富山県黒部散歩の続き。
黒部峡谷鉄道宇奈月駅からこちらのトロッコ電車に乗って出発。黒薙駅を目指します。

それにしても長い。どうやら客車は13両あるそうだ。一両の大きさは違うが11両の山手線より多いか。

客車は窓も壁もなく鎖のみ。スピードは速くないが結構高い所も走るのでスリル満点。

擁壁傍や

トンネルを疾走するのもスリルあり。ちょっとアミューズメントパークっぽいですね。

トンネルを抜けると黒部川をせき止めて作ったダム湖の宇奈月湖。
山の新緑に朱色の湖面橋が映えますね。

この奥にダムがあるのがわかりますね。

そして、この湖に城?

実はこれ発電所。

新柳河原発電所。1927年に作られた柳河原発電所が宇奈月ダム完成に伴い水没するため、新たに作った発電所。周りの景色との調和を考えヨーロッパの古城を思わせるようなデザインの建物にしたそうだ。なかなか粋ですね。

武骨な建物にならなくて本当良かったですね。

こちらの傍は柳橋駅ですが資材運搬用で一般客は利用できません。
ただし、ここですれ違う電車を見ることができます。

ここから先は黒部川の景色を眺めながらの電車旅。ちょっとだけ残雪残る山が顔をのぞかせているのもいいですね。それにしても緑、エメラルドグリーンの水面が美しいです。この色は鉄道会社のfacebookによると花崗岩と急峻な地形により波長の短い青の光が反射しやすいためだとか。

帰りのとき(13:00近く)はさらに濃いグリーンになってました。

この日は天気に恵まれて最高ですね。

時折、こんな景色も。

初夏、雪解け水が勢いよく流れています。
この辺りは豪雪地帯で険しい山。水力発電にはもってこいの場所ですね。

また、チラホラと吊り橋を見かけますが

かなり高いところにこんな細い橋。人いますが滅茶苦茶怖そうですね。

そんな感じで20分ちょっと。目的地の黒薙駅に到着。



駅と言っても無人駅。小さな待合室があるだけ。

改めて電気機関車を見るとこんな小さくてよく13両の客車をけん引するなと感心しますね。運転席も結構狭く

エアコンなくて扇風機とは。真夏はきつそうです。運転手に感謝。

この駅を出ると電車は谷底まで60mある後曳橋を渡り、さらに奥地へ。ちなみに去年訪問時は欅平駅までの全線開通してたのですが、2024年の今年は落石と東鐘釣山の大岩に亀裂が見つかった影響で猫又駅での折り返し運転だそうです。これは能登半島地震の影響でしょうかね。

この通行止めで今年から始まる予定だった黒部第四ダムまで繋がる黒部宇奈月キャニオンルートは延期になったみたいです。NHKのブラタモリでプレ体験の様子を放映したりして、一泊二日13万円という高額ツアーにも関わらず大人気だったようですが残念ですね。

こちらは二見取水堰堤へ向かう黒薙支線。発電所メンテ用の鉄道で一般利用はできません。以前は駅の許可をもらえば徒歩で行くことができたようですが、今は安全上の理由でNGだとか。ちょっと残念ですね。


(つづく)