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マネージャーとしてintegrityを意識する

id:konifar さんのこの記事を読んで、なんかわかるなー、と思った。

konifar-zatsu.hatenadiary.jp

"忘れてた"の例に限らず、人からの指摘に対して過度に敏感になって自分を守るための言葉を紡ぐようになる。

この「自分を守るための言葉」というのがとてもやっかいで、特にマネージャーがこれを多用するとメンバーからの信頼を一瞬で失う。このような言葉を使う人間に対して、なにを相談しようと思うだろうか。

マネージャーという仕事をしていると、メンバーに対して時に厳しいフィードバックを行う場面がある。このような場面では、言いづらいことを言う必要があるわけだが、ここでも「自分を守るための言葉」が頭をもたげてくる。本来率直に伝えるべきことを過剰なオブラートで包んだり、伝えるべきことを伝えずに自分が良い人であるための修辞を重ねてしまったりしてしまうのだ。

「1on1はマネージャーのお前が気持ちよくなる場ではない」という言葉にハッとしたことがある(なにかで読んだ記憶があるが、少し探したけど出典にたどり着けなかった)

このようなあれこれを考えた時に、ふと、ドラッカーがよく使う"integrity"という言葉を思い出した。多くの書籍では「真摯さ」と訳されている。

ドラッカーは「真摯さ」をマネージャーの最も重要な資質としてこう書いている。

真摯さは、とってつけるわけにはいかない。すでに身につけていなければならない。ごまかしがきかない。ともに働く者、特に部下に対しては、真摯であるかどうかは二、三週間でわかる。無知や無能、態度の悪さや頼りなさには、寛大たりうる。だが、真摯さの欠如は許さない。決して許さない。彼らはそのような者をマネジャーに選ぶことを許さない。

P F ドラッカー. マネジメント[エッセンシャル版] (p.173). ダイヤモンド社. Kindle 版.

仕事をするにあたって、真摯さや誠実さはとても重要だ。嘘をつかない。ごまかさない。率直である。約束を守る。といったことであろうか。

この真摯さは、昨今重視される「心理的安全」にも関わるのだろうと思う。 「心理的安全」は、衝突が存在しないということではない。自らの立場が脅かされない安全が保証されている状態で、激しい議論を同僚と戦わせることができるのが「心理的安全」な場だ。

ドラッカーも真摯さは決して愛想が良かったり人当たりが良かったりするマネージャーのことを言うのではない、と書いている。

最近は、愛想よくすること、人を助けること、人づきあいをよくすることが、マネジャーの資質として重視されている。そのようなことで十分なはずがない。 事実、うまくいっている組織には、必ず一人は、手をとって助けもせず、人づきあいもよくないボスがいる。この種のボスは、とっつきにくく気難しく、わがままなくせに、しばしば誰よりも多くの人を育てる。好かれている者よりも尊敬を集める。一流の仕事を要求し、自らにも要求する。

P F ドラッカー. マネジメント[エッセンシャル版] (p.153). ダイヤモンド社. Kindle 版.

とはいえ、わざわざ他人に嫌われることもないので、好かれようとする姿勢は悪いことではない。メンバーと仲良く過ごしても構わないし、どちらかというと自分もそうありたい。

重要なのは、自分が常に真摯であるか、誠実であるか。

ぼくも人間なので、自分の身を守ったり、誠実でない態度をとってしまうことも時々あるが、決して忘れないようにしながら振る舞いを律していきたい。




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