東京都交通局は2026年3月2日、「都営バスの路線変更等について」という見慣れない発表をした。運行パターンの休止、新設のほか、深夜系統の廃止を含む内容。有明地区に影響が大きそう。臨海部を見ると豊洲駅に絡む路線の運行休止を複数含む。全てゆりかもめの新豊洲駅に絡んだものになっている(2026/03/04)。

運行の休止 陽12−2、陽12−3系統 2026年3月31日
陽12−2系統 東陽町駅前〜豊洲駅前〜新豊洲駅前・・・豊洲市場
・平日と土曜朝を除き運行休止
東陽町駅発 運行便数
平日 24便/日 始発0630 終発2043
土曜 8便/日 始発0630 終発2005
休市 24便/日 始発0630 終発2043
休日開市 6便/日 始発0630 終発0905
陽12−3系統 東陽町駅前〜豊洲駅前〜新豊洲駅前・・・東京テレポート駅前
・運行休止
東陽町駅発 運行便数
土曜12便/日 始発0935 終発1900
日曜19便/日 始発0700 終発1905
・いずれも新豊洲駅に絡んでいる。
深夜系統の休止
2026年3月31日を最後に深夜運行が一斉に休止となる。休止となるのは深夜02、深夜03、深夜07、深夜11、深夜12、深夜13系統。
影響するのは深夜13系統。

深夜13系統は平日3便。東京駅発が2320、2355、2430。
これも新豊洲駅に絡んでいる。
運行パターン新設 都04出入
都04出入系統

・これも新豊洲駅に絡んでいる。
参考 休止路線の損益額や営業係数(2024年度)

※表は休止系統そのものの数値ではないことに注意。例えば木11は木11甲と木11乙があり、休止系統は木11乙のみ。
感想・まとめ
臨海部に関係する系統は全て新豊洲駅に絡んでいることに気がついた。東京BRTの停留所新設とかに動きがあるのかね(根拠はない)。
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深夜13系統の廃止は有明エリアにとって相当痛い。深夜に東京駅から有明に向かう直通ルートがなくなり、新橋からゆりかもめで有明に向かうか、東京駅から新木場まで行き、りんかい線乗り換えのような方法が代替になりそう。
陽12−2、陽12−3系統の休止は豊洲市場関係者に影響が大きそう。
都04系統は豊洲水産埠頭〜東京駅八重洲口の路線。出入系統(回送運行を兼ねた営業運転)の新設ということで、朝や夜の数便という感じだろうか。利用者像が今ひとつわからない。これにからんだダイヤ改正もあるのだろうね。
錦22系統は臨海部には直接関係ないが、運行休止は黒字路線だけに少し驚いた。運転士を割り当てるだけの余力がないということなのだろうね。
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東京都は「サービス水準の設定」に向けた地域公共交通の基本方針改定を進めている。ここに盛り込まれているバス運転士不足を前提とした路線バス再編の動きが始まったのかもしれない。