駒込、西ヶ原散歩の続き。
西ヶ原から日光御成街道を北進すると飛鳥山公園が右手に見えてきます。
その前にあるこちらの飛鳥山前郵便局の郵便ポストは

今や一万円札で有名になった渋沢栄一です。

こちらの飛鳥山公園内の南エリアには渋沢資料館があります。この辺りはかつて渋沢家の邸宅の敷地だったところです。ということは飛鳥山公園は渋沢家の土地を公園にしたと思ったら少し違っていて、もともと飛鳥山公園があり、その隣接したエリアに栄一が別荘を建て、後に本宅になったそうです。その後、渋沢栄一顕彰事業の基金とするため敷地の2/3が売却され、そして飛鳥山公園を拡張したということだそうです。

こちらには明治以降の日本の経済基盤を作ったと言っても過言ではない渋沢栄一の縁の市が多数展示してあり、また偉人の歴史を学ぶことができます。

こちらは国指定重要文化財にもなっている青淵文庫。渋沢栄一80歳のときに竜門社から寄贈された書庫であり

また、接客の場として使われていたそうです。ステンドガラスの鮮やかだが落ち着いたデザインがいいですね。

こちらは晩香廬。77歳喜寿のお祝いで現清水建設から栄一に贈られた洋風茶室。

家具や照明などの調度品が当時のまま残っています。

この横には北区飛鳥山博物館。分類的には歴史博物館。この飛鳥山では旧石器時代の石器から縄文・弥生時代の集落や土器、古墳時代の円墳が発見されており、そのあたりの時代の企画展もよく催されているようです。

さらにその隣は紙の博物館。この飛鳥山の最寄り駅は王子駅。そう、ここは初代王子製紙(財閥解体前の日本製紙と現在の王子製紙の前身)発祥の地であり、日本の洋紙発祥の地であります。紙に関する歴史や産業に関する資料が展示されていますが、紙をテーマにしているのは世界的に珍しいみたいですね。

また、こちらの建物では渋沢栄一および北区に関するおみやげを販売しています。まぁ、いかにもベタな土産菓子やグッズが売っていますが。

とこちらの飛鳥山公園、博物館や重要文化財の建物もありますが普通の公園として近所の人たちに愛されています。複数の二段滑り台を備えた城を模した遊具の山。子供が小さいときここに来た時は飽きずに上っては滑ってを繰り返してましたね。

こちらのリアルな象の滑り台も子供心をそそります。

静態保存された機関車D51、通称デゴイチ。昭和の頃、SLといえばD51が有名だったが自分の近所で見かけるSLはC58とかでD51はちょっと憧れでしたね。



こちらは都電6000系の静態保存。幼児、特に男子にはパラダイスですね。

そして、この飛鳥山公園の目玉と言えば桜!
起源は暴れん坊将軍こと徳川吉宗。このころ、江戸の桜の名所と言えば上野の寛永寺近辺くらいだったが花見の時期は人が集まり過ぎて風紀的も良くなかったとか。そこで享保の改革の一環として整備したのがこちらの飛鳥山公園だそうで、将軍自らがここで花見をしてアピールしたとか。とは言ってもここを訪ねたときは10月末。花にはちょっとと思っていたら狂い咲きした一輪が。。。

ということで次回は春に訪ねたときの話です。(つづく)