逆境はチャンスと言いますが、
ピンチをしんどいこととしか認識していないと、
それはただの苦しい出来事で終わってしまいます。
逆境こそ、現実を直視し、
自分の今までの行動を振り返る絶好の機会なのだと思います。
前の記事の内容に戻るのですが、
心の病気になったり、人生が行き詰まると
面白いように人が離れていきます。
冷たい言い方をすると、相手から見て
「メリットがなくなった。一緒にいるとなんか疲れる」
ということで離れていくのでしょう。
私の場合はそれプラス、仲間とおもっていた人間から
滅茶苦茶責められました。
なぜなら、それまでの私はお恥ずかしながら、
今までのコンプレックスの裏返しから、
人に対して傲慢な振る舞いをしており、
なおかつそれが“正しい行為”と無意識に思い込んでいたからです。
私は中学生時代に結構強烈なイジメをうけており、
そこで認知が歪んしまったのか、
他人は敵であり、蹴落とさないとこちらがやられる。
そして“人に勝ってなんぼ”という思考の持ち主でした。
それが他人に対しての態度として出てしまっていたのでしょう。
当時大学生でしたが、
相当こじらせた嫌なマウント野郎だったと思います笑。
語弊があるかもしれませんが、
その責めた人というのは普段優しい人間で、
すごく後輩思いな人間です。
僕に対しては面倒くさい奴としか思っていなくて
まともに相手したくなかったんでしょうね。
そんなことも分からずに人が離れていく。
バカな私は「なんで、なんで」としかおもいませんでした。
時間がたち、初めて自分が他人にしてきたこと、
他人の立場にたって考えなかったことの
結果だということに気が付きました。
冷静に相手の長所を見て、相手の立場になって考える。
そして自分は何ができて何が不得意なのか分析する。
客観視ですね。
それが全くできませんでした。
当時の私は“他人に負けたくない”という変な敵対心や嫉妬心、
“こいつよりはマシだ”というような歪んだ自尊心という色眼鏡をかけていて、
世界をそういう風にしか捉えられませんでした。
病気を治す過程で感情をわきに置くという訓練をした結果、
初めて自分のやってきたことの愚かさに気が付きました。
今思っても極めてしんどい経験でしたが、
この経験が後に
“自分の人生を生きる”ためにすごく重要な過程になるとは当時思っていませんでした。
続く