中央区晴海エリアと有楽町、東京駅、日本橋エリアを結ぶ急行バス「晴海ライナー」は、燃料電池バス「SORA」の運行を2026年2月末に終了する。導入は2019年末で、運行期間は約6年だった。日立自動車交通から運行終了の理由は示されていない(2026/02/26)。

晴海ライナー・綾瀬ライナーでの燃料電池バス運行終了について

トヨタの燃料電池バス「SORA」の運行を終了する
対象路線 晴海ライナー/綾瀬ライナー
・日立自動車交通は業界に先駆けて環境問題に取り組んできた
・公営、電鉄系バス会社以外では初めてSORAを導入した。
・燃料電池バスの運行は一区切り
・ダイヤの変更はない
・東京23区では初の大型電気バス導入、燃料電池自動車「MIRAI」を使ったタクシー車両導入などを実施した。
参考 晴海ライナーの燃料電池バス導入 2019年12月
2019年といえば東京オリンピック2020大会前で、東京湾岸の未来が輝いて見えた時期。このお披露目イベントもその中で行われた。

ダイヤ改正前の12月14日に燃料電池バス「SORA」のお披露目イベントが実施される。
日時 2019年12月14日1250〜1320
場所 晴海トリトンスクエア1階停留所
感想・まとめ
一瞬、晴海ライナーの運行終了かと思ってびっくりしたが、燃料電池バスの運行終了という話だった。
運行終了の理由は示されていないが、バス業界には一般的な運転士不足のほか、燃料電池バス特有の理由としては運行コストの高さが挙げられそう。大型バスの耐用年数は10〜12年とする資料もあり、比較すると6年での運行終了は早い気がする。
参考 燃料電池バスの運行コスト
東京都交通局の経営計画2022によると、燃料電池バスはディーゼルバスと比べ運行コストが2倍近いという数字が示されていて、水素ステーションの設置状況などが今後の導入拡大に向けた課題になっていた。現状ではもっと上がっていてもおかしくない。どらったら!でも過去に運行コストのことは取り上げていた。
目新しさという点での役割は果たしたと考えられるので、現時点ではコスト面で競争力のある電気バスに移行しつつ、将来的に水素自動車のコストが下がってきたら、改めて採用するかどうか判断するということになるのではないだろうか。
しばらくはお別れだね。