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概要
以下、自分用のメモです。
今回から複数回に渡って cgo についてメモしていこうと思います。
cgo は、文字通りGoからCにアクセスすることが出来るようになるものなのですが、とても便利な反面、結構クセが強いのでメモでも残しておかないとすぐ頭から消えてしまいそうだなって思いました。
Cgo is not Go
という格言があったりするので、Go界隈で標準で推奨されていない技術かもしれません。が、実務ではC言語で作成されたライブラリなどは山のようにあります。んで、プロジェクトの方針でGoで作り直すことも出来ない場合も多々あります。そのような場合に非常に便利です。
これからのサンプルは以下のリポジトリにアップしてありますので、良ければご参考ください。
今回は cgo で利用するコンパイラを変更する方法について。
といっても大したことなくて、やり方は環境変数 CC を指定するだけです。
サンプル
今回はソースファイルはcgo使っていれば何でも良いので割愛します。
cgoにて利用するコンパイラを変更するには環境変数 CC で設定します。
cgoヘッダで対応しているのは CFLAGS, CPPFLAGS, CXXFLAGS, FFLAGS と LDFLAGS です (Using cgo with the go command)
なので、cgoヘッダで
/* #cgo CC: clang */ import "C"
ってしても認識してもらえません。
以下のように環境変数を調整してビルドします。
$ CC=gcc go run main.go $ CC=clang go run main.go
ちゃんと指定されているかどうかは、go build -x した際に出力される結果の -extld=xxx の部分を見ると分かります。
$ CC=clang go run -x main.go 2>&1 | grep -o '\-extld=[^ ]*' -extld=clang
実行すると、以下のようになります。
$ task task: [default] CC=gcc go run -x main.go 2>gcc.txt helloworld task: [default] CC=clang go run -x main.go 2>clang.txt helloworld task: [default] grep -o '\-extld=[^ ]*' *.txt clang.txt:-extld=clang gcc.txt:-extld=gcc
ちゃんと指定したコンパイラが適用されていますね。
参考情報
- C? Go? Cgo!
- Go Wiki: cgo
- cmd/cgo
- runtime/cgo
- cgoを使ったCとGoのリンクの裏側 (1)
- cgoを使ったCとGoのリンクの裏側 (2)
- ebitengine/purego
- JupiterRider/ffi
Goのおすすめ書籍
過去の記事については、以下のページからご参照下さい。
サンプルコードは、以下の場所で公開しています。