
「投資には興味があるけれど、自分のお金が減るのは怖い…」
そんな投資未経験者の方に圧倒的におすすめなのが、おまけで貯まったポイントを使って投資体験ができる「ポイント投資」や「ポイント運用」です。
近年、Vポイント、dポイント、楽天ポイント、Pontaポイントといった主要な共通ポイントだけでなく、PayPayなどの決済アプリでも投資サービスが展開され、利用者は数千万人規模にまで拡大しています。
2026年現在は、楽天ポイント・Vポイント・dポイントといった「経済圏の統合」や「新NISAとの連携」が進み、ポイントを投資に回すメリットがかつてないほど高まっています。この記事では、ポイ活・投資歴の長い筆者が、それぞれの違いや選び方、最新のおすすめサービスを徹底比較して解説します。
細かい比較を読む前に、まずはご自身の目的に合ったサービスをチェックしてみてください。
- 【証券口座不要で気軽に始めたい】
👉 「ポイント運用(永久不滅ポイント運用、Vポイント運用、dポイント運用など)」 - 【ポイントを現金化したい・新NISAを活用したい】
👉 「ポイント投資(SBI証券、楽天証券、マネックス証券など)」 - 【期間限定ポイントを無駄なく現金化したい】
👉 「日興フロッギー(dポイント投資)」
- ポイント投資とポイント運用の違い
- ポイント運用(疑似投資)のおすすめサービス比較
- ポイント投資(実投資・現金化)のおすすめサービス比較
- 【参考】ポイント投資・運用の歴史(最新タイムライン)
- まとめ:自分に合ったポイント投資の選び方
ポイント投資とポイント運用の違い

各社のサービスを比較する前に、まずは「ポイント投資」と「ポイント運用」の明確な違いを把握しておきましょう。名前は似ていますが、中身や税金の扱い、口座開設の要否などが大きく異なります。
| 比較項目 | ポイント運用(疑似投資) | ポイント投資(実投資) |
|---|---|---|
| 仕組み | ポイントのまま疑似的に運用し、実際の株価等に連動してポイントが増減する。 | ポイントを使って実際の株式や投資信託を購入する(ポイントの現金化)。 |
| 証券口座の開設 | 不要(アプリ等ですぐ始められる) | 必要(本人確認等の手続きあり) |
| 売却・引き出し時 | ポイントのまま戻ってくる | 現金として戻ってくる |
| 税金・制度の扱い | サービスにより「雑所得」または「一時所得(50万円控除あり)」となる。 | 金融資産として申告分離課税(約20%)。※新NISA口座を利用すれば非課税! |
| 主なデメリット | 分配金が出ないため、「権利落ち」による目減りに注意が必要なサービスが多い。一部は回避可能。 | 口座開設の手間がかかる。投資金額によっては確定申告が必要になる場合も。 |
どちらを選ぶべきか?
投資未経験で「まずはポイントが上下する感覚を味わってみたい」という方は、証券口座不要で数タップで始められるポイント運用がおすすめです。
特に永久不滅ポイントのような「ポイント交換で価値が増える可能性があるポイント」についてはポイント運用によるリターンに加えて交換による増量とい二段階での利益が見込める点も大きいです。
参考:ポイ活で貯めるべきポイントの選び方。ポイントは交換ルートと出口で選ぼう
一方で、本格的な資産形成を見据えている方や、ポイントを実質的に現金化したい方、非課税制度である「新NISA」を活用したい方は、証券会社を利用したポイント投資を選ぶのが最適解となります。
ポイント運用(疑似投資)のおすすめサービス比較
まずは証券口座不要で気軽に始められる「ポイント運用」の代表的なサービスと、最新の動向を比較します。
永久不滅ポイント運用
セゾンカードで貯まる永久不滅ポイントを運用できます。使い勝手がよく、他のポイントへの交換も有利な永久不滅ポイントで運用できるのは魅力。株式コースは無くなりましたが、投資信託コースは優秀です。権利落ち回避が不要な点も魅力です。
ポイント交換ルートが強いのも特徴です。「 永久不滅ポイントのお得な交換ルート 増量交換可能な交換先と提携クレジットカードを紹介 」でも紹介しているように、MUJIのポイント、ANAマイル、ヤマダポイントなどの他、ポイント交換ルートを駆使すればdポイントにも交換可能で、運用で増やしたポイントをdポイント10%増量などのルートに乗せた上で、dポイントを現金化・換金すれば大変強いです。
Vポイント運用
Tポイントからの統合を経て誕生した「新Vポイント」を利用し、2025年3月に正式スタートした注目のサービスです。全世界株、米国テック、日本株の3コースから選べます。自分のタイミングで追加する「スポット追加」には1%の手数料がかかりますが、「自動追加」を利用すれば手数料無料でコツコツ運用できるのが最大の強みです。
dポイント運用
かつては「後出し」の運用が可能だったため、負けないポイント運用が可能でした。ただ、そのサービスも改悪が続き2020年10月以降は後出しが完全に封鎖され、普通のポイント運用サービスになっています。
2025年11月に「dポイント投資」から「dポイント運用」へと名称が変更されました。このリニューアルに伴い待望の「自動追加機能(手数料無料)」が実装され、初心者でも手間なく月1回の積み立てができるようになりました。出し入れの手数料が無料なため、分配金発生時の「権利落ち回避」が最もやりやすいサービスです。
楽天ポイント運用
楽天ポイントをポイントのまま運用できます。通常ポイントのみ。特段メリットはないですが、貴重な「楽天通常ポイント」を増やせるという点はいいかもしれません。
私は楽天ポイントは楽天カードへの支払いへ充当してしまうことが多いのですが、楽天ポイントを貯めておきたいというニーズがある方におすすめです。特にデメリットはないので、楽天ポイントを現金化したい方は「カード払いに充当」そうでない人は「ポイント運用」というように使わけをすれば良いと思います。
PayPayポイント運用
利用者数が1,500万人を超える大人気サービスです。通常コースへの追加時には1%の手数料(スプレッド)がかかるため頻繁な出し入れには不向きですが、ユーザーも多く人気は高いです。
かつては後出しのようあ裏技もありましたが、2026年現在ではそうした手法は使えなくなっています。スプレッド(手数料)と権利落ち回避の相性が悪く、ポイント運用サービスの中では正直残念仕様となっています。
👉 PayPayポイント運用のやり方と攻略法。手数料や権利落ちの注意点も解説
auPAYポイント運用(Pontaポイント)
Pontaポイントを運用できます。運用先が1種類(アクティブファンド)しかないのであまりメリットは感じません。あえて利用する必要はなさそう。始めると100ポイントもらえるキャンペーンを不定期にやっているので、それ狙いくらい?
エポスポイント運用
エポスポイントを運用できます。運用先がアクティブファンドのみと選べるものが少ないのがネックです。また、エポスポイント自体の活用先があまり豊富ではないため、あえてエポスポイントを増やす意味があまり見つけられない印象です。
エポスゴールドカード、エポスプラチナカード会員限定です。
👉 エポスポイント運用のしくみ
GMO STOCK POINT( for MUFG等も含む)
ポイントを使って個別株などに疑似投資ができるサービスです。不定期に開催されるガチャ系のキャンペーン(株ガチャなど)はお得度が高いため、キャンペーン参加用にアカウントを持っておくのはアリです。
for ○○という形で別の金融機関などと連携したサービスもあります。
ポイント投資(実投資・現金化)のおすすめサービス比較
続いて、証券口座を開設し、実際にポイントを現金化・資産形成の足しにする「ポイント投資」のおすすめサービスです。近年は「新NISA」の非課税枠と組み合わせて利用するのが圧倒的なトレンドです。
SBI証券 × Vポイント
ネット証券最大手のSBI証券は、投資信託の買付にVポイントを利用できます。
また、三井住友カードを使った「クレカ積立(月額上限10万円に対応)」を利用すれば、積立額に応じたVポイントがザクザク貯まり、それをそのまま再投資に回すという最強の複利サイクルが完成します。
👉 SBI証券×三井住友カードで投信のクレカ積立!設定方法やファンドの選び方
楽天証券 × 楽天ポイント
楽天経済圏のユーザーなら一択です。楽天ポイントを使って株や投資信託を購入でき、一定条件を満たすと楽天市場での買い物でもらえるポイント倍率が上がる「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の対象にもなります。
こちらも楽天カードや楽天キャッシュを利用した月額10万円までの積立に対応しています。
SMBC日興証券(日興フロッギー) × dポイント
dポイントユーザーの最強の出口です。最大の特徴は、キャンペーン等で獲得した「期間・用途限定のdポイント」も株の購入に使える点です。
さらに恒例となっている「dポイント10%増量キャンペーン」でポイントを増やし、それを日興フロッギーで株に変えて売却すれば、効率的にポイントを現金化できます。
👉 日興フロッギーでdポイント投資を実際にやってみた口コミとメリット
マネックス証券 × dポイント
SMBC日興証券同様にdポイントを使って投資ができます。投資対象は投資信託のみとなっています。
なお、マネックス証券では、「dカード」や「マネックスカード」を使ったクレカ積立に対応し、最大3.1%という高還元率のdポイントが受け取れるようになりました。
自社発行の「マネックスカード」によるクレカ積立について、2026年10月積立分より「月のカードショッピング利用額が1万円未満の場合は還元率0%」となる大幅な改悪が発表されました。積立専用カードとして寝かせている方は対策が必須です。
三菱UFJ eスマート証券×Pontaポイント
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)では投資信託の買付にPontaポイントが利用できます。Pontaポイント自体1ポイント=1円で消化するのはもったいないかもです。Pontaについては「50%増量キャンペーン」や「JALマイル交換」という別のお得な出口がありますからね……。
なお、三菱UFJ eスマート証券ではauPAYカードや三菱UFJカードを使ったクレカ積立が可能でPontaポイントやグローバルポイントを貯めることもできます。
👉 三菱UFJ eスマート証券×Pontaポイント(auPAYカード積立)
tsumiki証券 × エポスポイント
マルイ系のエポスカードを利用した積立と、エポスポイントを利用した投資が可能です。エポスゴールドカードの年間利用ボーナス(100万円利用で1万ポイント)の修行ルートとしても活用できるため、ポイ活上級者に人気があります。
👉 エポスカード×tsumiki証券でポイ活投資!ゴールドへのインビ対象にも
過去に話題になったサービスの中には、すでに終了したものや、利用をおすすめできないものもあります。
- LINE証券 / ネオモバ(SBIネオモバイル証券)
LINE証券は2024年7月に全サービスを終了し野村證券へ移管されました。ネオモバも2024年1月にSBI証券へ統合され、独自サービスとしては完全終了しています。 - トラノコ(ANAマイル連携) / 高島屋ポイント投資
トラノコはマイルから投資への交換レートが極端に悪く(1マイル=0.5円等)、高島屋ポイントもSBI証券を通じた投資では価値が半減(2000P→1000円)するため、貴重なポイントの出口としてはおすすめできません。
参考:トラノコの評判とメリット、デメリット
参考:タカシマヤのポイント投資のサービス 2円=1円の悪レート - 暗号資産(ビットコイン)へのポイント運用
楽天ポイント運用など一部のサービスでは暗号資産コースが拡張されていますが、スプレッド(見えない手数料)が非常に高額に設定されているケースが多いため、手を出す際は注意が必要です。
【参考】ポイント投資・運用の歴史(最新タイムライン)
ポイントで投資ができるサービスの歴史は2016年から始まり、現在に至るまで目まぐるしい進化と統合を繰り返しています。最新の動向を把握するための主な出来事をまとめました。
- 2016年12月:永久不滅ポイント運用サービスがスタート(先駆け)
- 2017年08月:楽天証券がポイント買付サービスを開始
- 2018年05月:dポイント投資がスタート
- 2020年03月:日興フロッギーがdポイントを使った投資に対応
- 2020年04月:PayPayボーナス運用を開始(後に手数料導入)
- 2021年06月:SBI証券でクレカ投信積立がスタートし、ポイント投資ブームが加速
- 2022年05月:SBI証券でVポイント投資サービス開始
- 2024年01月:ネオモバがSBI証券へ完全統合されサービス終了
- 2024年04月:TポイントとVポイントが統合し「新Vポイント」誕生。SBI証券のポイントも一本化
- 2024年04月:各社クレカ積立の上限額が月5万円→月10万円に引き上げ
- 2024年07月:LINE証券がサービス全終了(野村證券へ移管)
- 2025年03月:Vポイント運用サービスが正式スタート
- 2025年11月:dポイント投資が「dポイント運用」に名称変更し、自動追加機能がスタート
- 2025年12月:永久不滅ポイント運用の株式コースが新規登録・買付を停止
- 2026年03月:dポイント10%増量キャンペーン開始(恒例)
- 2026年04月:永久不滅ポイント運用の株式コースが完全終了予定(投資信託コースは継続)
まとめ:自分に合ったポイント投資の選び方
ポイント投資やポイント運用は、それぞれの経済圏や生活スタイルに合わせて選ぶことで、普通に資産運用するよりもはるかに有利なペースで資産を形成していくことが可能です。
最後に、目的別の「おすすめサービス」と「次に読んでいただきたい関連記事」を整理しました。
- 【まずは気軽に試したい初心者の方】
口座開設不要ですぐに始められるVポイント運用やdポイント運用、永久不滅ポイント運用がおすすめです。
👉 Vポイント運用
👉 dポイント運用
👉 永久不滅ポイント運用 - 【新NISA・クレカ積立で本格的な資産形成をしたい方】
月10万円までのクレカ積立とポイント投資を併用できるSBI証券や楽天証券が必須です。
👉 楽天証券のクレカ積立の活用方法
👉 SBI証券×三井住友カードで投信のクレカ積立!設定方法を解説 - 【dポイント(期間限定ポイント)を現金化したい方】
ポイント増量キャンペーンと併用して、日興フロッギーを出口として活用するのが最強のポイ活ルートです。
👉 日興フロッギーでdポイント投資を実際にやってみた口コミとメリット
これらのサービスを上手く組み合わせ、ポイントを使った賢い投資ライフを一緒に楽しんでいきましょう!
ちなみにこうしたポイントを使った投資やポイ活術についてはこのブログやtwitter(showchan82)でも発信しておりますのでよろしければフォローしてやってください。
※本記事の内容は最新情報に基づいて作成していますが、ポイント運用の税金(雑所得や一時所得の扱い)やサービスの規約改定については、必ず各社公式サイトや管轄の税務署にご確認ください。