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【ポケモン3世代】地名のインデックス番号で遊ぼう

 

1.はじめに

この記事は Pokémon Past Generation Advent Calendar 2024 の1日目の記事です。2023延長線は366日目で無事に終了しました。みんなお疲れ様です。

第三世代以降では、トレーナーメモを見ることにより「であったばしょ」を確認することができます。RSにおいては、ゲーム内に存在しないマップ(FRLGのマップや、Emで追加されたマップ)のポケモンを輸送すると、「ケーブルこうかんに よって であった」と表示されます。

 

Emにおいてはゲーム内にFRLG固有マップのインデックス番号が用意されているので、しっかりとFRLGのマップ名が表示されますが、「Co/XD」で捕まえたポケモンについては「つうしんこうかんに よって であった」と表記されます。

が...、これはあくまで親判定に通らなかった場合の話です。「Co/XD」で捕まえたポケモンでも、主人公に名前&性別とTIDを同じにして、GBAでトレーナーメモを確認すると、「つうしんこうかんに よって であった」の表記ではなく、デタラメな場所で出会った表記にされます。今回の記事ではこちらの現象が起こる原因の解説と、起こり得るユニークな地名について紹介していきます。

 

 

2.地名が変わる原因

ポケモン3世代では、ゲーム内部で使用されるインデックス番号が設定されており、トレーナーメモにおける出会った場所の表示に使用されます。一覧は以下のサイトに書かれています。

 

【RSE・FRLG】

 

【Co/XD】

 

気づいた方も多いと思いますが、GBA作品とCo/XDで同じインデックス番号が使われています。例えば、0xA9であれば、EmとFRLGなら「しっぽうけいこく」、Coなら「とおくはなれたとち」、XDなら「カミンコはかせのやしき」とそれぞれ別の地名となります。

ですが、インデックス番号が同じであろうと、通常では出身地方判定に引っかかり、「つうしんこうかんに よって であった」と表記されるハズです。なぜ、親名とTIDを同じにすると表記が変わるのかというと、トレーナーメモの表記に使われる関数は、別親と判断された場合のみ出身地方をチェックするため、親判定が通った場合はそのままインデックス番号を参照されるのが原因です。

これにより、インデックス番号0x4Aの「ニケルダークとう」のファイヤーが、「ほのおのぬけみち」で出会った表記になる...など面白い現象が起こります。仕組みが分かったところで、実例をいくつか紹介したいと思います。

 

 

3.面白い地名になるポケモン(GBA)

XDカイリュー

【0xA2】GBA → おもいでのとう、XD → アイオポート

ナナシマの地名はどれもクールなものばかりです。「おもいでのとう」と心優しい(当社比)カイリューの組み合わせはかなり趣があります。フウさん知ってた〜??

 

XDギャロップ

【0x50】GBA → ひでりのいわと、XD → ニケルダークとう

第3世代ではポケモンが出現しない「ひでりのいわと」ですが、ほのおタイプのポケモンであるギャロップとベストマッチしています。マグカルゴでも再現可能です。

 

XDザングース

【0x47】GBA → まぼろしじま、XD → シャドーのひみつこうじょう

GBAには「まぼろしじま」という内部データは存在しているものの、「まぼろしじま」で捕獲したソーナノは「130ばんすいどう」で出会った扱いになります。インデックス番号の仕様で、未使用の地名を確認できるのは中々面白いです。XDザングースの乱数が確立された場合、まぼろしじま出身のポケモンでまぼろしじまを出現させることもできるので、ちょっとだけロマンを感じます。

 

XDジュペッタ

【0x55】GBA → そらのはしら、XD → ニケルダークとう

Emでは実際にそらのはしらでLv37のジュペッタが出現します。あなたに野生産と間違えて、手持ちから逃がす呪いをかけました。

 

XDラッキー

【0x54】GBA → トラックのなか、XD → ニケルダークとう

こちらも「まぼろしじま」と同様に通常プレイでは見ることのできない地名となります。余談ですが、「トラックのなか」はホウエンマップの最北西に位置付けられているようです。(ミシロタウンじゃないのか…。)

 

Coスイクン

【0x37】GBA → いしのどうくつ、Co → アンダー

いしのどうくつにスイクンが??クリスタルでも眠ってそうで、ダイゴさんも喜びますね。

 

Coハッサム

【0x80】GBA → サント・アンヌごう、Co → フェナスシティ

サント・アンヌごうは期間限定マップであり、ダブルバトルカードe+の希少さも相まって、かなりレアな画面に思えます。

 

Coブラッキー(エーフィ)

【0xFE】GBA → どこか、Co → 「(主人公)とは むかしからの なかま」

ブラッキーなどゲーム内イベントで貰えるポケモンは全て0xFEですが、Co/XDでの表記は少し特殊な処理がされています。同じ0xFEでも、Coでポケモンの種類がエーフィまたはブラッキー、親が現プレイヤー、出身がオーレ地方の場合は「(主人公)とは むかしからの なかま」となり、ギンザルからもらったプラスルは「ギンザルさんから ゆずりうけた」と表示されます。
また、XDにおいてはポケモンの種類がイーブイまたはその進化系、親が現プレイヤー、出身がオーレ地方の場合、「(主人公)の おとうさんから もらった」と表示されます。

Emの場合は該当マップが存在せず、かつ自分のポケモンの場合は「どこかで あった」と表記されます。親名ギンザルでTID37149にした場合なども同様の表記にできたりします。

 

 

4.面白い地名になるポケモン(オーレ地方)

Co/XDではGBAとは違い親名判定の可否に関わらず、しっかりと出身地方が参照されるため、GBA産の個体は「とおくはなれたとち で であった」の表記になります。

しかし、出身地方が合っていればこの表記ではなく、インデックス番号を参照され、であった場所が表記されます。CoとXDでは同じインデックス番号でも表記される地名が違ってくるため、GBAを経由してCo/XD間で個体を輸送をすることで、変わったトレーナーメモを実現することができます。GBAと同様にトレーナーメモの例を紹介していきます。

ちなみにGBAで親名判定が通る条件は、主人公の名前&性別とTIDの一致でしたが、XDはSIDまで合わせないと親名判定が通らないようです。Coは親名判定に通らなくても、オーレ地方であればインデックス番号が参照されます。

 

XDゴクリン

【0x0B】Co → トレトレ、XD → シャドーのラボ

Coで確認できる変わった地名です。Coではトレトレでダークポケモンが登場しないため、この地名をトレーナーメモで確認するのはXDからの輸送のみとなります。あとはけんきゅうじょまえシェルダーや、ボトムコロシアムガーディなどもいます。

 

XDブラッキー(エーフィ)

【0x00】Co → 「(主人公)とは むかしからの なかま」、XD → 「(主人公)の おとうさんから もらった」

Coではブラッキーとエーフィに色違いのブロックルーチンがかかっており、光らせることができませんが、XDでは可能です。Coインデックス番号の例外処理として、ポケモンの種類がエーフィまたはブラッキー、親が現プレイヤー、出身がオーレ地方の場合、「(主人公)とは むかしからの なかま」と表示されます。そのため、CoとXDでトレーナー名・TID・SIDまで合わせることで、色違いのエフィブラを「むかしからのなかま」表記にできます。

 

Coエンテイ

【0x4C】XD → ニケルダークとう、Co → バトルやま

CoからXDに輸送しても、あまり変わった地名が見られませんが、三犬がXDのラストダンジョンであるニケルダークとうに出現するのは中々オシャレです。(カミンコ博士の屋敷とかあったら面白かったんだけどなぁ...。)

 

Coエーフィ(ブラッキー)

【0xFE】XD → 「(主人公)の おとうさんから もらった」、Co → 「(主人公)とは むかしからの なかま」

何が面白いの?と思うかもしれませんが、画像のエーフィはCoから輸送した個体です。XDでは前述の通り、ポケモンの種類がイーブイまたはその進化系、親が現プレイヤー、出身がオーレ地方の場合、「(主人公)の おとうさんから もらった」と表示されます。そのため、CoとXDで同一のIDにすることで画像のような表記になります。オーレの舞台から姿を消したとされるCo主人公はXD主人公の父親だった...?

 

Coプラスル

【0xFE】XD → 表記なし、Co → 「ギンザルさんから ゆずりうけた」

インデックス番号0xFEはXDで地名が設定されていないため、Coでギンザルからもらったプラスルを輸送すると画像のような現象が起こります。頭の良い方は、何で主人公の親名判定が通らないのに「とおくはなれたとち で であった」の表記にならないのか疑問に持ったと思いますが、これには理由があります。

XDのゲーム内でポケモン交換できるNPCとして、「ギンザル」と「ダニー」がおり、親判定でこのお二方と判定された場合は、インデックス番号が参照されるという例外処理が設定されているようです。

 

5.おわりに

出身が変わるわけではないので、特に実用性がある訳ではないですが、興味深い現象だと思います。ちなみにCo/XDは男主人公だけなので、オマエラの大好きな女主人公では親判定を突破できませんのでご注意を。

さて、アドカレの習わしとして、明日の記事について、サクッと紹介しなければいけないらしいです。

明日の記事はpoeさんによる「GBA/バトレボにおける催眠技のアドバンテージ取得確率とターン期待値」となります。ここ最近不眠気味なので、私にも催眠技を打ってほしいです。ではまた、9日目の記事でお会いしましょう。




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