築地市場跡地再開発で事業者が公表した基本計画を受け、中央区が特に重視する交通計画について具体的なイメージを示した。築地市場跡地から幅広の歩行者デッキを使って首都高の上部空間を整備する「築地川アメニティ整備構想」のラインに繋げ、さらに地下道と結んで東銀座駅などに繋げる内容のようだ。中央区はイメージの実現を目指す。公表されたのは2025年9月3日で全7ページ。内容を確認しておく(2025/09/04)。

赤丸は歩行者デッキ
緑丸は築地川アメニティ整備構想のライン
歩行者デッキ直下に首都高晴海線、築地川区間に接続
・ピンク色の部分(築地市場跡地の歩行者ネットワークイメージ)と緑色の部分(築地川アメニティ整備構想の部分)は加筆した。新大橋通りを跨ぐ歩道橋を2ヶ所と大規模デッキを1カ所に設けるイメージ。築地川アメニティ整備構想につなげ、さらにメトロ東銀座駅近くに結ぶイメージらしい。

・デッキそのものから地下道に直結するスタイルではないようだ。
・市場跡地側から幅広の階段で築地市場跡地側にダイレクトアクセスを可能にするイメージとなっている。これはいい。

赤矢印はデッキによる歩行者ネットワーク。
紫色は地下ネットワークで、東銀座駅につながる。
デッキによるネットワークは再開発敷地内にも設けられるが、ここでは省略。
断面イメージ

イメージを見ると、幅広のデッキの直下は区遊施設となり、地面の下は高速晴海線が入って首都高に接続する、ということらしい。
車両交通のネットワークイメージ


歩行者デッキの断面イメージ
・歩行者デッキの幅は約20m
・歩行者デッキの高さは8〜9mで、下に区遊施設が入る
・地面下には高速晴海線。
おそらくその下に地下鉄のインフラが設けられるのだろう。
感想まとめ
5万人収容の大規模集客施設への人の流れををどうするかという大きな課題への中央区の回答。築地市場跡地から築地川アメニティ整備構想のエリアは地上デッキ。そこからは地下道を使って東銀座駅や銀座駅に結ぶということのようだ。さらに地上デッキの地下に首都高晴海線を通すという内容。
なるほど、面白い。ただ、これで足りるという計算なのだろうか。
・・・
一方の公共の自動車交通など、この程度の交通ターミナルの処理能力では全く不足だろうし。地下鉄開業までどう繋ぐのか。東京BRTの運行は考えられていないのかも。