駅に行くと人身事故が起きたばかりで電車が止まっていた。これから行く立川にはこの電車で行くしかなく、全然電車が来る気配がないので映画の時間までに着くのかとヒヤヒヤしていたが、無事に一時間前には到着する事ができたが、大幅に時間をロスしたので昼飯は映画館のホットドッグになった。
見たのは極上爆音上映の『プロジェクト・ヘイル・メアリー』。評判の良い原作は未読。公開前にやたらと「ネタバレは駄目、トレーラーも見ないで」「ネタバレ厳禁!」みたいツイートを見かけたので、そんなサプライズやとんでもない展開があるのかと思っていたが、全然そんな事のない作品で拍子抜けしたが、まぁそれは映画の評価とは当然関係はない。宇宙ものはひとりぼっちになる事が多く本作もそれで、そうなると主演の力量が試される。ライアン・ゴズリング(級の演技力と存在感ある役者)でなければ惨事になったであろうが、さすが軽妙洒脱な演技で一人舞台を見事にこなしていた。ゴズリングは酷い目に遭うのが似合う。
本編と前日譚の入れ子構造は簡単ながら効果的だったし、演出も編集もテンポ良く、はてなと思う箇所をさらっと流す勢いとセンスよし。ただし、見終わってしばらくしてから「あれどうなってんだよ」と疑問に思うところは多々あり、少なくとも映画では。小説ではもう少し描き込まれているのだろう。音楽がかなりやかましかったのが気になったが、総じてレベルの高いエンターテインメントでおもしろかったです。まぁしかし、正直言って相当都合いい物語と展開だなとも思いました。都合いいというか、何でそっちがこっちに合わせてばかり(合わせられる事ばかり)で、そっちの事は合わせないしわからないままなんだろうと。これでは相互理解になっていない気がする。それはあまりに人類本位ではないかとね。
オリオン書房に寄ってから地元に戻り(今回は原作小説を買わなかったが、そのうち読んでみようかなと思っている)、少し前にできた中華料理屋で早めの夕飯をとり(まあまあ)帰宅。カフェラテと共にゲームをプレイして過ごす。

