らをけしかけて、戦争態勢を高め、それにつけ込んで大量の武器を売り込み、大儲けしようと企んでいるのである。それに乗せられる過ちを犯すべきではない。

 更に問題なのは、そんな流れに乗せられて、憲法で軍隊を持たない、兵力を持たない、平和国家である日本の企業までが、もっけの幸いとばかりに、この機会に儲けてやろうと、潜水艦から空母までの軍艦を揃え、日本の自衛隊向けだけでなく、外国にまで公然と売り込んで、儲けようとししていることである。英国、イタリアと共同で戦闘機開發もしているし、日本製の軍艦を他国へ売ろうと宣伝までしている。先日の報道によると、イスラエルガザ地区攻撃にさえ日本も関与しているらしい。

 まだ時間はかかろうが、最早アメリカの世界覇権は終焉に向かいつつある。今こそ日本は平和憲法の原点に戻り、アメリカに乗せられて不安を煽り、武器商売に手を拡げるのを止め、平和国家として世界に対応すべき時でなかろうか。

 




以上の内容はhttps://drfridge.hatenablog.jp/entry/2025/11/09/043657より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14