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出遅れおじさんです。
【おことわり】
「モーサテ日記」は以前モーサテのキャスターをされていた佐々木明子さんの日経マネー誌の連載タイトルです。佐々木明子さんがWBSに移動されて連載タイトルが変わりましたので勝手にパクっています。
本日(1月18日)のモーサテ「プロの眼」のゲストは双日総研の吉崎達彦氏で、テーマは「JRAの売上げから見る消費」でした。
吉崎氏が提示したJRAの売上げ推移は下の写真の通りで、1997年がピークでその後ダラダラと減少し、2011年がボトム。
2011年以降再び漸増傾向となったとのこと。

講演等でこのグラフを提示すると、小売りに関わる多くの方が各業界とも同じだと賛同されたそうです。
2008~2009年がリーマンショック、2011年に東日本大震災と「消費」が萎む空気しか有りませんでしたが、1997年以降の減少を吉崎氏は下の写真を提示、生産年齢人口の減少によって消費意欲が落ち込んだものと説明しました。

最初のグラフに競馬への総参加人数を加えたグラフも示し、参加人員自体は変わらないのに、売上げが落ちているのは「懐具合のせい」と言う事でした。

私は競馬は全くの素人なので、吉崎氏の言う
・ディープインパクト等のスターホースの出現は売上げに寄与しない
・「ダービースタリオン」「馬娘」(ゲームにも詳しくないのでタイトルの正確性は保証の限りではありません)等の競馬ファンの裾野拡大も売上げ回復に寄与
と言う話題には素直に頷かされました。
MCの相内優香さんが、2012年以降の上昇は「アベノミクスの影響?」と話を振られた吉崎氏のコメントは驚愕でした。
「そう言うと美しい話になる。」
と、一言のもとに否定し、
「これも人口問題で説明が付く」
と解説しました。
吉崎氏の解説では、
「雇用者数の増加が始まったのは2012年。生産年齢人口は減っているので、慢性的な人手不足になった」
と言うことでした。
「オーイ! 吉崎サーン!!」
雇用者数が増えたのが「アベノミクスの効果」じゃないンカイ??
第二次安倍政権発足以降の求人倍率の増加を、生産年齢人口の減少と紐付ける人を久しぶりに見ました。
国会質疑等で野党に転落した民主党の皆さんが求人倍率向上というアベノミクスの一番手っ取り早い効果を否定したくて無理矢理ひねり出したロジックだと思っていました。
こういう言い方は大変申し訳ないですが、当時の民主党に入れ知恵したエコノミストがいると思っていたら、吉崎さんでしたか。
(何の根拠もありませんので、外れていたら撤回します)
そもそも吉崎氏の説明では「何故雇用者数が増えたのか」全く説明になっていません。
「金融緩和」→「物価上昇」→「雇用増大」
というのはマクロ経済学の基本では無いですか?
アベノミクスの成果を認めたくない方は未だ多いようです.
有り難うございました。