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出遅れおじさんです。
2月24日、ロシアがウクライナに侵攻して3年になりました。
選挙前の公約通り、トランプ大統領は早速ロシアとダイレクトに交渉を始めようとしており、当事者のウクライナ抜きの停戦交渉に批判が上がっています。
国内で報道されるとおりの発言なら、所謂「ロシアンナラティブ」に踊らされているようにしか見えません。
「トランプ大統領がロシアに迎合?」
あり得ません。
日本のマスコミ報道については真に受けない方が良いのではと思っています。
ロシアを交渉の場に引きずり出し、ヨーロッパにも戦後の安全保障に責任を持たせ、アメリカの利得を最大にするための「高めの球」以外の何者でもありません。
(多少の願望は否定しませんが
また、確かに欧州諸国も安価なロシア産天然ガスが脱炭素で世界をリードする大事な源泉ですので、ロシアに対峙する姿勢の腰が引けていたのも事実です。
トランプ大統領が狙っているのはウクライナ国土の希少鉱物資源権益です。
しかもそれらは現在ロシアが占領しているウクライナ南東部4州に多く分布しており、その地域の安定確保が最大の前提条件です。
ただ警戒すべきは、2月20日放送のニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy Up」
に出演の地政学・戦略学者の奥山真司氏が指摘していましたように、これが「グランドバーゲニング」に終わりかねないリスクはあります。
「グランドバーゲニング」とは第二次世界大戦の終結のための「ヤルタ(まさにクリミア半島!!)会談」で、米・英・ソの三国で終戦後の大まかな骨組みが決められたように、大国間の利害調整のために当事者が蔑ろにされかねない状況を言います。
余談ですが、ヤルタ会談でソ連の対日参戦を暗黙の内に容認したとも言われており、日本人にとっては腹立たしい限りですし、列強5ヶ国の「拒否権付き」の国連の枠組みをこの会談で決めており、皮肉にも今日の国連の機能不全を引き起こました。
アフリカや中東の国境線が定規で引かれたようにまっすぐなのも大国間の線引きの結果です。
「グランドバーゲニング」に終わらせないためには、しっかりと舵取りをするリーダーが必要なのですが、トランプ大統領の最大・最良の調教師であった故安倍晋三元総理大臣亡き今・・・
マクロン仏大統領は直接会談で多少軌道修正はさせたようですが。
武力で国境線を変更するという状況を是認することはあってはなりません。

栄光あれ
有り難うございました。