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坑 道
「私」の部屋の地下を
灰色に膨れ上がった男たちが
掘り続けている
硬い地層には
肉が剥がれ落ち
骨だけになった指を突き立て
柔らかな腐葉土を
歯の抜け落ちた
口いっぱいに詰め込みながら
少しずつ、少しずつ
あの北の駅に向かって
あの霧に包まれた山で
黄色い蒸気を噴き上げるまで
坑道を延ばし続けている
その
不穏な反響
*****
眠れない夜に聞く、遠ざかる列車の音。

dantandho

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