こんにちは、暖淡堂です。
ちょっとだけ早く、年末年始のお休みに入りました。
この時期、電車の中の人混みがフワッと解消されて、乗っている人たちの表情もなんだかのんびりとした感じになって。
まだまだ忙しいのでしょうけど、それでも、この一年で片付けたことを思い出すと、ちょっと落ち着くのでしょうか。
僕は一年で、この時期が一番好きです。
で、今年最後の通勤日に読み終えた本が「天に還る舟」、島田荘司さんと小島正樹さんの共著になります。
小島正樹さんは、島田荘司さんに師事した人とカバーに書かれています。
そのためか、共著ではありますが、全体としてとても統一感のある文章になっています。
そうではありますが、おそらくこの部分は島田荘司さんの手によるものだろうなというところも確かにありますが。
面白かったです。
久しぶりに、以前ハマった本格ミステリーの作品を読んだ感じです。
主人公は、島田荘司さんファンであればご存知の、「火刑都市」の中村刑事。
妻の実家のある秩父市に帰省している間に、事件と遭遇します。
全体は小島正樹さんが書かれたのでしょうか。
これまでの多くの島田荘司作品へのオマージュがてんこ盛りと言ってもいいくらいです。
「占星術殺人事件」や「斜め屋敷の犯罪」など、いくつもあげられると思います。
島田荘司作品ファンであれば、終盤に、オッと声を出してしまいそうな人物も登場します。
それもまた楽しみな作品です。
年末年始、ちょっと時間ができた時など、この本を手に取ってみられてはいかがでしょうか。
作品で描かれるのが、ちょうど年末頃の長瀞のあたりです。
「天に還る舟」 島田荘司・小島正樹 あの人物も登場

