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谷村新司 冬に聴くべきアルバム 「黒い鷲」(1977年)

 

こんにちは、暖淡堂です。

谷村新司さんが生前に発表されたアルバム、時々聴き直しています。

どれもいい作品ばかりですね。

その中でも特に冬に聴くといいアルバムを考えてみました。

 

今回紹介するのは「黒い鷲」。

1977年に発表されたアルバム。

1977年といえば、アリスの大ヒット曲「冬の稲妻」が発表された年でもあります。

この後「涙の誓い」、「ジョニーの子守唄」、「チャンピオン」などと続き、アリスの名を不動のものにした、その初めの時期。

アリスのアルバムでいえば、アリスⅥの頃になります。

 

「黒い鷲」は、アリスⅥと並行して制作されていたものと考えられます。

この2枚を比べるようにして聴いてみると、アリスⅥは力強く、陽であり、これから昇り始める勢いを感じます。

一方の「黒い鷲」は、太陽を目指して昇り詰めた鷲に襲いかかる運命を歌っている曲から始まっていて。

アリスというグループや、自分自身に起こるだろう変化が意識されているようです。

 

谷村新司さんの曲には、人生の下り坂の頃を題材にしたものが多いですね。

それを、落ち着いた視線で見つめている歌詞の曲がたくさんあります。

 

特に、これからビックネームに上り詰める「アリス」を見つめながら作成された「黒い鷲」に、そんな曲が入っているのが、谷村新司さんの人生観のをよく表していると思います。

 

谷村新司「黒い鷲」(1977年)

1    黒い鷲

自由を求めて高く飛び、力尽きても夢を捨てない孤独な鷲に自らを投影した壮大なバラード。
2    狙撃者-スナイパー

ステージに立つ歌手を「狙われる者」に例え、極限の緊張感と宿命を歌ったハードな名曲。
3    冬の嵐

華やかなライトの裏側にあるスターの孤独と、時代の移ろいの冷酷さを描いた寂寥感溢れる一曲。
4    バイ・バイ

別れを予感しながらも明るく振る舞う、都会的で少し切ない男と女の風景を描いています。
5    琥珀の夢   

過ぎ去った日々や愛を琥珀の中に閉じ込めたような、静かで幻想的な雰囲気を持つナンバー。
6    シェナンドー河に捧ぐ

アメリカ民謡「シェナンドー」をモチーフに、悠久の時の流れと人生の旅路を重ねた大作。
7    口笛が聞こえる町

異郷の地を彷徨うような哀愁漂うメロディが印象的な、谷村流フォークの真骨頂。
8    男鹿の子守唄

秋田県男鹿地方を舞台にした、土着的でどこか懐かしく、温かい母性を感じる楽曲。
9    1977年“冬” 

アルバムの締めくくりとして、制作当時の空気感と自身の決意を刻み込んだドキュメンタリー的長編。

Gemini作成

 

 

アルバム「黒い鷲」から、3曲。

ライブで演奏されることの多くなった「狙撃手-スナイパー」。

アリスⅥの1曲目の「つむじ風」とメドレー形式で演奏されたりしていました。

ライブとは雰囲気が違います。

こちらは、ぐっと大人な雰囲気の曲になっています。

 


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2曲目は「冬の嵐」。

シャンソンをあまり知らないのですが、この曲はシャンソンぽいようで。

この頃、「金子 由香利」さんの曲を意識されていたと、何かで読んだような記憶があります。

この曲の歌詞、まるで谷村新司さん自身の一生を歌っているようで。

それを当時30歳前後の谷村さんが書いているというのに驚きます。

 


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3曲目は「口笛が聞こえる町」。

冬の港町のイメージです。

北国で暮らしていたので、この曲で歌われているような冬の港町のイメージはすぐに浮かんできました。

当時のアリスは堀内孝雄さんが体調を崩された後、谷村新司さんも体調不良で休養ととられたりしていました。

その前後は精力的にライブで全国を駆け回っていて。

そんな慌ただしい移動の日々に目にした風景を、体調不良で動けなくなった日々に思い出しているような、そんな曲なのかな、とも思ったりしたものです。

 


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*☺☺☺☺☺*

 

 

 

谷村新司 冬に聴くべきアルバム 「黒い鷲」(1977年)

 

気がつけば、もう50年近く前の作品なのですね。それでも、どの曲もよく覚えています。初めて聴いた時に感じたことも、思い出せるようです。

 

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