夕刊フジが1月31日の発行号をもって休刊。
買わなくなって久しいですが、最後くらいはと買いました。
夕刊フジは父親が買っていたのでよく読んでいました。
特に1980年代はじめのころの紙面が充実していました。
今でも覚えているのが、赤川次郎さんの連載小説の「裏口は開いていますか」とつかこうへいさんのエッセイの「つかへい犯科帳」。
当時人気絶頂の二人ですから、当然読みました。
「裏口は開いていますか」は家庭内のトラブルを扱うテーマですが、いかにも赤川次郎という作品。
テンポもよくて、次の日の展開が楽しみでした。
「つかへい犯科帳」はエッセイでありながら、当時の時事ネタをつかさんなりの解釈もしていて、そういう見方もあるかと勉強になったもの。
1980年代のお正月はラグビーが大人気。
でも、外国とやるようになると小さい日本人では歯が立たないから人気が落ちる、国内で釜石だ早稲田だやってた方がいいという主張は、数年後に現実になります。
他にも大御所といわれているような作家さんがよく連載していたものです。
そんな読み応えのあった紙面もいつしか極端な主張が目につくようになり、そのせいかどうか人気が急降下。
ついにこの日を迎えたわけですが。
最後の紙面を読んでみると、よくある過去からの紙面を振り返りとかはなく、おそらく通常の紙面そのもの。
いつも読んでいる読者にはよかったかも。
キオスクも地下鉄の駅構内の売店も軒並み廃止。
新聞売っている場所もめっきり少なくなりました。
東スポとゲンダイはもう少しがんばってほしいけど。