過日、隣市にある「生島足島神社」に孫のお宮参りに行ってきました。掛け着は娘が使った古いものでしたが、親子二代で同じものを使えるのもまた良しと考えました。

当神社でのお宮参りは2回目になるのですが、前回はコロナ禍だったせいかじじばばは本殿の外でお祓いが終るのを待っていました。ところが、今回は一緒に本殿に入りお祓いをしてもらうことができました。無事に育ってくれることを願うばかりです。
今回、初めてこの神社の拝殿に入るにあたり、本殿の脇にあるこちらの御祭神十三社(お社はこの看板の左手にあり写真なし)をお詣りしてくださいと案内されたのです。

場所的にはこんな位置関係になります。①が本殿で②が十三社

上の図の青い矢印方向からみたのがこちらで、赤丸の植木の向こう側に十三社の位置。

たぶん本殿でお祓いをする時でないと拝めないお社だと思います。私自身この祓戸の神は初めてで、私の氏神神社や知っている他の延喜式内の神社にもないのでちょっと気になりました。まず気になったのは祓戸の神とはなんだろうです。
これについてはググるとすぐに分かりました(ご存知の方も多いかもしれません)。この説明でいけば、本殿に入る前に穢れをとるお社ということのようです。
神社に参拝すると、鳥居をくぐったすぐの所や、本殿の手前に「祓戸社」を見かけることがあると思います。そこに祀られている神様が祓戸大神です。
神様は禍事・罪・穢れを嫌います。ですから、神社の本殿に参拝する前に禍事・罪・穢れを祓っておかなければならないのです。そのために祓戸社があり、祓戸大神が祀られているのです。ですから、神社を参拝される場合は、まずは祓戸社があるかどうかを確認しましょう。あれば必ず真っ先に参拝して下さい。なければ水神様や住吉社なんかを探しましょう。 goriyakusan.comより
ま、この辺で、なるほどとやめればいいものを、細かなことが気になる親父はさらに十三社が気になり確認してみることに。ところが入るとこれが奥が深かく迷宮に入ることになるとは(^^; 以下は私の備忘録ですので、ご興味があれば読み進めてください。
まず「祓戸の神」を調べる前にやったのが、あの看板にあった十三社の書き出し。
生島足島神社における祓戸の神の13社(同神社案内看板より)
瀬織津媛神
速開津媛神
伊吹戸主神
速佐須良媛神
底筒男神
中筒男神
表筒男神
神直日神
大直日神
綿津見神
八(行人偏に翟)彦神 ・・漢字が?
八(行人偏に翟)媛神 ・・漢字が?
泉津事解男神
以上の十三となる。そして「祓戸神」についてググることに。
以下は主に祓戸大神|祓戸大神と祓戸四神は、お祓い専門の神様です! | ご利益本舗「GORIYAKU SAN」関西版 https://pedia.3rd-in.co.jp/wiki/%E7%A5%93%E6%88%B8%E5%A4%A7%E7%A5%9E#gsc.tab=0
を参照し検討・拝借加筆したものです。
大祓詞では、祓戸大神を瀬織津比売神・速開都比売神・気吹戸主神・速佐須良比売神の四神としていると言ってもいいと思います。実際、神社にある祓戸社の大半が、この4柱の神々をお祀りしてます。
注1:気吹戸を伊吹戸という場合もある(例:生島足島神社) これも迷わさせられた(^^;
注2:4神の内、古事記・日本書紀にでてくるのは速開都比売神だけで、禊祓いで生まれた神々は26柱ですが、どの神様なのかは諸説あるようです。
伊邪那岐大神が、黄泉の国で穢れた体を清めるための禊祓いで生まれた神々は26柱もいらっしゃいます。(こちらでは日本書紀を参照(古事記と異なる神もいるやに)
でもこのうちの禍津日二神、直毘神二神、綿津見三神(少童命三神)、筒之男三神(住吉三神)、三貴子の合計13柱は、「祓戸大神たち」から除外されるというのが一般的な見解のようです。
緑のマーカー(緑色)を引いた神々の総称を祓戸大神と呼ぶことになりますね。
<緑のマーカーの神を抜粋>
衝立船戸神(つきたつふなとのかみ)
道之長乳歯神(みちのながちはのかみ)
時量師神(ときはかしのかみ)
和豆良比能宇斯能神(わづらひのうしのかみ)
道俣神(ちまたのかみ)
飽咋之宇斯能神(あきぐひのうしのかみ)
奥疎神(おきざかるのかみ)
奥津那芸佐毘古神(おくつなぎさびこのかみ)
奥津甲斐弁羅神(おきつかひべらのかみ)
辺疎神(へざかるのかみ)
辺津那芸佐毘古神(へつなぎさびこのかみ)
辺津甲斐弁羅神(へつかひべらのかみ)
伊豆能売(いづのめ)
<その他の13の神抜粋>
八十禍津日神(やそまがつひのかみ)
大禍津日神(おほまがつひのかみ)
神直毘神(かむなおびのかみ)
大直毘神(おほなおびのかみ)
底津綿津見神(そこつわたつみのかみ)
底筒之男神(そこつつのをのかみ)
中津綿津見神(なかつわたつみのかみ)
中筒之男神(なかつつのをのかみ)
表津綿津見神(うはつわたつみのかみ)
表筒之男神(うはつつのをのかみ)
天照大御神
月読命
建速須佐之男命
これらの神を生島足島神社の13社と対比してみますと、一般的な4柱を除くとほぼ一致しません。特に「祓戸大神たち」から除外されるという筒之男三神(住吉三神)が、同神社では13社に含まれているようにみえます。
私は専門家でもありませんし、私が参照したサイトも運営者が?ですので完全に信頼できるかはわかりません。ただ、13社に触れているサイトは他にみつからず、生島足島神社の13社の内、一般的な4神を除く9社がどこから出てきたものなのか疑問となりました。
そこで生島足島神社にお聞きしてみたのですが、江戸時代からこの十三社を祭っているようで、細かな出典は分からないとのことでした。でもありがたいことに、宮司さんがさらに調べており、何かわかればまた連絡いただけるとのことでした。ありがた山。
今回特に参考にさせていただいたサイトはこちらのふたつです。
そして色々ググっていたら、3年前にこの神社の「日本中央」という記載について調べられていたはてなブログがありましたので、ご紹介させていただき終わりとします。
本当に八百万の神を実感したドラパパでした(^^;
細かなことが気になる親父 記