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Copilot Chatを好みに合わせてカスタマイズする

あ、すみません。またGitHub Copilotネタです。

VSCodeのCopilot Chatを使っている人は結構多いと思います。 制限があるとは言え、無料でも使えますからね。

ただ、デフォルト設定のままだと回答が冗長に感じたり、こういう温度感で回答が欲しいのになと思うことがあります。 それを設定する方法が書かれたドキュメントは一応あるのですが、なんかよく見てもわからないなあと。

これについてはマイクロソフトの真壁さんの資料がよくまとまっています。

ほかのAIエージェントでも質問に対する回答をカスタマイズする機能が用意されていて、だいたい設定のあたりをいじるとできるようになっていると思います。たとえばChatGPTだとこんな感じ。

こういう設定に該当するのがGitHub Copilotで言うところのCustom Instructionsだそうです。Githubの各プロジェクトごとのルールはRepository Instructionsで設定します。 GitHub Copilotは色々なソフトウェア上で利用できる反面、設定用のUIは特に用意されていないようです。 正直言うと、設定用のUIが欲しいです。

VSCodeでCopilot Chatのカスタム指示を設定/変更する方法

VSCodeで設定するには、コマンドパレットから操作するほうが分かりやすくて良さそうです。

  1. VS Code のコマンドパレットを開く
  2. 「Chat: Configure Instructions & Rules」を実行する
  3. 保存先で User Profile を選ぶ
  4. 例えば copilot-instructions.md という名前で作る
  5. 中身をたとえば次のようにする
---
applyTo: "**"
description: "Very concise responses"
---
- 日本語で答える
- 結論を最初の1文に書く
- 不要な説明を省く
- 箇条書きは最大10項目まで
- 求められたときだけ詳しく説明する

内容は、自分の好みに合わせて記述してください。

設定の反映

おそらく、VSCodeでGitHub Copilotを使う場合はVSCodeの再起動、GitHub Copilot CLIを使っている場合はGitHub Copilot CLIの開き直しが必要なのでは無いかと思います。

コマンドで設定する方法

上の方法で設定したファイルは以下に作られていましたので、コマンドで設定する場合は次のパスに書けば良きに計らってくれるようです。 Windowsの場合はパスが違うと思います。たぶんVS Code profileに書かれていると思うので、そちらを参照してください。

% ls ~/.copilot/instructions/
copilot-instructions.md

設定後の確認

設定後、たとえば次のようなことをCopilot Chatに入力してみると、設定がなんとなく反映されているか確認できると思います。 Chatの入力欄の下に「Default Approvals」と表示されている項目があると思います。 「Bypass」になっていなければ、想定通り動くはずです。

  • Reactの設計方針を説明して
  • API設計の注意点を教えて

ちなみにGitHub Copilot CLIを使うと、こんな感じで表示されました。 Environment loaded: 1 custom instructionというところで読み取っているようです。

● 💡 No copilot instructions found. Run /init to generate a copilot-instructions.md file for this project.

● Environment loaded: 1 custom instruction, 1 MCP server

❯ Reactの設計方針を説明して

● Reactの設計方針は「UIをコンポーネント単位で分割し、状態管理と再利用性を重視する」ことです。

   - UIを小さな部品(コンポーネント)に分割
   - データの流れは基本的に一方向(親→子)
   - 状態(state)とプロパティ(props)でデータ管理
   - 仮想DOMによる効率的な描画
   - 宣言的UI(状態に応じてUIを記述)
   - 再利用性・保守性の向上を重視

  必要なら各項目を詳しく説明できます。

良い感じですね。 AIに質問を飛ばすときの回答がどばーって出てくると私は混乱してしまうので、あえて減らしてみました。

この設定はapplyTo: "**"と指定しているため、すべてのプロジェクトでデフォルトで読み込まれてしまいます。 たとえばVSCodeで新しいプロジェクトを作成して、アプリ開発中にGitHub Copilotを使った場合もこの設定が読み込まれます。

ちなみにこのプロジェクトでは特定の定義を読まないといった設定についても、冒頭で貼ったドキュメントに書かれています。もう一度URLを貼るとこれです。

GitHub Copilotは名前からGitHubを使っていない場合使えないだとか、コード開発関係でしか使えないと思われがちですが、別にそんな制限は無く利用できます。たとえばこんな感じで。この場合も、先ほど設定した条件にマッチした方法で回答を得られます。

% copilot -p "今日と明日の渋谷区の天気は" --allow-all-urls --model gpt-4.1
● Web Search 2026年3月26日と27日の東京都渋谷区の天気予報
  └ {"type":"text","text":{"value":"2026年3月26日と27日の東京都渋谷区の天気予報は次の通りです。\n\n
    【3月26日(...

2026年3月26日(木)の渋谷区は「雨のち曇り」、気温は11~13℃、降水確率は高めです。傘を持参し、洗濯物は部屋干し推奨です。
3月27日(金)は「曇りのち晴れ一時曇り」、気温は11~16℃で前日より暖かくなります。花粉も多い予報なので対策もご注意ください。
詳細は各天気サイトもご参照ください(例: Yahoo!天気、tenki.jp、気象庁)【参考: Yahoo!天気, tenki.jp, 気象庁】。

Total usage est:        0 Premium requests
API time spent:         1m 2s
Total session time:     1m 13s
Total code changes:     +0 -0
Breakdown by AI model:
 gpt-4.1                  30.3k in, 196 out, 14.5k cached (Est. 0 Premium requests)

プログラマティックモードでCopilotを使う場合、処理が終わるとメトリック情報を出力してCopilotを終了します。

暇なので、簡単なじゃんけんゲームを実装してもらいましょう。ゲームの実装は指定するモデルによって変わってきます。モデルを色々使い分けてみることができるのが、GitHub Copilotのメリットだと思います。

$ copilot -p "じゃんけんゲームを実装してください。ファイルはgame.pyとして保存してください" --model gpt-5-mini --add-dir ~/working/code/sample --allow-all-tools
Creating game.py and a short plan.md. This implements a simple interactive janken (rock-paper-scissors) CLI that loops until the user quits, making it easy to run and test locally. Running the created file with python3 starts the game. Now creating the files.

● Create plan.md +9
  └ ~/.copilot/session-state/a4993fdc-e8a4-405d-9ffe-d1daeedb4bec/plan.md

● Create game.py +63

完了しました。game.py を作成しました。

使い方:
- ターミナルでプロジェクトディレクトリに移動して: python3 game.py
- 入力: 0=グー, 1=チョキ, 2=パー, q=終了

Total usage est:        0 Premium requests
API time spent:         23s
Total session time:     26s
Total code changes:     +72 -0
Breakdown by AI model:
 gpt-5-mini               32.0k in, 3.0k out, 3.1k cached (Est. 0 Premium requests)
 
% python3.12 game.py
じゃんけんゲームへようこそ! 数字で入力してください。Ctrl-Cで終了できます。
手を選んでください: 0=グー,1=チョキ,2=パー, q=終了 > 0
あなた: グー  コンピュータ: チョキ
あなたの勝ち!
スコア - 勝ち: 1  負け: 0  引き分け: 0

手を選んでください: 0=グー,1=チョキ,2=パー, q=終了 > 0
...
手を選んでください: 0=グー,1=チョキ,2=パー, q=終了 > q

ゲームを終了します。最終スコア:
勝ち: 2  負け: 7  引き分け: 3

あまり仕様を細かく定義しなかったので、CLIで操作できる標準ライブラリーだけを使ったコードが生成されました。Python3がインストールされていれば動くようなコードでした。

GitHub Copilot CLIは便利ですが、それなりの規模のアプリを作るのであればVSCodeを使ったほうが良いのかも? とはいえ、GitHub Copilot CLIは本当に便利です。割と早いうちから日本語入力の問題も解決していましたし。

それではまた。




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