20年ほど前の育児日記の転載作業を、少しずつ再開している。
いま転載しているのは、2005年、長女さんが8歳、息子が七歳、末っ子が生後6ヶ月ごろの記事だ。
連日のパニック、お互いに意思の疎通の困難な状況…
ごく稀に、息子の口から飛び出す言葉のかけらから、問題を見出そうと苦闘する日々だった。
息子の成長を喜びつつも、知的障害の重さと取っ組み合いをするばかりの日々だった。
長女さんは、まだ自閉症の診断は出ていなかったけど(当時誰も発達障害を疑っていなかった)、毎年長期入院する難病児で、通院の負担もなかなかのものだった。
そこに末っ子が爆誕したものだから、毎日が大戦争みたいなものだった。
その頃の私は42歳。亭主も同い年。
毎日長文の日記を書いていたけど、そのなかに、愚痴やため息はほとんど出てこない。
つらくなかったといえば嘘になる。
でも、つらくてどうしようとないと思ったことはなかった。
私にとっては、耐えられるレベルの負荷だったからだろう。
それに、毎日日記を書かずにはいられないほど、刺激的な日々ではあった。
2005年の記事から順に転載するつもりだったのに、うっかり間違えて2006年のものを転載していた。iPhoneのブラウザだけで作業をしているので、文字の小さい日付を見誤ってしまったようだ。
読み返してみると、当時のことを、驚くほど何も覚えていないことに気付かされる。
日記をつけていなければ、二度と思い返すことはなかっただろう。
買いていて、よかった。